キャリアアップだけを目的に大学院に行くと挫折する?時には無目的に学び、勉強を楽しもう!

Summary

大学院でキャリアアップを目指す社会人こそ意識すべきは「無目的な学び」も大事だということです。
キャリアアップだけを目的に勉強していると、結果が出ないときに焦ってしまい「もうやめよう」としてしまいがち。
勉強自体を楽しむ意識があなたの視野を広げてくれるのです。
学問を趣味のように楽しむ姿勢も大事にしてみてくださいね!

社会人こそ大学院で究極のキャリアアップを!

キャリアアップや専門性の向上のために大学院進学を考える。

これ、素晴らしいことです。

大学院進学をすることで今までの人生から「大逆転」することができます。
まさに「社会人大学院で人生大逆転!」できるのです

ですが、「キャリア形成のため」「今後の仕事のため」だけで勉強を考えるとちょっと寂しいようにも思います。

大学院進学を仕事やキャリアの向上だけのために考えると、学びの本来の意味が「さもしい」形になってしまうからです。

今回はせっかく大学院を目指すなら「ときには何の役に立つかわからない学び」も重要、というテーマでお届けをします!

ときには無目的な学びも。

世の中のビジネス書では「勉強をするとお金になる」「出世できる」という内容が多く書かれています。

もっといえば「カネにならない勉強はするな!」と力強く訴えるものもあります。

個人的にはこの手の本、私も好きなのですが、反面「それだけだとちょっと寂しいんじゃないかな」と思ってしまうのです。

お金のためだけに勉強すると、思うような結果が得られたときはいいのですが「こんなに頑張って勉強しているのにちっとも結果に繋がらないからもう辞める!」と挫折しやすくなってしまいます。

そうではなく「楽しむ」ために学ぶ点・「面白い」から学ぶ点を意識したほうがいいのです。

学問は遊びだった。勉強自体を楽しもう!

いまから2000年以上前の古代ギリシャ。

そこでは学問は「趣味」「遊び」として使われていました。

いい暇つぶしの手段・楽しい娯楽として学問が捉えられていたのです。

現代でもテレビで雑学や教養に関する内容を放映しているのを観て「なるほど〜、面白いな」と感じることがありますよね。

知らないことを知ったり、意外な事実を学んだりすると楽しくなります。

ここから言えるのは単にお金やキャリアのために勉強するのではなく、学ぶこと・勉強すること自体を楽しんだほうがいい、ということです。

学ぶことを楽しめるようになると、仮にすぐ結果に繋がらなくても「待つ」ことができます。

勉強自体を楽しめるようになると次第に自分の実力・能力が高まっていくのです。

キャリアアップ・出世は「おから」である!

ある経営者は「成功は おからである」、と言っています。

おからは煮物にするとおいしいですし、栄養もつまっています。

豆腐を作るときに「ついで」にできるのがおからです。

おから同様に「成功」も、それ自体を目的とするのではなく一生懸命仕事をした「結果」、得られるものです。

要するにおからと一緒。

だからこそ成功は一生懸命仕事をした「おから」である、と言えるわけです。

これはキャリアアップも同じです。

キャリアアップはそれ自体を目的するのではなく、一生懸命 勉強を続けた「結果」得られるものです。

なのでキャリアアップは勉強・努力の「おから」なのですね。

成功するまでは待ち時間。

きょう勉強したら明日 仕事で結果が出せるほど世の中甘くはありません。

いくら勉強してもたいして結果に繋がらない時期も長く続くかもしれません。

ときには、せっかく勉強しているのにかえって仕事の結果が悪くなることもあるかもしれません。

そういうとき「こんなにキャリアアップのために取り組んでいるのにうまくいかないなら、もうやめてしまおう」と思ってしまいがちです。

ですが、学び自体を楽しめていればうまくいかない期間を耐えることができます。

「成功するまでは待ち時間」という言葉があります。

キャリアアップがうまくいかない時期を「待つ」「耐える」ことで自分の可能性を開くことができるのです。

学び自体を楽しむことで勉強を続けていくことができます。

だからこそ無目的な学びも重要なのですね。

「何の役に立つかわからないけど興味がある」授業も取る!

学ぶことを楽しむ。

そのためには、時には「これ、何の役に立つかわからないけど興味がある」ものを学ぶのも大事です。

大学院においても「何の役に立つかわからないけど興味がある」授業を学んでみるのもいいかもしれません。

たとえば、経済学を専攻しながら哲学の授業を受けるなど、自分の専門外の分野に触れることで、思わぬ発見や新しい視点を得ることができるのです。

社会人としては、どうしても「目的的」な学びが中心になりがちです。

キャリアのため、スキルアップのため、といった具体的な目的がなければ学ばない、という考え方も少なくありません。

「カネにならない勉強はしない」と考え、そのような学び方にばかり囚われていると、人生の豊かさを感じることが難しくなるかもしれません。

学びには、それ自体を楽しむ「無目的な学び」も必要なのです。

東洋経済オンラインの記事にもあるように、時には目的を持たない学びこそが新たな価値を見出すきっかけとなることがあるのです。

社会人大学院で「地獄」を見た教授の学び直し論〜あえて「無目的に学ぶ」勇気がキャリアを育てる〜

人生は旅である。

人生は、仕事だけではなく、学びを通じて自己を豊かにする旅でもあります

目的が明確でなくとも、興味の赴くままに知識を追求することは、思わぬ自己発見や成長につながります。

そして時には、その「無目的」が最も大きな目的を果たすこともあるのです。

セレンディピティという言葉があります。

偶然性による出会いや学びが、今後の人生を大きく変化させることもあるのです。

思えば、私も友人の家の本棚にあった『日本語の作文技術』という本との出会いが、大学院進学の塾開業や文章研修講師という自身のキャリアにつながったわけです。

これも「なんか面白そう」と思って本を読んだことによる無目的な学びが、結果的に人生を変化させるのに役立った事例であるといえるでしょう。

ときには、「キャリアアップ」や「仕事に役立てる」という意識を忘れて、純粋に学ぶことの楽しさを味わってみてはいかがでしょうか?

無目的に学ぶことで、知的好奇心を満たし、人生に新たな彩りを加えることができます。

結果的に学びを楽しむことが、うまくいかない期間を乗り越える原動力にも繋がるはずです。

ぜひ「ときには無目的に学ぶ」ことも大事にしてみてくださいね!

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