あなたのお子さんはゲームよりも楽しいものを経験したことがありますか?

小中学生の好きなもの「ゲーム」

 

 

こんにちは、
作文・論文アドバイザーの
藤本研一です。

作文教室ゆう/理数教室ゆうという
2つの塾を現在運営しています。

 

 

受講者には
社会人の方のほうが多いですが、

もちろん、小中学生・高校生も通っています。

 

 

 

小中学生の話を聞くと、
ちょっと気になることがあります。

 

「好きなものは何?」

入塾する生徒に
聞いています。

 

 

かなりの生徒は
「ゲーム」
と答えます。

 

 

「特にどのゲームが好き?」

 

と聞くと、

「スプラトゥーン」
という声がたいてい
返ってきます。

 

「スプラトゥーン」というゲーム。

 

どんなゲームか、
どんなルールかは
塾の生徒に教えてもらいました。

知識だけはあります。

 

 

話だけでゲームの内容も伝えられる
話力はたいしたものです。

 

 

 

スプラトゥーンについて
楽しそうにお話してくれるのが
印象的です。

 

 

 

でも。

 

 

出会う子・出会う子
みんなが「同じ」ゲームが好き。

 

 

そんなことは
本来ありえないはずです。

 

 

たとえば、
「サッカーが好き」と言う子がいるなら
「野球が好き」と言う子も当然いるはずです。

 

「ピアノが好き」と言う子も
「ギターが好き」という子もいるはずなのです。

 

 

 

でも、そうではない。

 

ゲームが好きで、
なおかつスプラトゥーンが大好き。

 

そこで、ふと気づきました。

「ゲームが好き」という人は
ゲーム以外に本当に楽しいものに
出会っていない
だけなのではないか。

 

たまたま、
「ゲーム」しか
やったことがないから、
「ゲーム」が好きだと
「思っている」だけなのではないか。

 

 

そう思うのです。

 

「ゲーム」以外に楽しいことを知らない子どもたち

 

 

当然ですが、
やったこともないことが
好きになることはありません。

 

 

その子が「ゲーム」しかしたことがない。

 

だから「自分はゲームが好き」と
思っているだけなのです。

 

 

高校の教員をしていたときもそうでした。

その時はモンハン(モンスターハンター)や
モンスト(モンスターストライク)好きの生徒が
多かったです。

 

 

「趣味はゲーム」という人、
まわりにいませんか?

 

ゲームが悪いわけではないですが、

「趣味はゲーム」という人は
ゲーム以外に面白いものに
出会ったこと・経験したことが
無いだけかもしれないのです。

 

私は生徒に勧められたゲームを
一通りやったことがあります。

確かに楽しいです。
でも、急に
「むなしく」なります。

 

自分がいくら経験値を積んでも、
自分がいくら得点を取れるようになっても、
実生活に何の影響もないのです。

 

むなしさに気付いたとき、
ゲームに費やした時間が
急に「ムダ」だったように感じてきました。

だったらこの時間、
本を読んでいたほうが
自分の成長につながったかもしれません。

だったらこの時間、
友人とお酒を飲みに行った方が
アイデアも湧いて価値的だったかも
しれません。

 

だったらこの時間、
吹いてみたかったサックスの
練習に葛藤したほうが
よかったかもしれません。

 

ゲームに費やした時間は
もう戻ってこない。

それに気付くと、
ゲームの無意味さが
恐ろしく感じられるのです。

 

ゲームにとどまらず、A級の体験を!

 

塾で出会う生徒は
本当にゲームを楽しんでいるように見えます。

ゲームについての内容を
作文にも書いてくれます。

 

 

なかなか、うまくまとめています。

 

 

生徒たちに思うのは
ゲームだけにとどまらず、
もっと興味の幅・体験の幅を
広げてほしいということです。

 

「暇だからゲームする」
ことの無意味さに、
どこかで気づいてほしいのです。

 

 

ゲームは所詮、
代理経験にすぎません。

 

 

ゲームをしても
自分は1ミリも成長しません。

 

以前ブログで書いたとおり、
B級(傍観者)の体験にすぎないのです。

 

 

 

 

でも。

サッカーボールを蹴ったり、
楽器を弾いたり、
ダンスをしたりという
A級の体験をすれば
視野が広まります。

 

自分にしか書けないエピソードに
なります。

「春休みの作文」
「冬休みの作文」にも
書けるエピソードになるのです。

ゲームをした体験は
作文にはまとめにくいのです。

 

 

だからこそ。

ゲームだけにとどまらず
A級の体験を!

これに心掛けると
自分の可能性も上がっていきます。

文章にも書けるネタが広まります。

 

 

いいことばかりなのです。

ではまた!

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