予備校費用をムダにしないための習慣。「後から動画配信を見ればいいや」の問題点。

今回のポイント

集団授業は日程調整が命!
なるべくなら動画教材ではなく
リアルタイムでの参加を!

ロースクール予備校にまじめに通っていた、あのころ。

 

「集団授業の日程が合わない場合、
 後日の動画配信を観るしかない…」

 

かつて私が大学1年生だった時のこと。

 

当時の私はロースクール(法科大学院)進学を
まじめに狙っていました。

 

 

私が学生時代には
ロースクール制度が成立したばかりの時期であり、

「法学部にいかなくても
 3年制ロースクールにいけば
 弁護士になれる!」

というのが話題になっていました。

 

昔は弁護士志望でした

 

高校時代には弁護士に憧れ、
大学受験の際も法学部を中心に受験をした私。

 

早稲田大学・慶應義塾大学・中央大学の法学部に不合格であり、
早稲田の教育学部にだけ合格した私にとって

「ロースクールに行けば
 弁護士になりたい夢が叶う!」

という思いを持っていました。

 

そんなことから
ロースクール対策の予備校に入っての
学習をスタートさせました。

 

大学1年生の秋の時期です。

 

勇んで予備校に入ったものの、
教育学部とは全く違う内容であり
正直ついていくのが大変でした。

 

映像授業、観ない講義が次々溜まっていく…!

大学2年生になったとき、
授業カリキュラムの関係で
予備校の対面授業と重なってくることも増えました。

 

対面授業に参加できない場合は
後日配信される講義動画を観ることになります。

 

…が、講義動画って
あとあと観るのがけっこうダルいのです(笑)

 

臨場感が感じられず、
視聴しているとだんだん疲れてきます。

予備校自習室の映像スペースで見ていると
「1.5倍速再生」のボタンがあるのを見つけ、
以来1.5倍速にして意味なく流し聞くようになりました。

…最終的にはやる気がまったく無くなり
観ていない映像授業が山のように溜まってきます。

予備校は結局大学2年の冬で辞めることにしたのですが
その時の後悔がいまも胸に残っています。

予備校からフェードアウトしていく人、意外といます

…調べてみると、予備校って私みたいに
「途中でフェードアウトしていく人」が
一定数いるようですね。

 

 

最初はやる気に満ちていても、
内容が難しくなるにつれて
だんだん続かなくなってくる。

 

忙しくなって対面授業に出れなくなると
映像授業での学習に切り替えることになります。

 

最初のうちは映像授業の気軽さに喜ぶものの、
観ていない授業が多くなるにつれ
だんだんモチベーションも下がっていく。

 

結果、予備校をやめてしまう。

こういうケースが
意外とあるのです。

やめてしまうのは本人だけが原因?

当然、その人の「やる気」や「タイムマネジメント」の問題だと
言ってしまえばそれまでですが、

予備校の制度自体にも
なにか問題があるんじゃないかなと思うところもあります。

 

私の通っていた予備校では
学生の出席を取ってはいませんでしたし、
対面授業に出なくなってからも
特に先方から何か連絡はありませんでした。

 

観ていない映像授業が増えてきても
基本的には学生を放置したままです。

 

…それでいて授業料は
おそろしくかかるのです…。

 

「予備校ってそういうものだ」ということもできますが、
やっぱりこれ、何か問題があるようにも思うのですね。

 

うちの塾のケース

その点、
うちの塾はちょっと違っています。

 

対面でもオンラインでも
私との1対1講義です。

 

仕事・プライベートで忙しい場合、
講義日程の変更も可能です。

さいきん講義に来れていない方には
私の方からなるべくメッセージもお送りするようにしています。

こうすることで受講生の方の
「忙しくて行けなくなって
 フェードアウトしてしまう。
 結果、夢も諦めてしまう」

というリスクを少しでも下げられれば、と思っているのです。

…今から思うと、
いま自分が大学院進学対策の塾をやっているのは
大学生時代の自分が感じた「モヤモヤ」に対し
答えを出しているようにも思うのです。

今回のポイント


集団授業は日程調整が命!
なるべくなら動画教材ではなく
リアルタイムでの参加を!

なるべくなら動画配信ではなくリアルタイム参加を継続しよう!

現在 集団授業の予備校に通い
学習を進めている人も多いかもしれません。

 

通い続けられる限り、
なるべく講義は
「直接参加」し続けるのをおすすめします。

 

「講義動画を観る」ことで講義を代替するよりも
なるべく参加し続けたほうがモチベーション維持に
役立つのです。

 

 

これは予備校だけに通わず、
通学する際にも重要な視点です。

 

「のちに配信される動画教材でも勉強できます」
ということをウリにしている場所もありますが、
往々にして観ない動画を貯めてしまうだけに
終わってしまうことも多いからです。

 

(もちろん、遠方や多忙ゆえに
 講義動画を観るのはまったく問題ありません。

 むしろ、がんばれば直接参加できるのに
 安易に「動画を見ればいいか」と思うようになると
 私のような失敗をすることになってしまいます…)

 

 

結論。忙しい人はマンツーマンの塾/予備校を!

…まあ、うちのような
1対1の塾ですと
スケジュール調整もしやすいという特徴もあります。

 

なので、忙しい方はマンツーマン指導の塾/予備校を
選ばれるのをオススメします!

 

(同様の理由で
 「通信添削だけ」の学習も
 あまりオススメできないケースがあります

 そもそも通信添削でモチベーションを保つのは
 かなり大変だからです)

 

ではまた!


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