コンプレックスは自分のキャリアの武器になる!板坂裕治郎『日本一わかりやすい「強みの作り方」の教科書』

Summary

博士課程進学に挫折し、高校教員も4年でやめ、独立しても半年間売上ゼロ・お客様ゼロ・妻のヒモ…。そんなコンプレックスを持つ私ですが、この経験があるからこそ【社会人の大学院進学】に特化した塾を経営するという方向で少しは人様の役に立てているように思います。まさにコンプレックスこそ自分の「強み」になることを実感しています。

コンプレックスが生み出すキャリアの可能性

「ああ、この経験、忘れてしまいたい…」

突然ですが、あなたには「もうこの経験を忘れてしまいたい…」というコンプレックス、ないでしょうか?

コンプレックスってつらい経験になります。

ですが、逆にコンプレックスこそ、自分の今後につながる無限の可能性を持っているのです。

今回は私の経験を元に「コンプレックスこそ自分のキャリアの武器になる!」をテーマにお届けします!

研究の道の挫折、高校教員も4年でやめる…。

私は長い間、自分のキャリアにコンプレックスを抱いていました。

もともと私は1回目の修士課程の際、「大学院博士後期課程に進学し、大学教授に絶対なる!」と目標に立てていました。

ですが、途中で挫折し うつになり、半年間何もできない状態になりました。

なんとか修士論文を提出し、2012年3月に修士課程を修了しましたが、研究者になる道を断念することになってしまいました。

その後、通信制高校の教員として働き始めましたが、この職も決して楽ではありませんでした。

朝から夜23時まで仕事し精神的にも追い込まれていました。

根性のなかった私は、2年が経ったときに一度辞表を提出しましたが、思い直して撤回。
最終的には4年間務めた後に退職を決意しました。

そこから独立し、自分で塾を経営する道を選びましたが、最初の半年間はまったくお客様が来ず、不安に苛まれる日々が続きました。

小中学生を対象に作文や小論文を指導する塾を開設しましたが、お客様が全くいらっしゃらなかったのです。

売上ゼロ、お客様ゼロで、結果的には妻のヒモ。

そんな状態が半年続きました。

こうした経験で、私は4つのコンプレックスを抱えていました。

(1)博士課程に進学できなかったこと

(2)高校教員を続けられずに辞めたこと

(3)一つの道をやり続けられなかったこと

(4)自分の塾を開業したものの、売上ゼロ・お客様ゼロでヒモに成り下がっていたこと

    この4つのコンプレックスを抱えていましたが、365日まいにちのブログ連続更新に挑戦し始めてから、私の塾には社会人の進学希望者が少しずつ集まり始めました。

    最初に指導したのは看護専門学校を目指す社会人の方でした。

    その方が見事合格したことで、次第に医師や看護師、MBAを目指す社会人が訪れるようになり、塾の形が確立していきました。

    そしていま経営する「1対1大学院合格塾」では200人を超える社会人の方を希望する大学院合格に導くことができるようになりました。

    コンプレックスが強みに変わる瞬間

    塾を運営する中で、私は次第に自分のコンプレックスが強みに変わることに気づきました。

    例えば、(1)の大学院の博士課程に進学できなかったことは、逆に修士課程の経験を活かして、修士課程でつまずきやすいポイントを理解し、アドバイスする力に変えることができました

    自分が大学院において後輩や先輩の研究にアドバイスしたり批判したり(すみません)していた経験が、大学院進学希望者への指導に活かせると気づいたのです

    さらに、(3)のように雑学的な知識が豊富で専門性が高くないことも、一見マイナスのように思えましたが、さまざまな分野の研究計画書に対応できる力につながっていくことになりました。

    うちの塾には経営学・教育学・社会学・心理学・医学・看護学など、多様な分野の方がいらっしゃいますが、(3)があるからこそ、そういった方への大学院進学サポートを行うことができるようになりました

    また、(2)の高校教員として曲がりなりにも日々授業改善に苦労していた経験が、いまの塾での講義やアドバイスをわかりやすく行うスキルにつながっています。

    さらに、(4)のように半年間お客様が全く来なかった経験も、逆にその期間があったからこそ、社会人向けの塾にスムーズに切り替えられたのだと考えられるようになりました。

    (下手に事業が進んでいたら、切り替えるのも大変でした)

    まさに、自分のコンプレックスにこそ、今後のキャリアにつながるヒントが隠されているのです。

    コンプレックスこそ宝と言えるのです。

    板坂裕治郎『「強みの作り方」の教科書』に学ぶ

    私がこの考え方をさらに深めるきっかけとなったのが、板坂裕治郎さんの『「強みの作り方」の教科書』という本です。

    (ちなみに板坂裕治郎さんは私のブログと経営の師匠でもあります)

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    この本には、「自分のネガティブな部分や苦手なことこそが、実は自分だけの強みになり得る」という考え方が書かれています。

    私の場合、博士課程に進めなかったこと、教員を続けられなかったこと、専門性が高くないことなどが、結果的に「社会人のための大学院進学塾」という仕事につながった、といえます。

    これら、自分では「嫌だな」「なるべく隠したいな」と思っていたことですが、結果的には他の人があまりやっていない分野・あまりやりたがらない分野をカバーできる強みとなっています。

    結果、今の仕事を成立させる要素となったのです。

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    コンプレックスを武器に変える方法

    私が学んだことは、「コンプレックスは捉え方次第で武器になる」ということです。

    ポイントは、コンプレックスと感じているのはあくまで「自分だけ」、ということ。

    コンプレックスと感じていることであっても、他の誰かにとっては「ぜひともあなたに仕事をお願いしたい」「あなたに相談したい」と言ってもらえる「強み」になる可能性があるのです。

    家族の関係での悩み、例えば離婚という経験もコンプレックスといえばコンプレックスであると言えます。

    ですが、離婚経験があることは「離婚しようか悩んでいる…」「離婚したいま、どうしていいかわからない…」という人にとっては「ぜひともあなたに相談したい」と言ってもらえる要素にもつながるのです。

    つらい経験をしているということは、直接誰かの励ましにつながる可能性があるのです。

    私の場合は毎日ブログを書き続け、いらっしゃる受講生の方に全力で講義をしていくなかで自分のコンプレックスを強みに変えることができました。

    もちろん、現在の塾運営が私のキャリアのゴールではないかもしれません。

    ですが、自分のコンプレックスを活かすことで、今後も新たな可能性を見つけることができると確信しています。

    あなたのコンプレックスも強みに変えられる

    キャリア形成において、ネガティブに捉えている部分や「マイナス」だと思っていることが、実は誰かの役に立つ形に変えられる可能性があります。

    ぜひ、一度自分のコンプレックスを書き出し、それがどのように活かせるか考えてみてください。

    その過程で、新たなキャリアのヒントが見つかるかもしれませんよ!

    繰り返しになりますが、コンプレックスは決して足かせではありません。
    それをどう活かすかを考えたとき、新たな道が開けるのです。

    あなたも、自分のコンプレックスを武器に変えてみませんか?

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