帰省は自分のルーツを探るチャンス!

藤本研一

Digest!
帰省は両親や祖父母など
自分のルーツを探るいい機会となります。

とくに両親・祖父母の生き様を知ることで
今後の自分の生き方を考えられるのです。

私も今年の兵庫の実家帰省で
自分の今後の生き方を考える機会となっています。


兵庫の地元に帰省中!

今週は兵庫の実家に帰省しています。



帰省をすると
普段と違う関わりができるのが
いいものです。

今でこそ
札幌であれこれ講義などを担当させていただいていますが、
私の出身は兵庫県の片田舎です。


帰省をするとルーツに気づける!

お盆と正月に毎回帰省しています。



時間とお金はそれなりに掛かりますが、
帰省をして親戚や実家の家族と関わっていると
自分のルーツに気づけます。

両親・祖父母がどういう仕事をしてきたか。

どういう生き様をしてきたか。


会話の中で
自分が知らない過去の話を知ることが出来ます。


それを知ることで
自分が今後どういう生き方をしていくか
考えることができるのです。

自分の生きざまとの共通点を探る。

兵庫の祖父母、
それも父方・母方それぞれの祖父母の話を聞いていると
今の自分の生き方との共通点を感じます。


父方の祖父は自分で長年 建具屋をやってきた人です。



引退後は自分で農業をしながら
悠々自適で生活してきています。


母方の祖父は金融機関という
手堅い職場から独立し
織物の工場(こうば)を始めた人です。

(写真はイメージです)

保険の営業をしながら
長年 自分で事業をしてきています。



こういうルーツを調べると、
高校教員をやめて自分で塾を開いたという
自分との共通点を知ることが出来ました。


こうやって
身内の人々の生き様を知ることが
今後の自分の生き方を考える
参考になるのです。


こう考えると
実家帰省は自分のルーツを考える
またとない機会になると
いえるでしょう。


今回のポイント


実家帰省を機に
自分のルーツを探る!

自分のルーツを探る手法は
実家に帰るだけではありません。

地元の郷土資料館などに行くのも
1つの方法です。



実際、帰省中に地元の博物館にいきました。

自分の地元の産業の歴史をすると
「この場所にいた人がどういう生き方をしてきたか」
を知ることができました。

内村鑑三の『後世への最大遺物』

北大の母体・札幌農学校出身の偉人・
内村鑑三は
『後世への最大遺物』という本(講演録)を
遺しています。



   

自分が亡くなったときに
どういうものを後世に遺せるか。

これをテーマに
内村鑑三が講演をした時の内容が
描かれています。


お金も名声も遺せない場合はどうするか?



亡くなったあとに遺せるものとして、
まず内村はお金などの財産や名誉・名声などを
検討していきます。



でも、こういった財産や名誉は
ある意味で恵まれた人でなければ
遺すことはできません。



どんな人でも遺せるものは何かを
内村鑑三は検討していきます。

偉大な生き様を遺す!!!




最終的に内村鑑三は
「偉大な生き様」であると述べます。

自分がどのように生き抜いたか。

そういう生き様こそ
あとに残る人たちにとって
得難い財産となるわけです。

帰省して聞く両親や祖父母・先祖の生き様は
自分の今後を考えるまたとない財産となります。

ぜひルーツを聞く機会、
大事にしてみてくださいね!

ではまた!


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