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あなたのアイデア・考えを、
どんどん「オープン」していこう!
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日経に載った役立つ記事
こんにちは、
文章アドバイザーの
藤本研一です。
9月28日付の日本経済新聞に、こんな記事がありました。
リクルートワークス研究所副所長の
中尾隆一郎さんの記事です。
タイトルは
「オープンイノベーションに3つの壁」。
この記事、
とっても面白かったのです。
テーマは、
《なぜアメリカ・シリコンバレーの会社が
急成長を遂げているか》。
これが面白いんです。
シリコンバレーでは、
外部の連携を通じて
新事業の創出を目指す「オープンイノベーション」が
活発だ。例えば、シリコンバレーのデータサイエンティストは、
自社の最先端の分析結果を論文として
発表する。論文について専門家から指摘を受け、
レベルを高める。結果として、
最先端の知がオープンに循環する。
自社の研究成果を
どんどん論文に書いていくんです。
どんどん発表していくんです。
新技術を「オープン」に
発表することを推奨する風土があるのです。
それがシリコンバレーの強みだ、
と中尾さんは指摘します。
日本企業がクリエイティブでない理由。「3つの壁」とは?
一方、日本企業はシリコンバレーと違い、
「最先端の情報を外部に出さない」のです。
シリコンバレーと違い、
日本には「3つの壁」があり、
それが日本企業の成長を止めている、と言うのです。
日本企業の「3つの壁」とは?
「社内の壁」として、
《社外に情報を出すな》という壁があります。
また、
「量の壁」として、
《自社と関係ない専門家に会うな》
《勝手に専門家の人脈を作るな》という壁があります。
最後に
「質の壁」として、
「イノベーションを起こすための業界や職種、
バックグラウンドなどを超えた幅広い
ネットワークを持つこと」の壁があります。
この「3つの壁」を
乗り越えていくことで、
日本企業は成長していける!
中尾さんは主張しています。
まずは、社内の壁を乗り越え、
最先端の情報を外部に提供しようという
企業や企業に属する個人が増えないといけない。
そう述べています。
あなたも、情報を出していこう!
この中尾さんの指摘。
企業にかぎらず、
個人にも当てはまるように感じます。
例えば、あなたが仕事の上で
「これは大事な気づきだ!」
「このアイデア、いいんじゃないか!」
と思ったことがあったとします。
その考え・アイデアを、
独り占めせず、
ブログやFacebook、
口頭などでどんどん出していくんです。
「オープン」にしていくんです。
すると、
アイデア・考えに
他の人からさらなるアドバイスがもらえます。
「こういうことを考えているんなら、
〜〜さんを紹介するよ!」「〜〜をすれば、このアイデア、実現するよ!」
有意義なアドバイスをしてくれる人が
出てくるのです。
どんどん発想をオープンにしていく人には
情報が入ってくるのです。
周りからも、
「専門家」として
扱われるようになります。
私も、この「オープン」にするということ、
毎日ブログ&メルマガで実践しています。
これからはブログ&メルマガに加え、
「論文」も発表していこうと思います。
高校教員になる前は、
いちおう研究者の「はしくれ」でした。
だから、
研究者として、
いまの作文教室ゆうでの実践を
どんどん「オープン」にしていこうと思っています。
…というわけで、
あなたも、
あなたの考え・アイデア・気付きを
積極的に「オープン」にしていきませんか?
ブログでも
Facebookでも、
LineでもTwitterでも、
もっといえば口頭でも構いません。
「オープン」にしていけば行くほど、
あなたの「強み」が高まっていくはずです!
応援しています!
ではまた!
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