締切に追われたら自主カンヅメ。温泉宿がオススメです!

藤本研一

Digest!
締切直前になっても原稿ができていない場合、
出版社側が近くの宿に作家をカンヅメにするケースが
これまでもありました。

カンヅメって、それ以外にやることがない上、
終わらないと帰れないのでイヤでも仕事が進みます。

締切前、温泉宿などにPCだけを持って行き、
自主カンヅメすると作業が進むのでオススメですよ!

温泉に浸かるといいリフレッシュになりますし。

締め切り前は超焦る…!

「やらないといけないことがあるけど
 全然進まない…」


仕事や学習など、
やらないといけないことが溜まってくると
それに伴ってやる気もどんどん下がっていきます。



こういうとき、焦りますよね。



特に締切が近づくと
本当に困ってしまいます。

プロの作家をカンヅメにする!

プロの作家も締め切り直前期は
本当に焦るみたいです。

締切になっても
原稿ができないと
作家だけでなく出版社も困ります。

そんなとき出版社側で用意するものが
「カンヅメ」です。




旅館・ホテルに作家を半ば「軟禁」し、
原稿執筆だけに取り組ませるのがカンヅメ。



書き終わらなければ帰宅できないので
イヤでも集中できます(笑)


山の上ホテル&和可菜が有名なカンヅメ先。

有名なのは東京・神保町の「山の上ホテル」や
神楽坂の「和可菜」(わかな)ですね。

どちらも出版社から近いので
原稿が書けるまで作家をこれらの宿に閉じ込めて
執筆作業に集中させていたわけです。


池波正太郎と山の上ホテル

山の上ホテルは
作家・池波正太郎さんの行きつけでもありました。

池波正太郎さんというと
剣客商売』などが有名ですね。

公式サイトより)


毎回会計作業をするのが面倒なので
あるとき100万円の札束をホテルに預け、

「このお金から支払いしておいて」

と頼んでいたそうです。

そして残金が無くなるたびに
補充をしていたというほど
お気に入りの宿だったわけですね。


こういうカンヅメになる場所だと、
執筆以外にやることがないので
仕事も進みます。

池波正太郎さんはそのことに注目して
自主的にカンヅメになるために行っていたのです。

(和可菜は残念ながら廃業、 
 山の上ホテルも現在 改修のため休業中となっています…)

 ☆池波正太郎さんのエピソード、
 『山の上ホテルの流儀』に出ています。

自主カンヅメなら温泉宿がオススメ!


  

カンヅメってけっこう仕事が進みます。

なので私も時折自主的に
カンヅメになりにいっています。


一番いいのは温泉宿。

やらないといけない仕事や原稿を持って温泉に行き、
飽きたら入浴、
上がったら仕事、
飽きたら入浴を延々繰り返すと
自然と進みます。



宿泊だといいのですが
日帰りで行って
休憩スペースで原稿を書くこともできます。



ちなみに、私が前の大学院にいたときは
12月末にこの方法で修士論文を仕上げました(笑)

友人と3日間 栃木の鬼怒川温泉にこもって
論文を仕上げたのがいい思い出です。


この温泉カンヅメ、
かなり効果的です。

自宅と違い他にやることがないので
イヤでも原稿を仕上げられます。



(その点で、「温泉のほかは何もめぼしいものがない」
 という温泉宿が最適だと言えます)

自宅や職場では
他にやることが思いついてなかなか集中できない時も、
温泉でカンヅメになっていると
ガンガン作業が進むのです。



温泉代は少々かかりますが、
それで作業が進むなら安いもの。

仕事や課題が溜まった時
活用なさっていはいかがでしょうか?

今回のポイントです。


仕事・学習…。
締切に追われたら自主カンヅメを!

北大大学院の課題のために温泉へ。

ちなみに先日も
日帰りで温泉に行ってきました。


ちょうど私が通っている
北大大学院の課題を持っての
温泉行きです。

温泉に行くまでのバスで課題をやり、
温泉に使った後また課題をやり、
帰りのバスでも課題をやる温泉旅。


結果的にはカンヅメ的な
温泉旅行になりました(笑)




でもこれ、
あまりツラくなく作業が進みます。



温泉でリフレッシュした頭で課題に取り組み、
飽きたらその辺を散策して
また課題に取り組む。


これがいい切り替えになるのです。



荷物でパソコンだけを持っていくと
他にやることがないのでイヤでも課題が進みます。



ぜひ仕事や学習で締切が近いときは
自主的なカンヅメ、
やってみるのをオススメします!

ではまた!


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