作文の書き方㊹気持ちを表すには風景を書け!

映画は好きですか?

私は大好きです。
帯広駅前の映画館「シネマ太陽帯広」は私の行きつけです。

レイトショーも好きでよく行きます。
たまに「自分しかいない」上映会があります。

「自分がシネマ太陽帯広を支えているんだなあ」と思うこともしばしばです。

 

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さて。
誰しも好きな映画を持っていることと思います。

人によっては『ショーシャンクの空に』や『ゴッドファーザー』(いずれも、「映画通」がよくいう映画です)などの名作をあげるかもしれません。

宮崎アニメや家族もの、チャップリン映画などなど、映画の好みは様々ですね。

 

なんでもいいので、好きな映画を思い返してみてください。

そして、どんな風景が入っていたかを思い出してください。

アクション映画でしたら、どこでカーチェイスがあったでしょうか。
街なかでしょうか。
それとも高速道路でしょうか。

そのときの天候はどうだったでしょうか。
晴れていましたか。
雨でしたか。

 

映画には無駄なシーンは(基本的には)ありません。
通常、たくさん映像を撮り、不必要な部分をカットしていきます。

フィルムを繋ぎ変えます。
効果音を追加します。
場合によっては再度シーンを撮影します。

映画はたくさんのシーンを組み合わせ、一つの作品としているものです。

無駄なシーンが無い以上、「なぜそのシーンを入れたか」考えてみるといいでしょう。

特に風景のシーンは本来なくていいものです。
人物ではないのですから。

でも、そこにあえて風景シーンが入っている。

 

なぜでしょうか。

 

 

それは風景に登場人物の感情を表現させているからです。

肩をすぼませ、ポケットに手を入れて歩く主人公。
背中にカメラをあて、裏街を通るシーンを通って行く。

そんなシーンを見たことはないでしょうか。

その場合、主人公の感情はどういうものでしょうか。

 

 

「すごくハッピー!」と思う人はいないはずです。

大体は「落ち込んでいる」「考え事をしている」「思い悩んでいる」という感情になるはずです。

 

風景シーンだけで感情を伝えられるのです。
もし登場人物がセリフで「俺は落ち込んでいる」といった場合、どうなるでしょう。

興ざめです。
安っぽく感じてしまいます。

 

映画では、風景シーンを入れることで登場人物の感情を表しています。

これは作文でも同じです。

 

自分が体験したことを書く場合も、風景シーンを入れると勝手に感情が伝わります。

僕の1泊2日の自転車の旅はこれで終わった。
帰り道、パンクした自転車を押して河原を通った。
夕焼けがやけに輝いていた。

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基本的には体験系の作文のラストに書くことが多いテクニックですね。

やりすぎると、「クサい」作文になるのでアッサリ使うのがポイントです。

 

ぜひやってみてくださいね!

 


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