いまの働き方、ずっと続けられますか?健康第一のキャリア形成を!【キャリアアップを科学する27】

藤本研一

Digest!
キャリアアップを目指すなら、健康を守ることが最優先です。長期的な成功を実現するために、自分の心身のバランスを保ちましょう。無理をせず、心や身体に負担がかかると感じたら、早めに相談することが大切です。「ずっとこの働き方はできないな…」と感じた際は元気な間に次のキャリア形成を考えていきましょう…!

「キャリアアップを科学する」27!

「あと少しでいいから給料を上げたい…」

「もっと自分らしく活躍したい…」

そんな思いを実現するためには、
キャリアアップの方法論を正しく知ることが必要です。

今回も「キャリアアップを科学する」シリーズをお届けします!

前回はキャリアアップにおいて
大学院進学を有効に活用すべきことを
お伝えしました。

 

今回はキャリア形成において
健康第一で進むべきことを
お伝えします!

キャリア形成は長期戦!

ここまでキャリア形成のポイントについて
あれこれ見てきました。

キャリア形成というのは
今日・明日のためにあるのではなく、

長い人生を自分らしく楽しく生き切るために
考えるべきものです。

今年・来年という短期で考えるものではなく、
10年・20年、
場合によっては引退・老後まで入れて
数十年単位で考えるべきものです。

その際にポイントになるのは
健康維持です。

キャリアアップを目指す過程で
体を壊してしまっては元も子もないのです。

レッドブルが朝食だったあの頃。

私がいまだに反省しているのは
前職の高校教員時代です。

当時は朝から夜の23時まで
学校で連日仕事をしていました。

自宅に帰ったときには疲れ果てていて
何もできませんでした。

朝も頭が動かず
しかも食欲もないので
連日レッドブルだけが朝食だったのを
思い出します。

(レッドブルを飲みながら駅に向かっていました)

 

「こういう働き方、
 ずっとは続けられないな…」

と当時考えて勤務していたのを思い出します。

結果的には4年間で終えられたものの、
「レッドブルが朝食」生活がずっと続いていたら
身体がボロボロだったと思います。

いくら仕事にやりがいを感じていても、
身体に影響がある働き方ですと
長期的なキャリア形成ではむしろマイナスとなるのです。

身体症状を理由にキャリアチェンジするケース

転職や独立を考えるとき、
身体症状を理由に行う人は
けっこう多いです。

それまでバリバリ勤務していたけれど
急にうつを発症して休職、
そのまま退職につながった、というケースも
時折伺います。

だからこそ、
健康を維持できるキャリアが一番、なのです。

「いまの働き方をずっとできるか?」のイメージを!

キャリア形成を考える際のポイントは
持続可能性です。

「いまの生活をずっと続けられるか?」

をイメージし、
無理そうだと思ったら
健康な間に次のキャリアを検討しておくのを
オススメします。

身体や心を害してまで
働くべき職場なんてありません。

確かに職場を休職・離職する場合
「職場のメンバーから白い目で見られる…」
「負けたと思われる…」
と考えてしまう人もいるかも知れません。

ですが、
キツい勤務内容や
人も足りない職場にしているのは
管理職側の責任です。

あなたがそこを出ていけない理由なんて
どこにもないのです。

元気な間に次のキャリアの準備を!

それに、
休職や退職をした場合も
何らかの制度が整っているものです。

長期的キャリア形成のためにも
自分の身を守る制度をフル活用していきましょう!

身体や心に負荷がある職場でしたら
元気な間に次のキャリアの準備をしておくのを
お忘れなく!!!

今回のポイント


キャリア形成は長期戦!
健康第一のキャリアを!
心身に影響があるキャリアは早めの撤退を…!

キャリア形成は長期戦!

キャリア形成は長期戦です。

心や身体を害しながらでは
長期的なキャリア形成にはマイナスです。

いくら給料が高くても、
心身に影響が出そうなキャリアは
避けていたほうがいいでしょう。

もっとも、外資系のファンドなど

「老後まで逃げ切れるくらいの給料を
 ●年勤務する間に稼ぎ切る!」

ことができるなら別かもしれませんが…。

でも、その場合も
心身に影響が出てしまったら
いくらお金を稼げても意味がありません。

早めに次のキャリア形成を…!

キャリア形成のために若干「無理」をするのはありですが、
「無茶」になってしまうと
身体を壊してしまいます。

「いまの働き方をずっと続けられるかどうか」を考え、
厳しそうだと思ったら
元気な間から次のキャリア展望を
深めていくのをオススメします…!

実際、私も身体や心にガタが来る前に
高校教員を退職・独立できて本当に良かった、

と思っています。

最悪の場合、高校教員を続けていて
うつ再発(私は1回目の大学院時代に発症していました)から
休職・退職となっていた可能性があります。

その場合、
キャリア形成が少し遠回りになることも
なっていたかも知れませんし、
教員として関わっている生徒にも
マイナスの影響が出ていた可能性もあります。

なので「ずっと続けられないな・・・」と思ったときは
早めに次のキャリア形成を考えていきましょう…!

ではまた!


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