一流の仕事人は
一流のお客でもあります。
例えば一流のお寿司屋さんは
一流とされる他のお店にも
よく行っているようです。
(イタリアンなど別のジャンルのところも)
こうやってサービスの受け手になるからこそ
いいサービスを提供しつづけられるわけですね!
今回はこういうお話です。
寿司屋でイタリアン。
経営者仲間につれられて、
その人の行きつけのお店に行くことがあります。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2023/06/sushi1-1024x768.jpg)
私、その際に
少し驚いたことがあります。
それは友人がお寿司屋さんの大将に
「このあたりでなにかオススメの
イタリアンってありませんか?」
と聞いていたところです。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2023/06/itarian1-771x1024.jpg)
「お寿司屋さんにイタリアンのことを聞くのは
お門違いでは…。
めちゃくちゃ失礼なんじゃないの?」
と一瞬思いました。
ですが、大将が
「この辺だと◯◯さんのところとか
●●さんのところがいいですね〜。
私も先週行ったんですけど、
●●さんはいい素材を使っていますね」
と返していたのが印象的でした。
お寿司屋さんの勉強法
当たり前ですが、
お寿司屋さんもプライベートで
あれこれ食べ歩いているわけです。
和食ばっかり食べているわけではありません。
話を聞いていてわかったのは
出てくるイタリアンのお店が
いずれもけっこう値段の張る
ところばかりだったということです。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2023/06/itarian3-1024x768.jpg)
そのときは
友人と大将の話についていけませんでしたが、
「一流の職人は
一流のお店に積極的に
行っているんだな〜」
と気づいたのです。
その経験が
お寿司屋さんの経営にも
活かされているのですね。
お客になるからこそ、気付けることがある!
お客になる経験があるからこそ、
おいしいお寿司をお客に出せていたり、
店内の印象を改善したり、
サービスを良くしたりできているようなのです。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2023/06/sushi2-1024x768.jpg)
普段からお客として
あちこちに出かける。
そのことで
料理を提供する側の視点だけでなく
お客さん側の視点も得ようと
努力していることが伝わってきました。
(お寿司も美味しかったです)
今回のポイント
一流の仕事人は一流のお客でもある。
お客になる経験が自分の仕事の質を高める!
あえて入院する人たち。
仕事をする側とお客の側。
両方の立場を経験するからこそ
発見・気づきもあるのですね。
これは仕事などにおいても
重要な点です。
経営学者ドラッカーの示す事例の中に
ある病院グループの話が出てきます。
このグループでは
経営陣が年に数度 自分の病院に
あえて入院するそうです。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2022/03/hospital2-1024x678.jpg)
そうやって自分で経験するからこそ
「ここを改善すべきではないか」
と気付けるというのです。
志村けんさんのモットー。
そういえば、
コメディアンの志村けんさんは
「人が遊んでいるときに遊び、
人が寝ているときにも遊ぶ」
をモットーにしていたそうです。
(志村けん『変なおじさん』より)
☆志村けんさんの自伝的エッセイ
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コメディアンなので
流行っている文化や新しい笑いを
自分でも実際に遊んで経験する。
それを通して
自分の芸を磨く。
人が休んでいる間も
そうやって学んでいたのが
志村けんさんでした。
だらこそ
多くの人に笑いを送り続けられたのだと
思います。
ともあれ、
サービスを「受ける」側の視点を持ち続けるため
あえて「お客」になる経験をすることが
自分の成長につながるといえるでしょう。
自分の仕事の品質を上げるためには
あえて別のお店で「お客」になる経験をするのが
必要不可欠なのです。
私も塾経営の改善の為、
あれこれ日々出かけたいと思います…!
(遊びではなく、あくまで仕事です 笑)
この記事があなたの参考になりましたら幸いです。
ではまた!
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