感謝!昨日のブログ記事へのご感想
「学問は非日常かどうか」というテーマで、ある読者の方からコメントをいただきました。
昨日の私の記事の中で「キャンプネーム」という文化を取り上げました。
キャンプでは役職や立場を一度脇に置くため「キャンプネーム」を名乗ることがあることをお伝えしました。
お互いを日常と違う名前で呼び合うからこそ非日常な関わりができるようになるのです。
このキャンプネームの文化は大学院の学びに通じる部分があります。
その点で「社会人にとっては大学院での学問は非日常を楽しめる機会」という趣旨を書いていました。
その点に関し、「学問は本当に非日常なのでしょうか?」「学問が日常である人もいるのでは?」とコメントをいただいたのです。
「確かに!」と感じる内容でした。
実際、学問には「非日常性」と「日常性」の両面があります。
この記事ではこの二つの側面を整理しながら、社会人大学院における学びの意味を改めて考えていきます。
社会人にとっての「非日常」としての学問
昨日の記事を書いた理由は、多くの社会人にとって学問が「非日常」であることが多いからです。
日常の仕事においては利益を生み出したり顧客に価値を提供したりすることが最優先です。
その中で「真理の探求」や「理論の深化」を追い求める学問は日常業務からは切り離された、いわば別世界の営みであるように見えます。
だからこそ社会人大学院は、ある意味で「非日常」を味わえる貴重な場でもあるといえるのです。
仕事と別に大学院で学問に没頭できる時間は、社会人にとって大きな刺激となります。
それが新たな気づきを与えてくれる経験になるのです。

「日常」としての学問もある
社会人と異なり、学問が「日常」となっている人も実はいます。
たとえばフルタイムの学生や大学の研究者・教授にとって学問はまさに「日常」です。

学生にとっては授業や課題、研究活動は日々の生活の中心ですし、研究者にとって学問は職業そのものです。
マックス・ウェーバーが『職業としての学問』で指摘したように、学問を生業とする人々にとっては、それは日常の中で営まれる労働でもあります。

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ここから言えるのは、学問には「非日常性」も「日常性」も両方存在しているという事実です。
本来は「日常の延長線」にある学問
ビジネスの世界では学問の内容それ自体が必ずしもそのまま役立つわけではありません。
では、だからといって学問は日常と切り離された「非日常」として認識していくべきなのでしょうか。
私はむしろ逆だと考えます。
学問は日常の営みと深くつながっているのです。
たとえば、日々の商取引は会計学や経済学と不可分です。
教育の現場に携わる人にとっては教育学が基盤にあります。
看護師として患者と向き合う時にも、医学や看護学の知識が日常の実践を支えています。
つまり私たちが「仕事」と呼ぶ営みの背後には、必ず何らかの学問が存在しているわけです。

私もうっかり「大学院の学問は非日常」と書いてしまいましたが、本来 学問は決して遠いものではなく、私たちの生きる日常そのものに溶け込んでいるものなのです。
社会人大学院生の意義とは?
結論として、学問を「日常」か「非日常」かで単純に分けてしまうことは適切ではありません。
社会人にとっては学問が日常業務から離れた「非日常」として刺激を与えてくれる一方で、その学びを日常の仕事へと還元することこそに大きな意義があります。
つまり、学問は「日常」と「非日常」をつなぐ架け橋のような存在です。
学問を学ぶからこそ、仕事という「日常」に活かすことができるからです。
その点で、社会人大学院生は研究者よりもむしろ、学問を日常の現場に活かす実践者として重要な役割を担っています。
「象牙の塔」にこもりがちな研究者・教授よりも、学問を日常に展開できる点で社会人大学院生の存在価値は大きいと言えます。
重要なのは「学問を日常から切り離さないこと」です。
非日常的な学びを楽しみつつ、それを自らの仕事や生活にどう組み込むか――。
この問いを持ち続けることが、社会人が大学院で学ぶ意味だと思います。
あなたはどう感じますか?ぜひコメントなどでお教えください。

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学問は日常・非日常どちらでしょうか?社会人にとって大学院での学びは非日常の刺激となりますが、一方で学生や研究者には学問は日常そのものです。大切なのは学問を切り離さず、日常へ還元する姿勢です。社会人大学院生は学問を現実生活に展開できる点で重要な役割を持っていると言えるでしょう。