ゴールデンウィークに潜む「魔の手」とは?
こんにちは、
作文・論文アドバイザーの
藤本研一です。
ゴールデンウィークですね!
連休ということになると、
テンションが上がりますね!!
実は、ゴールデンウィークには
「魔の手」があることをご存知でしょうか?
私のように
「毎日365日ブログを書く!」
と決意している者にとって、
鬼門となるのが大型連休らしいです。
つい「休みモード」に入ってしまいます。
「あ、しまった、書き忘れた!!!」
そうなりがちです。
今日も、無事書けたので
安心ですね!
ワコールの看板
さて、ゴールデンウィーク中、
札幌駅の地下を歩いていると
こんな看板を見つけました↓
ワコールの下着を宣伝する
看板です。
「お近くの百貨店の
ワコールコーナーへ」
読んでいて、
「ん?」
と思ってしまいました。
「ちょっと、【の】が多いよね・・・」
ついつい、思ってしまいました。
「の」が2つ以上連続すると、
ちょっと違和感があるのです。
はっきり言うと
「バカ」に見えます。
幼く見えてしまうのです。
思い返してみると、
小学生の書く作文には
「の」が連発します。
悪い例)
ゴールデンウィークの思い出のうち
とても楽しかったのは、
お父さんの車で
田舎のおじいちゃんの家に行き、
庭のジンギスカンのパーティーをしたことです。
「の」が邪魔に感じます。
「うざさ」を感じてしまいます。
では、
「の」が連続する場合、
どう直せばいいでしょうか?
ポイントは2つあります。
ポイント1)「が」「で」「にて」を代わりに使う。
助詞「の」は
「が」の代わりにも使えます。
また、「で」や「にて」の代わりにも使えます。
だから、
書きかえてみましょう。
ポイント2)ムダな「の」を削る
「ジンギスカンのパーティー」ではなく、
「ジンギスカンパーティー」としても
意味が通じます。
ムダな「の」を削るといいのです。
この2つのポイントをもとに、
先ほどの悪い例を
書き直してみます。
悪い例を修正する)
ゴールデンウィークの思い出で
一番良かったのは
お父さんの車で
田舎のおじいちゃん家に行き、
庭でジンギスカンパーティーをしたことです。
少しスッキリしました。
根本的に直すには
文章の並びなども変えてみればいいでしょう。
さて、冒頭の
ワコール看板に戻ります。
先程のポイントをもとに
自分が書くなら、
こんな感じでしょうか。
「お近くの百貨店内
ワコールコーナーへ」
または
「お近くの百貨店
ワコールコーナーへ」
ちょっと読みやすくなりました!
長い文章だと
「の」が連続しても
違和感のないことがあります。
でも、
この看板のように
ひと言だけだと気になってしまうのです。
作文や論文を私が見ていて
けっこうよく直すのは「の」の
連続部分です。
あなたの文章は
いかがでしょうか?
確認してみてくださいね!!!
助詞「の」の使い方について
詳しくはこちらもご覧ください。
ではまた!
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