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伸びない社会人院生になっていませんか?
社会人として大学院に進学すると、新たな知識を得たり、キャリアアップの機会をつかんだりすることができます。
ですが、大学院に入学したものの、思うように成長できない社会人も少なくありません。

場合によっては「あの人って嫌だよね」と陰で嫌われていることも…!
今回は、そんな「大学院で伸びない社会人」が陥りがちな3つの特徴、いわば「社会人大学院生の3大疾病」についてご紹介します!
こういう社会人大学院生にならないようにご注意を…!
社会人大学院生3大疾病!
1. マウント学生 〜「現場では使えないよ」と現役学生を見下す〜
社会人大学院生の中には、現役で大学院に入った院生(大学からそのまま進学した院生、いわゆるストレートマスター)を見下すような態度を取る人がいます。
この人たちの口癖は、「現場では使えないよ」や「社会に出たらこんなの役に立たない」といったもの。
自分が持っている職務経験や実績を誇示し、あたかもそれが学問よりも優れているかのように振る舞うのです。

場合によっては自身の社会人経験を誇り「俺はこういう仕事をしてきた」「これだけ給料がある」と威張ることもあります。
なかには社会人同士でこういう「仕事自慢」のようなマウントを取り合うこともあるかも知れません。
ですが、大学院はあくまで「学びの場」「研究の場」です。
実務経験があること自体は素晴らしいですが、それを振りかざすことで、周囲の人から敬遠されることも少なくありません。
いくら仕事で偉大な結果を出していても、それは学問の前では全く関係ありません。
学問は謙虚な姿勢で取り組むことが重要であり、現場経験だけではなく、新たな知識や理論を吸収することも求められているのです。
また、現役大学院生の知識も決して軽視すべきではありません。
社会経験こそないかもしれませんが、大学で専門理論をガッチリ学んで進学しているのでその理論面に精通している人も多いのです。
また、純粋に理論を学び、それを深く考察していることも多いです。
なので下手に社会人経験を威張ることなく、対等の立場で謙虚に関わるのがポイントとなります。
2. 受け身学生 〜「もっと楽だと思っていた…」と嘆く〜
「大学院って、もっと楽だと思っていた…」
「わからないので全部教えてください…」
こうした言葉をよく口にするのが、「受け身学生」です。

社会人大学院生の中には、大学院での学びを「知識を詰め込まれる場」と誤解している人がいます。
カルチャーセンターやセミナー同様、ただ知識を教えてもらえる場所だと安易に考えている人もいます。
ですが、大学院は「自ら学ぶ場」です。
自分で研究テーマ・研究計画を立て、地道にコツコツ自分で研究していくことが求められます。
誰かに教えてのは「補助的」な存在なのです。
にも関わらず「全部教えてください」と受け身でいると、大学院での研究はまったく進まなくなってしまいます。
レポート作成や研究発表、論文執筆といった場面では、自分で調べ、考え、まとめる力が不可欠です。
ですが、その際に「PowerPointの使い方がわかりません」「どう作ればいいのかわかりません」と言って「自分にはできません」と諦める人もいます。
そうではなく、謙虚に「どのように作ればいいかのヒントを教えてもらえますか?」と積極的に学ぶ姿勢を持つことも必要です。
受け身の姿勢でいると、大学院での学びが単なる苦痛になってしまいます。
せっかく自分の意志で大学院に進学した以上、受け身では損です。
自ら学ぶ姿勢を持ち、積極的に知識を吸収しようとすることで、成長のスピードを上げていきましょう!

3. 言い訳学生 〜「仕事が忙しくて…」と逃げる〜
「仕事が忙しくて…」
「今、ちょうど繁忙期で…」
社会人大学院生の多くは仕事と学業を両立しなければならず、時間のやりくりが大変です。
ですが、それを理由に授業に遅刻したり、課題の提出が遅れたりすることが常態化すると、学びの質が低下してしまいます。
もちろん、仕事が忙しいのは事実でしょう。

ですが、忙しい中でも時間を作り出し、学びでを継続している人は多くいます。
大学院進学を決意した以上、「やるならとことん、苦しさも楽しむ」という姿勢が求められます。
時間管理の工夫や優先順位の明確化をすることで、仕事と学業を両立することは不可能ではないはずです。
たとえば、通勤時間を活用して文献を読む、スケジュールを事前に調整して学習時間を確保する、といった工夫をするのもありです。
あるいはどうしても通えない場合は休学や長期履修制度の活用もありえます。
なので下手に仕事を言い訳にせず、やるならとことん大学院生活を味わいましょう!!
まとめ 〜伸びる社会人大学院生になるために〜
今回は「大学院で伸びない社会人3大疾病」として、
(1)マウント学生:「現場では使えない」と現役学生を見下す
(2)受け身学生:「もっと楽だと思っていた…」と嘆く
(3)言い訳学生:「仕事が忙しくて…」と逃げる
この3つをご紹介しました。
さあ、思い当たるものはないでしょうか?
…私自身、どれも若干思い当たるので周りに迷惑をかけていたらいま謝罪します(ごめんなさい)。
これらに共通するのは、学ぶ姿勢の欠如です。
社会人が大学院で成功するためには、「謙虚に学ぶ」「主体的に取り組む」「時間を有効活用する」ことが欠かせません。
学問の前では年齢や職歴、役職などは関係ありません。
社会人大学院生として成長するためには、学問の前では誰もが平等であるという意識を持ち、謙虚に学び続ける姿勢が必要です。
「あなたは、大学院で伸びる社会人ですか?」
ぜひ、自分の学びの姿勢を振り返ってみてくださいね!
(自警の意味も込めて…)

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社会人大学院生が陥りがちな「3大疾病」をご存知でしょうか?①現役学生を見下す「マウント学生」、②他人任せにする「受け身学生」、③忙しさを言い訳にする「言い訳学生」がその3つ。この3つを持つと伸びませんし、周りからも嫌われます。ぜひ謙虚に主体的に学ぶ姿勢を持ちましょう!