目次
動画教材、溜めていませんか?
「この動画教材、
あとで観よう…」
いま、学習コンテンツを簡単に手に入れられる時代になりました。
YouTubeには無料の教材が
大量に揃っていますし、
通信教育などの形で
有料の教材もたくさんあります。
ですがこういう教材って
ついつい「後回し」にしがちです。
「この動画教材、
あとで観よう…」
「この動画、週末に時間を作って
しっかり学ぼう…」
そう思っていても
ついつい観ないままになってしまいがちです。
こういう状態になるくらいなら、
溜めずに移動中に
音声だけでも聞いたほうがいいですね。
「いつか時間ができたらちゃんと勉強しよう…」
そう思っていても
「いつか」というタイミングはゼッタイやって来ません。
なので「60点」水準でいいので
「とりあえず歩きながら聞く」
「食事しながら見る」
くらいでもいいのです。
本当に大事なものなら
あとで見返すこともできますし。
大学院で通信教育について研究した結果。
私は1回目の大学院生のころ、
通信教育についてを研究していました。
実際、修士論文のテーマに
「通信制大学」を選んでいます。
☆そのあたりの事情、
コラボ動画で紹介させていただきました。
通信制って、学校や大学だけでなく
「行政書士講座」や「簿記講座」など
民間教育でもよく用いられています。
通信教育には
「いつでもどこでも」学べるメリットがあるのですが、
これは逆に
「いつでもどこでもできるから
つい後回しにして結局やらなくなる」
傾向があることを意味します。
「いつでもどこでも」学べるのは
逆に学習を阻害してしまうのです。
通信教育は、結局やらないままになりがち。
たとえば
「動画がオンデマンド配信されているので
各自で好きなときに観て学習してください」
という通信制の大学や大学院の授業があります。
私が通っている北大の大学院にも
一部ですがこういう科目があります。
やってみてわかるのは
こういうオンデマンド配信の授業は
結局「観ないまま」になりやすい、ということです。
日常生活って
仕事をしたり家事をしたりと
あれこれ忙しいです。
「今日家に帰ったら溜まっている
動画教材を観よう」
そう考えていても
家についたらやることが多く
ついついそのままになりがちです。
人との約束も多く、
本来動画を観るはずだった時間が
誰かとの飲みに消えていくことも多いのです。
動画は溜めるな!「ながら」でいいから移動中に観る!
ポイントは
「時間ができたら教材を観よう」
「時間を作って教材を観よう」という態度を辞め、
動画が配信されたら
「通勤中に耳だけでもいいから観る」
「昼休みに食事しながら観る」
など「ながら視聴」を積極的に行っていくことです。
「あとで観よう」と思って
結局観ないままだと学習できる知識は0ですが、
たとえ「ながら視聴」であっても
なんらかの内容は吸収できているものです。
(100を目指すなら机の前でじっくり学んだほうがいいですが、
30~60くらいでいいので
「ながら」で学んだほうが
あとで「じっくり学ぶ」際にも役立ちます)
「きちんと勉強しよう」という思いを一旦捨てよう!
「きちっとした場所で
ノートを取りながら視聴をする」
これが本当にできれば理想的ですが
現実はそんなに甘くないものです。
通信教育などで動画教材がある場合は
「とりあえず「ながら視聴」でいいから
溜めずにどんどん観ていく」
のがオススメですよ!
今回のポイント
動画教材は溜めるな!
「ながら」でいいからどんどん視聴を!
私もいろんな経営の勉強会や
セミナーなどの動画をもらうことがあります。
特に先週は出張で不在であったこともあり、
毎週の定例勉強会の様子の動画データを
あれこれ受け取っています。
これを「机の前でちゃんと視聴しよう」としていると
なかなかそういう時間を取れないものですが、
「ながらでいいから移動中に
耳だけでもいいから観よう」
とすると
なんとか視聴できるものです。
高額な動画教材をけっきょく開封しなかった人の話。
以前に聞いた話ですが、
「ゼッタイ独立できる動画教材」を
数十万円出して買った人がいます。
この人、実はこの動画教材を
結局1度も観ていませんでした。
DVDのパッケージすら開封しないまま
ホコリを被っています。
「いや〜、忙しくてなかなか観るヒマがないんだよね…」
そう言っていたのが印象的でした。
これ、はっきり言ってムダです。
DVD教材を買ったのなら
クルマでの移動中に
カーナビから再生して耳から聞いたり
ポータブルプレーヤーを使ったりして
「ながら」でいいから観るべきなのです。
最近はDVDではなく
ネット配信で動画教材が観れるケースが多いです。
ネット配信であれば
スマホからでも観ることができます。
であれば通勤時など移動中に
耳から学ぶこともできるはずです。
そうやって掛けたコストを少しでも回収していくのが
学習のポイントですよ!
今日のまとめ!
動画教材をせっかく手に入れたのなら
「あとで机の前でしっかり学ぼう」という思いを捨て、
「ながら視聴」でいいので
移動中や食事中に観る習慣をつけてくださいね!
(私も気をつけます…)
ではまた!
Digest!
「この動画教材、後で観よう…」そう考えることはないでしょうか?
動画教材は「あとで見よう」と後回しにせず、移動中や食事中など「ながら視聴」で積極的に学習を進めていくのがポイントです。
「あとでじっくり学ぼう」と思っていると観ないままに終わってしまいがち。
「ながら」でいいからどんどん観るのがオススメです!