社会人も【奨学金】申請はできる!
…でも申請が大変なので
「気合を入れて」対策を!
大学院進学にかかる「お金」をどうやって捻出するか?
大学院進学を阻む「大きな壁」。
その1つは
「お金」の問題です。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2022/06/money2-1024x654.jpg)
自分の専門性を高めるため、
大学院で学びなおしたい。
専門スキルを身に着けたい。
MBA(経営管理修士)やCNS(専門看護師)資格を取りたい。
そう思っていても
「学費」をどうするかが解決しなければ
なかなか先には進めません。
大学院にかかる費用はいくら?
一般的には大学院の学費は
文系の場合 年間60万円-100万円程度となっています。
(MBAの一部はもっと高いこともあります)
それだけではなく、
入学時には「入学金」も必要になります。
たとえば小樽商科大学大学院
アントレプレナーシップ専攻(MBA)では
入学金が28万2,000円、
授業料が前期26万7,900円、後期も26万7,900円ですので
初年度は大体90万円近くかかります。
奨学金制度のフル活用を!
この費用をなんとかしたい…。
そんな方に活用を検討いただきたいのが
【奨学金制度】です。
いまや日本学生支援機構の奨学金制度は
大学生の半分以上、
大学院修士課程学生の半分近くが
利用をしています。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2022/06/univ-683x1024.jpg)
これは現役学生だけではなく
社会人の方が大学院に入る際にも
使用することができるのです!
ただし「貸与型」しか使えない…!
もっとも、社会人の場合、
返済義務のない【給付型】ではなく、
修了後に返済する義務のある
【貸与型】の奨学金しか使用できませんので
注意が必要です…。
(日本学生支援機構の奨学金以外で
大学や各種団体が運営している奨学金のなかにも
社会人が利用可能なものもあります。
こちらも調べてみてください)
社会人の申請方法がわかりにくすぎる件。
…ただ、
日本学生支援機構の奨学金を
社会人が申請する方法、
申請するのがなかなか大変です。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2022/06/money4-1024x683.jpg)
サイト内で資料を熟読しても、
「高校生」や「大学生」対象の内容が多く
社会人が当てはまるのかどうか、
イマイチわかりにくいのです…。
なので、気になる方は
「気合を入れて」観てみていただければ幸いです…!
☆日本学生支援機構のサイトはこちら↓
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/about/taiyo/index.html
今回のポイント
社会人も【奨学金】申請はできる!
…でも申請が大変なので
「気合を入れて」対策を!
使えるなら奨学金制度をフル活用!
進学を阻む「お金」の話。
日本学生支援機構の奨学金は「借金」ではあるものの、
利率は他の教育ローンよりも圧倒的に低いので
使用できるなら使用した方がいいです。
(私も修士課程修了まで活用したので
「借金」がまだ200万円以上残っています(笑)。
ただいま絶賛返済中…!)
博士課程に行くなら「学振制度」の申請を!
ほかにも、
大学院博士課程進学を目指す場合でしたら
日本学生支援機構以外にも
日本学術振興会の【学振(がくしん)制度】を
使うことが出来ます。
こちらは日本学術振興会の
特別研究員の申請です。
端的に言えば
2~3年のあいだ毎月【20万円】の
研究奨励金が出る、
という制度です。
定員は決まっていますが、
比較的枠も広いので挑戦する価値は
十分にあると思います。
(私の知人でも取得している人は多いです)
問題点。働きながらは使えない…!
ただ・・・。
こちら最大の欠点は
「基本的にはこれ以外に仕事をしてはいけない」
という点にあります。
(厳密には「週20時間」を越えなければ
アルバイトはできるようですが…)
端的に言うと
「ほかに仕事をしながら学振制度も使う」
ということは不可能、なのですね。
こういった厳しい条件が付与される点を見ていると、
いまの日本の仕組みって、
大学院で研究したい人にかなり厳しい状況になっています。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2022/01/study-golo-1024x682.jpg)
なんとか変えていけないかな、
と思っているところです…。
もっとも、いろいろ問題はあるとはいえ
日本学術振興会のDC1・DC2の申請は
チャンスも広がるので
博士課程進学を志す方は
挑戦なさってもいいと思いますよ!
博士後期課程に進学する前に申請するのが
一般的なやり方となっていますので
確認してみてくださいね!
☆日本学術振興会サイト
https://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_sin.html
ではまた!
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