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「あなたの現在の課題点・悩んでいる点はなんですか?」に即答できますか?
私は「ひとり社長」として塾を経営しています。
経営に関してスキルアップをするためあれこれ経営者勉強会に顔を出しています。
先日、ある勉強会において「自分の仕事や経営における課題点や悩んでいる点について発表し、参加者から意見を聞く」という機会がありました。
自分の仕事や経営に関しての課題や悩みを共有し、周りからアイデアをもらう。
これ、自分の今後に直結する重要な学びの場だと思います。
ですが、「何を聞いていいかわからない」「何の課題があるのか見えてこない」と当初けっこう困りました。

そうなんです、自分自身が日々の仕事において具体的な課題を持っていないと、問いを投げかけることすら難しいのです。
特に、仕事がある程度うまくいっている場合、次に何を目指すべきかが曖昧になりがちです。
目標達成後の空白、いわゆる「課題の喪失状態」は、キャリア形成において大きなリスクとなり得ます。
同様に、自分自身に課題も感じていない場合、成長のチャンスもなくなります。
今回は「今後のキャリアアップのために自分なりの課題を常に見つける」ことの大事さをお伝えします!
目標達成後の課題喪失がもたらす危険性
キャリア形成においては、「よし、ここまで結果を出せた!」とこれまでの努力を認めることは重要です。

ですが、目標を成し遂げた後、その次の課題を見つけられない状態に陥るのはきわめて危険。
「もう自分は十分頑張った…」と満足してしまえば次の成長がなくなってしまうからです。
数学の学習を例にしてみましょう。
基礎的な問題が解けるようになるのは嬉しいことですが、そのあとすぐに次のステップである応用問題や高度な単元に進む必要があります。
そうでなければ成績が伸び悩んでしまうのです。

同様に、キャリアにおいても次なる課題や新たな挑戦を見つけ、それに向かって進むことが成長につながるのです。
このとき大事なのは「自分の課題点はどこにあるか」という問題意識です。
向上心を持ち続けるには、この問題意識を明確にすることが欠かせません。
問題意識があるからこそ、次なる目標に向かう原動力が生まれるからです。

問題意識を持つための具体的な方法
では、どのようにしたら自分の中の問題意識を明確にできるのでしょうか?
次のような方法がおすすめです↓
- 自分と向き合う時間を作る
自分の考えを整理するためには、意識的に向き合う時間が必要です。
たとえば、静かなカフェでノートを開き、今後の目標や課題について書き出してみるのも一つの方法です。
このような時間を設けることで、普段の忙しさに埋もれて気づかなかった課題が見えてくることがあります。 - 周囲の意見を聞く
勉強会やセミナーなどで他者に自分の現状を共有し、意見をもらうのも有効です。
外部の視点を取り入れることで、自分では気づけなかった課題や改善点が明らかになることがあります。 - 自己評価を定期的に行う
定期的に自分の目標達成状況や現状を振り返ることも大切です。
たとえば、「1年前と比べて自分は何が変わったのか」「次に何を達成したいのか」を自問する習慣を持つことで、常に新たな課題を見つけることも可能となるでしょう。

私自身の経験から学んだこと
…今回お伝えしている「問題意識を持つ」ということ、私自身もその重要性を痛感しています。
私は高校教員を辞めて開業して以来、塾の法人化などを目標に掲げ取り組んできました。
そして法人化は2023年になんとか達成できました。
ですが、目標達成後には一時的に「何をしたらいいかわからない」「何を目指したらいいかわからない」と迷ってしまう時期があったのです。
「このままではいけない…」
そう感じた私は、新たな挑戦として大学院進学を行うことにしました。
いま、北大の公共政策大学院で学び直しているのも、「このままではいけない…」という問題意識から考えての行動でした。

この経験を通じて感じたのは、常に自分自身と対話し、課題を見つけ続けることの重要性です。
たとえ一つの目標を達成しても、それが終わりではありません。
次なる目標を見つけ、それに向かって努力を重ねることこそが、キャリアアップの真髄なのです。
…なので私もいま修士論文に追われていますが、この「問題意識」を持つ大事さ、今後も重視していきたいと思っています。
まとめ!自分自身に対する「問題意識」を忘れずに!
キャリア形成においては、現状に満足することなく、常に新しい課題を見つける姿勢が求められます。
そのためには、自分と向き合う時間を作り、課題意識を明確にすることが大切です。
そして、次なる目標に向かって挑戦を続けることで、個人としての成長を遂げることができます。
皆さんも、ぜひ自分自身と向き合い、次の課題を見つける時間を設けてみてください。
それがキャリアアップの第一歩となるはずですよ!

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「あなたの現在の課題はなんですか?」。この問いに答えることがキャリア形成において欠かせません。それは課題点を明確にするからこそ次の成長につながるからです。目標を達成したときこそ現状に満足せず、次の自分の課題を見出すことが重要ですよ!