地元高校生が発言する!高校生議会 傍聴で感じた課題発見の大事さ。

藤本研一

Digest!
8/18に私の地元・兵庫県多可町議会で行われた
「高校生議会」に参加してきました。

地元高校生が現職の町議会議員に
実際の議場で質問するというイベントです。

高校生のレベルの高い発言を聞いていて
たいへん興味深かったです。

地元に対し不平・不満を言う人が多い中、
どうやったら町をよくできるか考える姿勢、
本当にすばらしいなあ、と感じた次第です。

この姿勢、自分の人生やキャリアを考える際にも
有益ですね!

地元高校生が議員に質問!高校生議会に行ってきました!


先週、私の地元・兵庫県に帰省していました。

(今週からは札幌に戻っています)


ちょうど帰省中、
地元で
【高校生議会】というイベントが
行われていたので傍聴してきました。

傍聴者用のネームカードを付けて議場に入ります。


高校生議会は
私の地元・多可町で
毎年行われているイベントです。


今年で第8回の開催となります。

高校生議会では
地元の高校生が実際の町議会に
「議員役」として参加し
実際に政策に関する質問などを行っています。


この高校生の質問に対し、
現職の町議会議員が行政役で答弁をしていくのです。

高校生の発言のレベルが高い!

聞いてみますと、
高校生が考える政策、
かなりレベルが高いものでした。

例えば

「町内の空き家が景観を乱している他
 倒壊の恐れがあって危ないので
 町として取り壊して公共スペースとするのはどうか」

という質問がありました。

ブレザーを着た女子学生のイラスト(夏服・学生服)

また

「高校の体育館に現在冷房がついていないので
 夏の時期の体育や部活動で熱中症のリスクがある。

 体育館は災害時に避難場所ともなるので
 冷房設備を付けたほうがいいのではないか」

という高校生の生活に根ざした
質問も行われていました。


高校生が自分の目線で町の課題を考え、
質問や提言をしているのが
面白いです。


また、
高校生の質問に対して
現職の町議会議員が返答していくのも
「なんかいいなあ」と感じました。

  ☆多可町の「第8回 高校生議会」は
  8/18(金)午前中に開催されました。

町の課題を見つけ、提言をする重要性。



私はいま北大の公共政策大学院というところで
2度めの大学院生生活をしています。

公共政策大学院では
今回の高校生議会 同様
今後の自治体のあり方や住民参加の仕組みなどを
考える機会が多くあります。


公共政策大学院における視点から見ても
高校生議会の取り組み、
たいへん興味深いです。



それは実際に高校生が
議会で質問する内容を考える中で
現在の地元の課題を認識し、
対策を検討していく習慣ができるからです。

不平・不満を言っていても何も変わらない。

ともすれば
「うちの町は何もしてくれない」
「うちの町はダメだ」

とダメ出し・愚痴など不平・不満に終わってしまいやすい中、

実際に政策などを考えるのは
今後の町のあり方を考える上で極めて有益なのです。



自分の地元でこういう取り組みをしていること、
たいへん興味深く感じました。


町で生活していると
住んでいる町の悪い点をあげつらったり
グチを言ったりすることって
けっこう多いです。



そのなかで現在の地元での課題を考え、
それに対しての自分の考えを作っていく。

これ、言うほど簡単ではありません。



だからこそ高校生議会で
地元の高校生が考えているところに
大きな意義を感じたのです。



ちょうど18歳選挙権だけではなく
成人年齢も18歳に引き下げられました。


町議会などへの被選挙権(立候補)は
25歳からとなっていますが、
高校生議会を経験した高校生から
町議会議員のなり手が出てくると頼もしいなあ、
と思います。

今回のポイント


自分の人生やキャリアの課題を認識し
対策を検討する習慣を!

自分の人生・キャリアに不平・不満を言っていませんか?

自分の町への不平・不満をただ言うのではなく
課題を考え対策を検討していくという
高校生議会での姿勢。

この姿勢は地元に対してだけではなく
自分の「人生」「キャリア」について考える際にも
有効です。



自分の人生や現在のキャリアについての
グチや不平を言うのではなく、

「自分の課題はどこにあるか」

「どうやったら改善できるか」

を考えることが必要なのです。

自分のキャリアの課題を見つけ、対策を考える!

自分の住んでいる町について
不平・不満を言う人が多いのと同様に
自分の人生やキャリアにも
不平・不満を言う人が多いです。


「自分はいままで全然勉強してこなかったし、
 イマイチな仕事しかできていない・・・」

こういう思いを持つのであれば、
自分の現状の課題を見つけた上で
「これからどうするか」
を考えていくほうが有益でしょう。



高校生議会では
それぞれの高校生が
自分なりの政策案を考えていました。


これと同様に
自分なりのキャリア計画を考えるのが大事なのです。

そのキャリア計画の一つとして
大学院進学を考えてみるのが
オススメですよ!

たとえばこれまで自分の部下指導のスキルが低いなら、
リーダーシップについて学べる大学院を目指すのも
いいですね。


MBAなどのビジネススクールでは
リーダーシップを始めとするマネジメントスキルを学べますし、

立教大学大学院にはリーダーシップ開発コースという
まさにそれを目的とした大学院もありますし

大学院は自分の持つ課題を解決するのに
最適の機会となっています。


ぜひ、挑戦なさってみるのを
オススメします!


ではまた!


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