セミナーで理解を高める方法。完コピできるまでメモをする!

せっかくセミナーを受ける以上、
学んだ内容をきちんと身につけたいですね。

そんな時役立つのが「メモ」をとることです。

下手にキレイにメモしようとするのではなく、
「講師の完コピ(完全コピー)」ができるくらいまで
徹底してメモすると
要点も頭に入り使える知識にすることが出来ますよ!

 
今回はこういうお話です。
 

 

せっかくのセミナー、モトを取りたくないですか?

突然ですが、
最近セミナーや研修などの講義、
なにか受けましたか?



セミナーや研修って
受けるとけっこうお金が掛かります。

数千円のものもあれば
数万円、
場合によっては数十万円のものもあります。

せっかくお金をかけて参加する以上、
モトを取りたくないでしょうか?



会社のお金で研修を受ける場合もあると思いますが、
それなりの時間もかけて参加をする以上、
「参加してよかった」と思えるようにしたいですよね。

モトを取るにはメモを取れ!

ではセミナーでモトを取る、
つまりセミナーでより多くの内容を頭に入れるには
どうしたらいいでしょう?



それは
メモを取る、
ということです。



こう聞くと単純に見えますが、
メモをどのように取るかで
大きな結果の違いが生じるのです。

なぜなら、
どれだけ良い講義やセミナーを聞いたとしても、
メモをしないとほとんど忘れてしまうからです。

セミナーや講義を受けているとき、
普段と違う脳の場所を使うことになります。

いつもと違う場所に集まり、
人の話をじっくり聞く機会となります。

ふだんと違う刺激があるからこそ
いつもと違う発想が湧いてくることがあります。

いいアイデアも出てきます。


講師の話の中にも
多くのヒントが隠れています。




そういう時すかさずメモができると
ずっとその知識を使うことが出来ます。

…でも、もしメモをしないと
せっかく聞いた内容も
すぐ忘れてしまうのです。

なので、
聞いた内容をずっと使っていくには
メモが必要なのです。


メモの理想は講師の完コピ。

では、メモを取る際、
どのような状態を目指すのが
理想なのでしょう?



先日、私がたいへんお世話になっている型に
たまたま話を伺う機会がありました。

そのときにメモの取り方が
話題となりました。


「フジモトさん、 
 メモってどの状態まで
 書けばいいと思う?」

そう質問されたのです。

とっさに言われ
あまりうまく返答できなかったのですが、
その方は続けてこう話していました。

「メモというのは
 再現性がポイントなんですよ。

 講師が話したことを
 そのまま完コピ(完全コピー)できるのが
 理想です。

 だから下手に大事なことだけメモしようと思わず
 全部メモを取ってやる、という思いが大事なんです」

こう教わりました。

全部メモをする!


聞いていて
なるほどなあ、
と思ってきました。



思えば私も
「全部メモする」思いで
これまで取り組んできたからです。

昔は常にA4サイズのノートを持ち歩き
人の話や自分の考えを書きなぐっていました。

通常のノートのサイズはB5サイズですが、
それより一回り大きいA4ノートを使うのは
大量にメモをしやすいからです。


大学院生になってからは
ノートPCを常に持ち歩き、
開いてガンガン打ち込んでいました。

(早稲田の院生時代も
 現在もノートPCでメモを取っています)

フジモトがメモ魔になったきっかけの本

私がメモ好き(メモ魔?)になった原点は
高校時代に読んでいた
ある本にあります。

その本は「受験の神様」こと
和田秀樹さんが書いた
『和田式 書きなぐりノート合格法』です。

 

この本、
私の勉強法の原点でもありますし、
私のノート術の源流とも言える本です。


この本が言っていることはただ1点、
それは

「下手にキレイにノートを
取ろうとするのではなく、
 ガンガン書きなぐっていけ!」

というメッセージです。


学校の授業の内容を
「教師が話した冗談も含めて
 全部書き取る!」
思いで書いていく。


すると
講義内容がイヤでも頭に入ります。

全部書き取る意識を持つと
寝ているヒマがありません。


すべて書き取る気持ちで取り組んでいると
どこが大事かも
気付けるようになります。

「大事なことだけメモしよう」の落とし穴

ところが多くの人は
「大事なところだけメモしよう」
と考えがちです。



そちらのほうが要領がいいように見えますし
楽なように見えます。


…でも、どこが大事かを考えている間に
講義はどんどん進んでいきますし、

自分が思いついた考えも
どんどん忘れてしまいます。

だからこそ、
「全部」メモをする思いで取り組んでいくほうが
いいのです。




いまも私は
大学院の授業や
参加したセミナーなどを

ノートPCを用いて
「全部メモする」つもりで取り組んでいます。


こうやると講義中
めちゃくちゃ忙しいです(笑)


どんどん改行をしながら打ち込むので
1時間半の講義でWordの画面20ページ分くらいのメモに
なることもあります。

こうやって書いていると
講義内容が頭に入りますし、
読み返すだけで講義の内容が
頭に蘇ってくるのです。


やろうと思えば
講師の「完コピ」もできるかもしれません。

どうせなら完コピを目指せ!

むしろ、単に「全部メモを取ろう」と思うよりも
「完コピできるようにメモしよう」と思ってメモすると
より深くメモを取ることが出来そうだと思います。


「全部メモを取ろう」だと
若干受け身になってしまうところもありますが、

「完コピできるようにメモしよう」と考えていると
「どうやって人に説明したらいいか」を
考えることもできるのです。

なので「完コピ」できるよう
メモを取っていくのをオススメします!

(私もそうします)



今回のポイント


講義メモの目的は「完コピ」にある!
自分が説明できるようにメモを取る!


とにかくメモは書きなぐれ!

ここまでの話をまとめてみます。


メモを取る時、
ついつい「大事なことだけ書いておこう」と
考えがちですが、

こうしてしまうと
意外と書き漏れが生じます。

であれば
「キレイに書かなくてもいいから
 全部書き殴ろう!」
と思ったほうがいいメモが取れるようになります。


(いいメモを取るには
 イマイチな内容も含めて書いていた方がいいです。
 書き殴った内容のうち、
 1つか2つ役立つだけでも構わないのです



さらに一段メモのレベルを上げるには
「完コピできるようにメモする」
「講師と同じ説明ができるようになるまで
 メモする」
のがポイントとなります。



大量にメモを取ることで、
自分の説明力も高められますし、

自分が何か説明する際、
講義のメモが新たなネタとなるのです。


ぜひ講義やセミナーを受ける際は
「完コピできるようにメモする」習慣を
付けてみてくださいね!

ではまた!


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