カンタンなのに効果絶大!小論文を一気にスッキリさせる数字テクニック!

 今回のポイント

ダラダラ論述を防ぐには
「数字」を使う!

小論文などの論述試験、対策していますか?


大学院入試において
苦手な人が多いのが小論文など
論述試験です。


字数が短いもので400文字
多いものになると1,600文字などと
多くの文字量が求められます。


こういう場合、
焦ってしまいついつい
ダラダラ書いてしまうことがあります。

書きたいことを盛り込むと、なんだかダラダラ…。


例えば次のような状態です。


 課題文の筆者が指摘する内容に関し、
 災害時の視点が不足しているだけではなく、
 コロナ禍による現場の疲弊を想定していない点、
 また時間的余裕がない点で問題があるといえる。

書いていることは
それほど変な内容ではありません。

ですが若干ダラダラしている印象が
感じられます。



論述をする場合、
書きたいことがあれこれ思い浮かぶと
ついつい併記してしまいがちです。

そうなると、
読みづらい印象を
与えてしまうのです。

数字を使うと、ダラダラが解消!

これを防ぐには
「数字」を使いましょう。

「数字」を使って書き直したものが
こちらです。


 課題文の筆者の指摘に対し私は3つの点から批判をする。

 1点目は、災害時の視点が不足している点である。
 2点目は、コロナ禍による現場の疲弊を
 想定していない点である。
 3点目は時間的余裕がない点である。

 以下、この3点を詳しく見ていく。



いかがでしょうか?



単なる羅列だった情報ですが、
「3つの点」「1点目」「2点目」「3点目」などと
数字が入るだけで
なぜか文章のまとまりが

ついたように見えます。

(1)・(2)・(3)を多用しよう!

これをさらに進化させ
次のような記述をすることも可能です。

 課題文の筆者の指摘に対し、
 (1)災害時の視点が不足していること、
 (2)コロナ禍による現場の疲弊を
 想定していなこと、
 (3)時間的余裕がないことの3点の理由から
 反対する。


☆本当は(1)ではなく①・②(まる1・まる2)などと
 書くことも可能ですが
 文字化けする可能性があるので
 (1)・(2)で示しています。

どうでしょうか?

(1)・(2)と数字をただ付けていくだけでも
文章はわかりやすく、
まとまりよく示せるようになるものです。


再度言及する際のもラクになる!



こうやって数字で書く場合、
論述中で以前書いた内容を指摘するのも
楽になります。


たとえば「災害時の視点が不足していること」について
追加で論じる場合、

通常は
「災害時の視点が不足している点に関しては
 〜〜である」

とすべてを書く必要があります。

ですが数字をあげる場合、

「(1)に関しては〜〜である」

すでに示した(1)・(2)などという
数字を示すだけで論述ができます。

これで字数の省略もできますし、
書く側にとっても楽です。

かなり便利な手法なのに
数字を使う方法は
意外と活用されていません。


ぜひ活用して
あなたの論述力を
高めてくださいね!


今回のポイント


ダラダラ論述を防ぐには
「数字」を使う!

日頃の書類にも数字の多様を!

小論文などの論述試験の際に
数字を使う。

たったこれだけですが
論理性も含めた説得力や
わかりやすさが一気に高まります。

論述試験だけではなく
日頃の報告書やメール作成の際にも
役立つのがこのルールです。

ぜひ積極的に
数字を使ってみてください。

ではまた!


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