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大学院進学なんて自分には無関係、と思っていませんか?
「よし、大学院に行こう!」
うちの塾では社会人の大学院進学を応援していますが、実際に進学したいと考える人は、まだまだ世の中では少数派であると言えます。
特に、大学院修士課程に進学する社会人の数は毎年約7,000〜8,000人とごくごく一部です。
大学院修士課程には毎年約8万人が進学していますが、そのおよそ1割程度にとどまります。
ここを見ると、
「大学院なんて一部のやる気のある人が行くところでしょ」
「自分には関係ない世界だよね…」
などと思ってしまう方も多いかもしれません。
ですが、よく考えてみてください。
逆に「少数派であること」こそが、あなたのキャリアを差別化する武器になり得ます。
つまり、大学院進学する社会人が少ないからこそ、あなたが進学することには大きなインパクトがあるということです。
今回は「先行者利益」の視点から、なぜ今こそ大学院進学がチャンスなのかをお伝えします!

少数派だからこそ「語れるネタ」になる
いま、企業の採用や社内評価では「あなたは何者か?」を語れる人が求められています。
学歴や経歴はもちろん、そこに何を考え、どんな経験を積んできたのかが問われる時代です。
つまり、漫然と会社で長年働いているだけではダメで、「自分はどういう実績を発揮してきたか」「どういう強みがあるか」をアピールできることが重要なのです。
そんな中、「働きながら大学院に通っています」という事実はそれだけで大きなインパクトを与えます。
そのうえで、大学院になぜ進学したか、何を研究しているか、今後大学院進学したキャリアをどう活かしていくかを語っていけることは聞き手への絶大なアピール材料となるのです。
これが就職・転職・社内プレゼンなど、あらゆる場面で自分を印象付ける力になります。
しかも、まだ社会人大学院生の数が少ない今なら、“レアキャラ”として目立てるチャンスも大きいのです。

外資系・首都圏では「大学院卒」はもはや珍しくない
首都圏の転職市場に目を向けると、大学院進学や修了の経歴を持つ人は、すでに決して珍しくない存在になりつつあります。
たとえばMBA(経営学修士)を取得している人や、政策系・医療系の大学院で専門性を磨いた人たちは、転職市場でも確実に評価されるようになってきました。
なかでも注目すべきは「働きながら大学院を修了した」という事実です。
時間のやりくり、体力・精神力の維持、家族や仕事との両立など、「働きながら大学院を修了した」という事実は多くの困難さとの戦いに打ち勝ったことを意味します。
それが自分の自信にもなりますし、周りへのアピール材料にもなるのです。

「目立つ資格・経歴」で差をつけられる
少し余談ですが、私は「秘書検定準1級」を持っています。
秘書検定というのは秘書実務を前提に、敬語などのビジネスマナーや作法が身についているかを示す能力検定となっています。
この資格、実は受験者の9割以上が女性という資格。
男性で取得している人はかなり少数派です。
私は企業研修などで敬語やビジネスマナーをお伝えしていますが、その背後に秘書検定で学んだ知識があります。
(いま秘書検定準1級のため本当は1級を取りたいのですが、1級は別格の難しさなのです…)
女性で秘書検定を持っている講師は多いですが、男性で秘書検定を持っている講師は少数派です(男性で敬語講座やビジネスマナー研修を行うケースも少数派です)。

だからこそ、履歴書やプロフィールに書くと、ちょっとした“引っかかり”になって話題になります。
資格や学歴も「希少性」があるからこそ、他人と差をつけられるのです。
大学院も同じです。
大学院に通っていると、自分の周りには修士の人が多くなり、「自分はまだまだだな」と感じるかもしれません。
ですが、一歩社会に出れば「大学院卒」というだけで十分に価値ある経歴として見てもらえるのです。
「ダブルマスター」はちょっとしたブランドになる
私は学生時代に早稲田大学大学院を出た後、現在2つ目の大学院(北海道大学大学院)に通っています。
いわゆる「ダブルマスター(修士号を2つ持つこと)」を目指しているところです。

このダブルマスターも、実現している人が少数派な経歴。
ですが、保持している人は確実に存在しています。
こういう他の人が持っていない・獲得が困難な資格・経歴を持っていることもアピール材料にすることができるでしょう。
それがキャリアの差別化にもつながるわけです。
不確実な時代こそ、「学び続けている人」が強い
いま、私たちは先が読めない時代に生きています。
AI、DX、物価高、業務の自動化、世界不況の拡大…。
どの業界でも「いまと同じ働き方が10年後もできる」とは言いがたい状況です。
(そもそも業界がなくなる可能性もあります)
だからこそ、「学びながら働いている」「未来のために投資している」という姿勢そのものが、これからの社会で生き抜く力になります。

周りがまだ動いていない今こそ、大学院に挑戦するタイミングです。
この流れは一般化していき、「あの時に始めておけばよかった」と後悔する人が増えるかもしれないからです。

まとめ!まだまだ少数派な“今”こそチャンス!
大学院進学は、確かに大変です。
働きながら通学するのもかなり大変だと言えるでしょう。
で、もだからこそ、いま進学に向けて行動を起こす人は他の誰よりも先に“語れるネタ”と“キャリアの武器”を手に入れることができます。
「まだ少数派だからこそ、目立てる」
「学びながら働く人が、これからの時代をリードする」
この言葉を胸に、あなたも一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?
(私も働きながらの大学院通学に挑戦中です!)

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働きながら大学院に通う社会人はまだ少数派。だからこそ今こそがチャンスです。希少性のある学びの経歴は就職や転職、社内評価でも大きな武器になります。まして働きながら大学院に通っている事実が自身の熱心さのアピール材料になります。差別化するキャリアを大学院で築いていきませんか?