独立・開業を目指すときの落とし穴。
きょうの内容は
独立・開業を目指している人の
キャリア形成のヒントとして書きました。
独立・開業を目指している方、
ぜひ読んでみてくださいね！
独立すると自分の上司がいなくなる…。
いまの職場から独立して仕事をする。
そうすると
あることに気づきます。
それは
「自分の上司が誰もいない」、
ということです。
独立・開業をすると
自分の上司は誰もいなくなります。
職場の中で上司がいた時は
「これをやれ！」と命令されることがありますが、
独立・開業するとそういう対象がいなくなります。
このこと、自由であると同時に
たいへん「怖いこと」でもあるのです。
上司がいないとダラダラな毎日に…！
上司が誰もいないからこそ、
ヘタをしたらずっと１日ダラダラしていたり、
意味がないことをずっとやってしまったりすることがあります。
本当はもっと良い行動ができたはずなのに、
独立・開業してしまったばっかりに
そういうチャンスがなくなってしまう。
結果、独立・開業後
ダラダラしてしまう人が多くいるのです。
独立後、上司がいない状態で何ができるか？
逆説的ですが、
独立・開業をすると
怖い上司の存在が
ありがたいものなのだったのだと気付けるわけです。
自分の上司が誰もいない状態で
何ができるか。
これ、
独立・開業するうえで
大事にしていきましょう！
そうでないと
イマイチな経営しかできないかもしれませんよ・・・！
（私もいつもこれ、懸念しています…）
今回のポイント
経営者にも上司は必要だ！
経営者にとって自分の上司は
原理原則と目標である！
独立開業後、「上司」となるものは？
独立・開業した後、
上司がいないとついついダラダラしてしまいます。
上司のような存在は
独立・開業後も必要なのです。
では、
独立・開業後 経営者にとっての上司は
一体誰なんでしょうか？
それは次の２つのものです。
（１）原理原則
何事にもルールというものがあります。
経営をする上でも、
原理原則が必要です。
原理原則とは何かというと、
自社の経営理念やビジョンのことです。
経営理念というものは
「仕事を通してこういう社会にしたい」
「こういう基準で仕事をしたい」
というものを形にしたものです。
よく、社長室にかざってあるのが
この経営理念ですね。
経営理念を定めないと
その日の気分やノリ・勢い任せの
経営になってしまいます。
自分は何のために仕事をしているのか、
仕事を通してどんな社会にしたいのか。
経営理念として定め、
常に確認していくと
仕事の方向性が定まっていきます。
結果、それが
自分のプラスになるのです。
（２）目標
経営をするさいに必要なのは
目標です。
「今年度は◯◯万円を売り上げたい」
「顧客数を◯人から◯人に増やしたい」
という具体的な目標をどれだけ立てられるかが
ポイントとなります。
目標がないと、
そもそも自分が頑張れているのかどうか、
仕事で結果が出ているのかどうかもわかりません。
目標があるからこそ、
目標とのズレから現在の状況が見えてくるのです。
これら（１）原理原則と（２）目標というのは
時間を用意して作っておかないと
なにもないまま仕事をダラダラすることになってしまいます。
独立・開業を目指すなら
（１）原理原則と（２）目標の２つ、
作ってみるのをオススメしますよ！
適当でもいいから作っていく！
ポイントは
【適当でもいいから作ってみる】ことです。
最初から完璧なものを作ろうとすると
破綻してしまいますが、
「適当でもいいや」
と思って軽く作ってみると
意外と手早く形にすることができます。
適当でもいいから作って取り組んでいると、
実際に運用する中での課題が見えてきます。
それらを随時修正していくと
いつかいい感じの原理原則・目標を
作っていくことが可能となります。
独立・開業の前から
（１）原理原則と（２）目標づくり、
やってみるのをオススメします！
（ひとりで難しい場合、
私がお力になれましたら幸いです！）
ではまた！
自分の上司が誰もいなくなります。
これ、気楽で自由な反面、
ついついダラダラ・ぼーっとしてしまい
結果が何も出ないという危険性があります。
（１）経営理念などの原理原則・
（２）目標という２つを定めることが
独立後の上司となります。
ぜひ独立・開業後の飛躍のため
この２つを定めてみてくださいね！