カフェ/図書館の「勉強禁止」貼り紙に思うこと。

summary

カフェや図書館で増えている「勉強禁止」の貼り紙について考えました。店側からすれば長時間の席占有や消しカスなどのマナー問題が理由ですが、勉強そのものを否定するようで違和感を覚えます。本質的な課題は時間と環境の使い方であり、一律禁止ではなく「ルールを明確にした利用制限」が望ましいと思います。勉強を日常に溶け込ませ、学びを応援する社会が望まれますね!

「勉強禁止」の張り紙が増えている件

最近、街中のカフェや図書館に足を運ぶと目に入るものがあります。

それが「勉強禁止」と書かれた貼り紙です。

私自身もカフェで仕事や勉強をすることが多いので、この文字を見るとどうしても気になります。

この「勉強禁止」、調べてみるとSNS上でも最近話題になったみたいですね。


確かに、カフェや図書館側の事情を考えれば理解できる部分があります。

例えば、高校生や大学生がテーブルを長時間占領してしまう。

特に、混雑する時間帯に占領されてしまうとカフェではお客の回転率が下がってしまうため、経営的に頭の痛い問題になります。

また、意外と困るのが机に残る「消しゴムのカス」問題。

カフェの机の上に消しカスが残っていると「うわ、衛生的に大丈夫…?」と思ってしまうところがあります。

ただ、同時に思うのは「勉強する」という行為そのものを否定するようなニュアンスを感じ取ってしまうところ。

どこか違和感を覚えます。

というのは勉強は本来、歓迎されるべき営みのはずです。

それが「禁止」とされると、社会全体が勉強をネガティブに捉えているように感じてしまうからです。

今回はカフェや図書館の「勉強禁止」について考えてみます。

本当に問題なのは「勉強」そのものか?

なぜカフェや図書館での勉強が嫌われてしまうのでしょうか?

突き詰めて考えると、それは「時間」と「環境」に関わる部分に集約されるのではないでしょうか。

一つ目は「時間」の問題です。

何時間もカフェに居座り、コーヒー1杯400円で過ごされていると店側が困るのは当然です。

二つ目は「環境」の問題です。

勉強が終わった後、使用した消しゴムのカスが机に置きっぱなしになっているとイラッとしてしまうはずです。

「使ったのなら、消しカスくらい捨てろよ!」

場合によっては鉛筆やシャーペンの芯のカケラが机の上に置いたままになっていることもあります。

これはカフェ・図書館にとって掃除の手間がかかるので迷惑だと言えます。

ここから言えること。

本質的に問題なのは「勉強する」という行為ではなく、それに伴う利用マナーなのです。

それを一緒くたにして「勉強禁止」と貼り紙をするのはちょっと問題なような気がします。

というのも、コーヒー1杯を頼み30分だけ勉強して帰る学生もいますし、使用後にきちんと消しカスなどのゴミをゴミ箱に捨ててから帰る学生もいるからです。

こういう学生がいるにも関わらず一律に「勉強禁止」というのは大人げないように思うのです。

境界が曖昧になる「勉強」と「遊び」

さらにややこしいのは、「勉強」と「遊び」の境界線が曖昧である点です。

例えば、パソコンでYouTubeを見ている人がいるとしましょう。

その人がただ娯楽動画を見ているのか、英語のリスニング教材として学習しているのかは外からは判別できません。


結果として「動画視聴を遊びとして行うのはOKだが、勉強として行うのは禁止」としてしまうと不公平さが残ってしまいます。

遊びは許され、勉強は排除される社会。

それはやはり違和感があります。

カフェに求められる「ゾーニング」の発想

ではどうすれば良いのでしょうか?

私が考える一つの答えは「ゾーニング」です。

つまり「時間」「場所」「ルール」を明確に線引きすることです。


例えば「勉強は1時間まで」「消しゴムのカスは必ず片付ける」などのルールを提示すれば、店側にとっても利用者にとっても納得感があるのではないでしょうか。


これは図書館の自習室や公共施設の会議室でも同じ考え方が採用されています。

「勉強そのもの」を禁止するではなく「利用方法を制限する」。

そうすることが双方にとって良い結論となるように思います。

社会人にとっての「勉強禁止」の影響

いまの時代、キャリアアップのためなどに勉強する社会人も多いです。

カフェや図書館で仕事帰りに勉強して帰る人も多いことでしょう。

ですが、そういう場合に「勉強禁止」と貼り紙されていると勉強する気が下がってしまいますね。

(私もけっこう気分が下がります…)

こういう貼り紙が増えることは「カフェ/図書館で勉強する=迷惑行為」という図式が広まってしまうことを意味します。


リスキリングが求められる今の時代、社会人がキャリアアップのために勉強することは今後ますます必要になります。

特に働きながら資格取得や大学院進学を目指す方々にとって、カフェのような「第三の場所」は貴重な学習拠点です

その場所が「勉強禁止」になるとしたら、日本社会にとって大きな損失になるのではないでしょうか?

もちろん、長時間占有したり消しカスを残したりするマナーの悪い利用者には改善を求めるべきですが、一律に「勉強禁止」をいうのは問題であるように思うのです。

勉強を日常に溶け込ませる社会へ

私自身、理想とするのは「勉強が日常に溶け込む社会」です。

つまり、特別なことではなく、誰もが当たり前のように学び続けている社会。

これがいちばんいい未来像だと思います。


そのためには少なくとも「勉強禁止」という貼り紙がなくなることが求められます。

「勉強禁止」と書くのではなく、たとえば「1時間までは勉強してもOK」「消しカスを残した場合は罰金」などと表示するほうがより良いのではないかと思います。

勉強禁止を見直すことの社会的意義

最後に強調したいのは、「勉強禁止」という張り紙を見直すことは、単にカフェの経営上の問題を超えた社会的意義を持つということです。


勉強は未来を切り開く力です。

学び続ける人が増えることは、社会の競争力を高め、個人のキャリアを豊かにします。

そうした行為をネガティブに捉えるのではなく、応援する文化を醸成していくことが、これからの日本に必要だと思います。

(マナーの改善ももちろん必要なので念のため…)

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