謙虚と卑屈って、何が違う?自分の中に「確固たるもの」を築こう!

札幌駅前!手軽に「国語力」アップ!
【日本語検定】6/10(土)実施!
申し込み好評受付中!(~5/8)

 

森信三先生に学ぶ!

 

こんにちは、
作文・論文アドバイザーの
藤本研一です。

 

3/29(水)、
作文教室ゆうにて
森信三『修身教授録』読書会を
開催しました!

 

通算7回目となる
読書会。

 

森信三という哲学者の
講義録を学ぶという会です。

 

 

人としての生き方。
「思い」の大切さ。
何のために仕事をするのか。

 

などなど、
森信三先生から
学び取れることはたくさんあります。

 

毎回の読書会の中で
改めて自分の塾のあり方・
仕事の仕方を考え直す時間となっています。

 

森信三『修身教授録』読書会については
こちらをご参照ください。
http://nomad-edu.main.jp/www.school-edu.net/morishinzou

 

今回の範囲は
『修身教授録』の
第30-35講。

 

203-247ページです。

 

謙虚(けんきょ)と卑屈(ひくつ)って、何が違う???

 

 

今回の範囲には
「謙遜と卑屈」
という章があります。

 

 

謙遜(謙虚)さと卑屈さ。

どちらも
「自分なんて全然ですよ」
という言い回しをします。

 

でも、
両者は大きく違います。

 

謙遜している人は
見ていて美しいです。

 

卑屈な人は
見ていて痛々しいです。

 

 

ではこの2つ、
どう違うのでしょうか?

 

 

森信三先生はこう言っています。

「そもそも真に謙遜ということは、
その人が内に確固たるものを持っていなくては
できないことではないかということであります。

言い換えれば、人は自ら信ずるところがあってこそ、
初めて真に謙遜にもなり得ると思うのです。」(204)

「すなわち自ら信ずるとは、
要するに、自己を取り失わぬということだからであります。

したがって、必要以上にヘコヘコするのは、
真の謙遜ではなくて卑屈でありますが、
卑屈とは結局、
自分が確立していないところから
起こる現象でしょう。」(206)

 

 

 

私は卑屈な人によく出会います。

 

名刺交換の際に
こういうセリフをよく聞きます↓

「へ〜、ご自分で塾をされているんですね!
いや〜、私なんてただ会社で長く働いている
 だけなんですよ〜」

 

名刺をよく見ると
結構上の役職が
書かれていることもあります。

本人としては
「謙虚」の現れなのですが、
聞いていてあまりいい思いがしません。

 

卑屈な感じが伝わるからです。

 

 

私としては、
気持ちよく・楽しく仕事している人と
知り合いになりたいと思っています。

 

イヤイヤ仕事をしていたり、
仕方なく仕事をしていたりする人とは
あまり話をしたいとは思いません。

 

おそらく多くの人が
そうなのではないでしょうか。

 

先程引用したセリフには、
あまり仕事を好きなオーラが
感じられません。

 

 

イヤイヤ感が
なんとなく伝わってきます。

 

もっとレベルが高い人は

 

「会社が行けっていうから
今日の交流会に参加したんですよ〜」

と、話してくる方もいらっしゃいます。

 

おそらく、

「私もそうなんですよ〜」

という同情を引き出すセリフなのですが、
聞いていてあまりいい気はしません。

 

 

いちばん気持ちいい名刺交換の際の
セリフは、

率直に
「すごいですね!」
「あなたの仕事について教えてください!」
という返答が返ってくるときです。

先程のセリフにあった
卑屈さがなくなっています。

 

相手への興味が伝わります。

 

 

つまり、
謙虚さと卑屈さの違いは
相手を認められるかどうか、
にあります。

 

卑屈な人は
「あなたはそうだけど
 自分は・・・」
と、評価基準が自分なのです。

 

けっきょく、
自分の話に持っていってしまっています。

 

でも、本当に大事なのは
相手への興味を持ち、
相手の話を聞くことです。

 

相手の話を聞くには、
実は自分自身への「自信」が
必要なのです。

 

自分の中で

「こういう思いを持って仕事をしている!」
「自分は前からこのことをしたいと思っていた!」
「この仕事で、社会に貢献する!」

こんな思いを持っているかどうか。

 

持っているならば
謙虚に振る舞えるはずです。

 

自分の生き方・仕事に自信がある。

だからこそ、
まわりを素直に見つめることが
できるのです。

 

 

内面に確固たるものを持つ。

これって、
大事なことですね!

 

自分の中に「確固たるもの」はありますか?

 

この「確固たるもの」には、
信念も当てはまります。

自信も当てはまります。

「何のために仕事をしているのか」
という思いも当てはまります。

 

別に難しいことではなくても、
「毎日、ブログ記事を書いています」
「毎日、ジョギングを15分しています」
「メールを貰ったら、その日のうちに返信しています」
こういう習慣も、
「確固たるもの」に
当てはまるのです。

 

 

私自身、
作文教室ゆうを設立したのは、

「書くことの楽しさを伝えたい!」

「書くことで人生が変わることを

 すべての人に伝えていきたい!」

こういう思いを
実現するためです。

 

ありがたいことに、
小中学生から
社会人の方まで、

学びに来てくださる塾になりました。

「書くのが楽しくなってきた!」

「どう書けばいいか分かってきた!」

という声を聴くと
とてもうれしい気持ちになります。

 

今日3/31(金)で
開業1期目が終了となり、

明日4/1(土)からは
開業2年目に入ります。

 

2年目も、
この思いを忘れず
取り組んでいきますね!!!

 

今日のまとめ

謙虚と卑屈は全く違う!
謙虚に振る舞うには
自分の中に「確固たるもの」を確立すること!

信念・思い・習慣を
自分の中に打ち立てよう!

 

森信三先生の本には
こういう「生き方のヒント」が
詰まっています。

 

次回の読書会の案内は
こちら。

Facebookイベント

 

5/2(火)10:00-12:00、
作文教室ゆうにて行ないます!

ご参加、お待ちしていますね!

 

 

ではまた!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【私・藤本が担当する講座のご案内です】

札幌商工会議所主催の
今日から使える!伝わるビジネス文書&メールの書き方
講座にて

講師を担当することになりました!

作文教室ゆうでの実践を元に、
「役立つ!」
「使える!」
技術を4回に分けてお伝えします!

【費用】
商工会議所会員 12,300円
一般      20,600円

社員研修として、
また自分の技術向上として、
ぜひ「使える!」ワザを
身につけてください!

お申込み・詳細はこちら!
今日から使える!伝わるビジネス文書&メールの書き方


☆メルマガ登録後1通目が届かない場合はこちらをご確認ください。
メールが届かない場合

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください