ついつい使う「という」「こと」をカットする!読みやすい文章を書く際のポイント

藤本研一

Digest!
文章でついつい多用しがちな「という」と「こと」。
これ、なくても意味が通じるなら
カットしてしまったほうがいいです。

余計な要素を削ることで
スッキリ伝わりやすい文章になりますよ!

ついつい使う、「という」「こと」

文章を書く時、
ついつい使い過ぎてしまう言葉があります。

それが
「という」と「こと」です。

「という」「こと」の多様は回りくどい!

次の文章を読んでみてください。


1) 私が好きなことは人前で歌うということだ。
私がこのことを好きになったのは
小学生の頃の合唱コンクールがきっかけである。

2)勉強するということはつらい反面
楽しいところもある。
やりがいも大きい。

3)営業という仕事の醍醐味は
人の話を聞き
その人に価値を提供できるということだ。

4)私が皆さんに伝えたいことは
信じるということは力になるということだ。

ざっと例を出してみました。

私たちは無意識で「という」「こと」を多用しています。

でも、本当はこれらって
カットできるケースが極めて多いのです。

ムダな「という」「こと」を削ってみると。

先程の例からムダな
「という」「こと」を削ってみましょう。


1)’ 私が好きなのは人前で歌うことだ。
私がこれを好きになったのは
小学生の頃の合唱コンクールがきっかけである。

2)’勉強するのはつらい反面
楽しいところもある。
やりがいも大きい。

3)’営業の仕事の醍醐味は
人の話を聞き
その人に価値を提供できることだ。

4)’私が皆さんに伝えたいのは
信じることは力になるということだ。

いかがでしょうか?


先程に比べてスッキリした印象になったのではないでしょうか?


1)の「 私が好きなことは人前で歌うということだ」を見ると
「歌うということ」の「という」はカットしても意味が通じます。

「歌うことだ」とまとめてしまったほうが
読みやすくなります。

また、4)の
「信じるということは力になるということだ」は
「という」が2度出てきてクドい印象があります。

似たような言い回しがたくさん出てくると
読む気が失せてしまいます。


なので前半の「信じるということ」の「という」を
カットしてみました。


後半の「力になるということだ」の「という」を
カットしても構わないのですが、
今回あえて「という」を残すことで
強調する意味合いが追加されたように思います。

今回のポイント


余計な「という」と「こと」を削る!
それがわかりやすい文章の秘訣!

余計な要素はカットする!

このあたりはクセや個性とも言えるのですが、
やたらと「という」と「こと」を使ってしまう方が
いらっしゃいます。

なくても意味が通じるなら
余計な要素をカットしたほうが
相手に伝わりやすくなります。





余計な要素を削り、
スッキリさせていきましょう!


ではまた!


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