北の縄文遺跡めぐりツアーから学んだこと。専門家から情熱をもらおう

遺跡めぐりバスツアーに参加!

 

こんにちは、
作文・論文アドバイザーの
藤本研一です。

ゴールデンウィークの
5/6は団体バスツアーに参加しました。

 

 

【北の縄文 静川遺跡と北黄金貝塚 日帰りツアー】
です。


北黄金貝塚

 

いまから6,000~2,000年前は
「縄文時代」と呼ばれています。

そんな縄文時代に生きていた人たちの
遺跡めぐりです。

 

苫小牧市の静川遺跡
伊達市の北黄金貝塚
洞爺湖町の入江高砂貝塚
めぐる旅です。

 

私は歴史の教員でもあるので、
(「高校地歴科 専修免許状」を持っています)
歴史や考古学の勉強はけっこう好きです。

 

 

好きなだけではなく、
こういうツアーに行くと
授業・講義の中で話すこともできます。

 

趣味と実益につながる
団体バスツアーなのです。

 

 

今回のツアーは
1人6,900円でした。

意外と、します。

 

 

値段を見て躊躇しましたが、
「考古学専門家による解説付き」
と聞いて申し込むことにしました。

 

 

 

結論的に言えば、
参加して良かったです。

 

実際の遺跡から出土したものを
触れることができました。

縄文人の生活に
思いを馳せることができました。

たくさんの学び・気付きがあったのです。

 

 

貝塚は「ゴミ箱」ではない!

 

今回のツアーで一番勉強になったのは
貝塚」とは何か、ということです。

 

 

歴史の教科書では
「貝塚」は縄文時代の
「ゴミ箱」として教わります。

 

 

家に住んでいるそばに穴を掘り、
食べ終えた貝や動物の骨、
壊れた道具をどんどん埋めていったもの。

 

「貝塚」は「ゴミ箱」なのだと
学習するのです。

 

 

「貝塚」からは
人間の骨も見つかります。

 

 

「死んだら、人はゴミ扱いされるのだろうか・・・」
そんなイメージを持っていました。

 

 

でも、今回のツアーで
「貝塚」は単なる「ゴミ箱」ではない
ことを知りました。

 

 

 

本当のところ、
「貝塚」は「お墓」だったのです。

 

 

 

縄文人は亡くなった人・動物を
葬る文化を持っていました。

 

 

現代人以上に、
「葬る」ことを重視していたのです。

 

 

食べた貝も動物も、
命をいただいた以上、
きちんの葬る。

 

そのための場所が「貝塚」だったのです。

 

 

自分たちが命をいただいた
貝や動物だけでなく、
使い終わった石器や釣り針なども
葬ろうとしました。

 

 

貝や骨だけでなく、
道具も「葬る」場所。
それが「貝塚」なのです。

 

 

「貝塚」から人間の骨が出てくるのも、
「葬る」流れから当然のこと。

 

 

逆に言えば、
人の命同様に、
食べ物や道具も
きちんと葬ろうとした。
その場所が「貝塚」だったのです。

 

 

 

「貝塚」は「ゴミ箱」どころか、
貝・動物・人間・道具の
「お墓」であった。

 

 

このことは
今回のツアーで1番
勉強になったことです。

 

 

縄文時代の人々の暮らしを知ると、
「人間とはどんな存在か」
学ぶことができます。

 

 

6,000年以上も前から、
人間は死んだ人を葬ってきたし、
貝や動物・道具も
大事に葬ってきた。

 

 

そのことから
現代人にはない視点を
学べるような気がするのです。

 

 

専門家に教わることのメリットとは?

 

 

今回のツアーは
「専門家による解説付き」でした。

 

 

非常にわかりやすく
解説してくださいました。

 

 

解説を聞くだけで、
1人6,900円の
元を取った気がします。

 

 

一人で遺跡に行くと、
遺跡の説明文を読むだけです。

 

 

一応、納得はします。

でも、「なるほど!」
「腑に落ちる!」という感じは
得にくいのです。

 

それに比べ、
専門家による解説を聞くと
いろんな例を交えて説明があります。

質問も行えます。

「専門家」なだけに、
「この遺跡のどこがすごいか」
丹念に説明してくれます。

 

そのため、
「専門家」による解説を聞くほうが
「なるほど! ああ、そうだったのか!」
「腑に落ちる!」
そんな感覚になりやすいのです。

 

 

専門家の話を聞くと、
他にもメリットがあります。

 

 

専門家にとっては、
自分がよく知っているテーマなので、
情熱的に・楽しそうに
話してくれます。

 

 

話を聞いていると自分も
「もっと知りたい」
と思ってくるのです。

 

 

これも専門家に教わることの
メリットでしょう。

 

 

単なる解説文や本・ネットなどでは
「楽しそうな」感じが伝わりません。

 

 

単なる情報です。

 

 

でも、
専門家が楽しそうに話すのを聞くと、
自分も何故か楽しくなるのです。

 

 

専門家の情熱が
自分にも伝わってくるのです。

 

 

ちょっとお金はかかりましたが、
自分一人で見学に行ったり、
本を読んだりするよりも
深い内容を知ることができました。
情熱や熱意も受け取ることができました。

 

 

これが専門家に学ぶことの
メリットでしょう。

 

 

私もこういう「メリット」を
提供できるよう、
ますます【作文】【論文】の
専門性を高めていこうと思います!

 

ではまた!


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