「今の仕事はどうせ他では役立たない」と腐っていませんか?フジモト流・キャリアの考え方!

藤本研一

Digest!
「いまの仕事って、どうせ他では役立たない…」
そう思ってしまうことってあるかも知れません。

かくいう私も、高校教員のときは
「この経験は他では役立たないだろう…」
と思っていました。

ですが、研修講師をする際、
授業中に高校生を「いかに寝かさないか」
考えてきたことが大いに役立っています。

今の仕事を真剣に取り組むことが
実は今後のキャリア形成も繋がっていくのですね。

今週は札幌・厚岸・帯広で研修です!



今週、ありがたいことに
研修のご依頼を
多数頂いています。

本日8/28は札幌にて
団体職員研修を朝から夕方まで。

翌日8/29は自分の教室からZoomで
団体職員研修をやはり朝から夕方まで。

それが終わったらすぐJRに飛び乗り、
釧路を超えて厚岸(あっけし)町へ。

8/30は厚岸町にての
団体職員研修を朝から夕方まで行い
その日のJRで札幌に戻ります。

戻ってきて9/1には今度は日帰りで
帯広市で学校教員の方向け研修を実施いたします。

☆写真は過去実施した研修のものです

(ちなみに札幌-厚岸は約350キロ
 札幌-帯広は約200キロの距離です)

今週、
札幌&道東(厚岸・帯広)での
研修を4日間行うことになります。

私が通っている
北大大学院の休み期間ということもあり
こういった研修のご依頼を受けられること、
たいへんありがたいです。

外での仕事、ありがたいです!


私自身ずっと自分の教室(事務所)で
ひとり仕事をしていると
けっこう鬱々としてきます(笑)


なので
研修の仕事で外に出られること、
嬉しく思っています。

(これで暑くなければ最高なのですが…)



講師の仕事の嬉しい点

研修講師の仕事をしていて嬉しいのは、
受講生の方の反応を見ながら
説明を組み立てていけるところ。


同じような内容の研修であっても
行う研修によって反応は毎回違います。

笑いが起こるポイントも違っているのが
面白いところです。

私はもともと高校教員でした。

高校教員時代は
朝から夕方まで
毎日授業を行っていたのが懐かしいです。


研修の際、
このときの気持ちも思い出すので
身が引き締まる形がします。


高校教員をやめて起業した際も、
いつか

「今後は高校生だけではなく
 社会人の方向けの研修を
 できるようになりたい。
 そして受講生の方に貢献したい」

という思いがありました。

でも当時は
どうやったら研修の依頼を受けられるかも
わからない状態でした。

毎日ブログを書いていると
ありがたいことに
各種研修のご依頼をいただけるように
なりました。

あまり学校の先生から
講師業の世界に転じる人は少ないのですが、
その数少ない1人になれたことを
嬉しく思っています。



今回のポイント


いまの仕事を真剣に取り組む!
それが今後のキャリア形成につながる!

いまの仕事をずらすと、別の分野にも役立てられる!

自分が今やっている仕事を少しずらすと
全く別の分野の仕事にも活かすことができます。


私は高校教員のとき

「いかに高校生を寝かさないか」

「授業を聞いてもらうにはどうしたらいいか」

日々鍛えられていました。

なかには授業中
ふと目を離した際に教室から
脱走する生徒もいたため、

「どうやったら授業を聞いてもらえるか」

に日夜腐心していました(笑)


その経験って、
意外と講師業の人にはない視点です。


(社会人はさすがに脱走はしませんので…)



逆に言うと、
高校教員という現場で
あれこれ工夫してきたことが
自分の講師としての取り組みにも
活かされているように思うのです。

「どうせ今の仕事は他では役立たない」と諦めていませんか?

でも起業したての頃は
「高校教員をしていた経験が
 役立つことってあるのだろうか…?」
と不安に思っていました。

高校教員のスキルは
高校の中でしか役立たないのではないか、
と思っていたからです。


ですが結果的に
高校教員の経験が
講師として仕事をする際にも活きているのが
本当にありがたいと思います。

むしろ、
高校教員の経験をしているからこそ
自分オリジナルの講師スタイルに
繋がっているようにも思うのです。



いま自分がやっている仕事を真剣に取り組んでいると
その知見は必ず別の分野にも活きてきます。

だからこそ
「どうせ今やっている内容は
 ほかでは役立たない」
と腐ることなく、

いまの仕事を真剣に取り組むことが
今後のキャリア形成にも活かされるのです。



点と点をつなぐ

故スティーブ・ジョブズは
「Connecting The Dots」
(点と点を繋げ)とスピーチをしています。

自分の人生のなかで
「この経験は絶対ほかでは役立たないだろう」

と思っていた経験が
あとあと繋がっていくことがよくあります。


むしろ、意識的に過去の経験(点)を
繋いでいこうとする中に
自分らしいオリジナルなキャリア形成を
することができるのです。

私の場合は
高校教員という経験(点)が
いま講師として仕事をする際に
繋がっているように感じます。

この経験を増やし、
多様な点をつないでいくと
まるで織物のように美しいキャリアを
作っていくことができるのではないか。

私はそう思っています。

…私もキャリア形成の点で
まだまだな人間ですので
一緒に取り組んでいきましょう!


ではまた!


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