大学院の授業数は意外と少ない事実。ムリと思わず「働きながら進学する方法はないか?」を考えよう!

大学院の授業というと
けっこう時間数が多いイメージを持たれますが、

実際には1週間8~10コマ(12~15時間)ほど
履修すれば十分修了要件を満たすことができます。

長期履修制度を使って4年間かけて学ぶなら
1週間4コマ(6時間)の履修で
修了要件を満たすことができるのです。

6時間であれば1日にまとめることもできますし
平日毎日1時間半ずつ履修することもできるでしょう。

「忙しい大学院進学はムリ」と思わず
「なんとか通う方法はないか?」考えてみるのもいいですね!

今回はそんなお話です。

仕事と大学院の両立は可能か?

「大学院に行きながら
 仕事をするのって
 めちゃくちゃ忙しくないですか?」

この4月に私も北大大学院に入学して以来、
色んな方にご質問いただいています。

仕事を続けつつ、
大学院にも進学する。

確かに、これってけっこう大変です。



ですけど、
意外となんとかなりそうな気もしています。


それは2つの理由からです。



両立できそうな理由1)意外と大学院の授業数は少ないため

通常、大学院修士課程の
授業は2年間となります

2年間で所定の単位数を修得することで
修士課程修了(=卒業)となるのです。

(私の所属する公共政策大学院の場合
 42単位が必要です)

ただ、
修了に必要な単位を修得するために
必要な授業時間数は
それほど多くありません。

高校の時のように
月曜から金曜まで1〜6時間目すべてが授業、
ということはないのです。

週8~10コマでOK!

一般的には大学院の授業は
修士1年目には週8〜10コマくらい
授業を履修していれば
大体の単位を取れるようになっています。


こうやって1年目に
あらかた単位を取ることで
修士2年目に修士論文執筆や
就職活動などに専念しやすくなるのですね。


週8~10コマというと
大学院では1コマ90分授業なので
1週間に12〜15時間ということになります。

1日に4コマ(6時間)履修する場合は
週3日の通学でよい計算になります。


(もちろん、そんなに都合よく
 時間割を組めないことも多いですが…)


北大公共政策大学院には社会人も履修しやすい工夫が。

この時間割ですが、
私の大学院はもともと社会人比率が
まあまあ高いこともあり、
社会人が履修しやすいように工夫されています。

たとえば
平日の夜間にも授業があったり、

土曜日の授業、
夏場に1週間集中して行う授業などがあったり
するのです。

まとめますと、
高校の時のように
「1週間休みなく授業がある」
というわけではない、と知っておくと
大学院に挑戦しやすくなりますね!


両立できそうな理由2)長期履修制度を活用しているため

先程、ムリなく修士を2年で修了するには
週8〜10コマ授業を取ればよいことを
お伝えしました。

これはあくまでも
2年で修了するときの話です。



私は4年間の長期履修制度を
入学時に申請して学習しています。


この長期履修制度とは
2年分の学費で
4年間在籍できるようになる制度です。

通常、2年で単位を取り切れない場合
【留年】のような形で
追加で授業料を支払う必要がありますが、

長期履修制度を使うと
こういう支払いが不要となるのです。

長期履修制度で負担を半分に!

2年で修了するには
1週間に8〜10コマ履修が必要という
説明をしましたが、

長期履修制度の場合は
その負担がさらに半分になるのです。

実際、いま私が履修しているのは
毎週火曜日に3コマ、
隔週土曜日に2コマの
週平均4コマ(1コマは90分)となっています。

授業だけで見れば
1週間に6時間確保できれば
学習ができる計算になります。

(もちろん、これ以外に
 予習・復習や
 課題レポートの時間が必要なので
 念のため…)

1週間に12時間確保するのは大変でも
6時間ならなんとかなるのではないでしょうか。

たとえば
平日4日まいにち1時間半ずつ
授業を受けてもいいですし、

1つの曜日に授業を固めても
いいかもしれません。

なお、たまに誤解している方もいらっしゃいますが
大学院の授業は
大学と同じく自分で履修する授業を
選択する形となっています。


(必須科目などの規定にも注意が必要です)

まとめ!ムリと思わず「どうやったら通えるか」を考えよう!

さあ、ここまで
「働きながら大学院進学」をすることについて
見てきました。

「忙しいから自分に大学院進学はムリ」
と考えるのではなく

「自分でも通えそうな
 時間割をなんとか組めないか?」

と考えてみると
大学院進学の可能性が広まりますので
オススメですよ!


今回のポイント


大学院修了に必要な時間数は
意外と少ない!
ムリと思わず
「どうやったら問題なく通えるか」を考えよう!

自分で仕事していると、時間の都合をつけやすい。

こうやって書いてきてなんですが、
働きながら大学院に通えているのは
自分ひとりで仕事をしているから、
という理由もかなり大きいです。


私の場合、
自分で塾を経営している関係上、
時間の都合を比較的つけやすいという部分に
だいぶ助けられています。

(受講生の皆様のご協力のおかげです)



そのおかげで
平日昼間の授業を履修した後
すぐに教室に戻って
塾の講義を行うこともできています。

経営者は大学院進学に挑戦しやすい!

同様の理由から、
現在 企業経営をしている方ですと
大学院進学のチャンスがグッと高いとも
いえます。

(経営者って
 平日昼間けっこう自由に
 動けるケースも多いのです)

実際、昨年度も企業経営者の方が
何人もうちの塾に通ってくださり
一緒に大学院合格を勝ち取っていきました。


経営者の立場の方、
思い切って進学するのもオススメですよ!


通える方法を考えよう!


ともあれ、
「忙しいから大学院には
 通えないかも…」
と始めから諦めるのではなく

「なんとか通える方法は
 ないだろうか?」

と考えてみてくださいね!


ではまた!


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