お客様・お世話になっている人に
62円で手書きハガキを出してみよう。
こんにちは、
文章アドバイザーの
藤本研一です。
ちょっと、
イメージしてみて下さい。
ある日、
あなたのもとにハガキが届きます。
先日お会いした方からのものです。
すべて手書きでこのように書いてありました。
「◯◯さま
先日、お時間を作ってくださり
ありがとうございます!またお話を伺いたいです」
こういうハガキが届くと
どうでしょう?
なぜか嬉しくなりませんか?
文面はある意味、
「たいしたことない」ものです。
でも、
この内容がハガキで、
しかも手書きで送られてきていると
なぜか嬉しく感じてしまいます。
おそらくその理由は3点あるでしょう。
▼理由1)手書きの味わいがあるから▼
いま、私たちが日々目にする情報の
「9割」は活字です。
いまブログを見ている
スマホやPCの画面も活字です。
報告書や書籍・新聞も活字です。
届く手紙も大体は印刷です。
だからこそ、
手書きの文字を見ることで
「ちょっと違うな」
「なんか温かみがあるな」
という思いになるのです。
▼理由2)コストがかかっているから▼
SNSを使うと、
お礼のメッセージなんて
「一瞬」で出せます。
時間はほぼゼロです。
その上、お金も
全くかかりません。
でも、
ハガキの場合は違います。
まず、1枚のはがきを書くのには
10分程度かかります。
ウラ面でメッセージを書いたあと、
オモテ面に相手の住所を手書きします。
住所を覚えていなければ
アドレス帳をめくって写していくのです。
手間がかかります。
その上、お金もかかります。
いま、ハガキ一枚って
62円もするのです。
(なお、封筒に入れた一筆箋を送るなら
82円です。
ハガキよりかかります)
時間もお金もかかるのが
ハガキです。
でも
これだけの手間とコストが
かかっていることを、
受け手にイメージしてもらえます。
これだけの手間とコストをかけてまで、
自分にハガキを出してくれた。
その想像が
ハガキを受け取る「嬉しさ」に
つながるのです。
▼理由3)量産ができないから▼
FacebookやTwitterなどの
SNSの場合、
カンタンに「コピペ」でメッセージを
送ることができます。
メールでも、
「コピペ」でメッセージを送ることができます。
名刺交換会の後も、
パソコンの前で
「お名刺拝受しました。
ありがとうございました」
と書き、延々とコピペしていけます。
でも、手書きハガキは
まさに1枚ずつ手間をかけなければ
送ることができません。
SNSやメールで
送られたメッセージの場合、
どうしても「コピペ疑惑」が残ります。
手書きハガキの場合は
本当に自分のためにメッセージを書いてくれた
感覚が伝わるのです。
このように、
手書きの味わいがあり、
コストもかかっていて、
なおかつ量産ができないからこそ、
ハガキが来ると嬉しいのです。
たとえありきたりな文章でも、
喜んでもらえるのです。
◆第2回 ビジネスハガキ&一筆箋講座、開催!
11/10、作文教室ゆう主催で
ビジネスハガキ&一筆箋講義を開催しています。
その中でも、
手書きハガキの魅力とその威力を
参加者の方にお伝えしました。
実際に演習で書いていただきました。
「楽しかったです!」
「いつも考えていないところを
考えることができてよかったです」
と言っていただくことができました!
ネットの時代になればなるほど、
手書きハガキをもらう「嬉しさ」は
より高まっています。
自分のお客様やお世話になっている人に
手書きハガキを出してみる。
このことがあなたの評価を高めること・
あなたのファンを増やすことにつながるのです。
ご受講いただいた皆様、
ありがとうございます!
ぜひ今日の内容を活かしていってみて下さいね!
◆キャッチコピー講座も開催!
なお、
今回の「ビジネスハガキ&一筆箋講座」では
前半部分に「ビジネスハガキ&一筆箋の書き方」講座、
後半部分に「キャッチコピー」講座を行いました。
この2つには、
共通点があります。
それはどちらも
「読み手の心を響かせる」
ということです。
ハガキもキャッチコピーも、
相手の心を響かせるため・
動かすために書くものです。
両方を学ぶことで
相手に響く文章を書くことができるようになるのです。
おかげさまで、
とても好評でした!
☆ビジネスハガキ&一筆箋講座の
お申込み・詳細はこちらからどうぞ!
http://nomad-edu.main.jp/www.school-edu.net/post_lp/hagaki
ではまた!
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