良書『チームが自然に生まれ変わる』を用いれば苦労せず行動できる自分になれる!




今回のポイント
「自分はどういう人間でありたいか」。
書き出すだけで行動は変わる!

リーダーシップ像が変わる良書『チームが自然に生まれ変わる』

さいきん、
めっちゃ面白い本を読みました。

 

 

それが
『チームが自然に生まれ変わる』
というタイトルの本です。

 

表紙に
「指示しない。管理しない。
 それでも「成果」がついてくる
 新時代のリーダー論」

とあります。

これまでどおりの
「黙って俺の言うことを聞け」
的なリーダーシップとは違い、

部下が「どうなりたいか」「どうありたいか」
というところを掘り下げることで
自然に行動できるようにしていくという
リーダーシップ論が書かれています。

心理学の重要概念「認知」と「行動」

心理学において
「認知」と「行動」という
重要な概念があります。

  

「認知」というのは
物事の理解の仕方のことを言います。

 

「認知」に基づいて
人間は「行動」を行っています。

「行動」だけを変えさせても意味がない!

会社や病院などの組織において、
多くの場合「行動」だけを変えさせる
リーダーシップが横行しています。

 

たとえば部下を指導する場合、
多くのケースでは
「昇給・昇進」や「クビ」をちらつかせ
無理矢理でも「行動」させようとしがちです。

(「言うこと聞かないとクビだぞ」など)

あるいは「ノルマ」を貸したり、
「やる気」を引き出そうとしたり、
「社員は真剣に働くものだ」という
「建て前」を示したりして動かそうとします。

 

本書はそういった古典的なリーダーシップ像に
NOを突きつけます。

 

部下の「行動」だけを
変えさようとするのは意味がない、
と批判するのです。

まずは「認知」を変えるところから!

  

そうではなく、
「行動」のもととなっている「認知」の部分を明確に認識し、
部下の「認知」を変えることで
自然に「行動」出来るようにしていくというのが
本書の特徴なのです。

 

人間だれしも
「自分はどういう人間か」という
自己認知を持っています。

 

たとえば
「私はモーレツ社員だ」
という「認知」があれば

それこそ残業をいとわず
休日であっても出勤して仕事をする「行動」を取っているはずです。

ほかにも終業時間ギリギリにきた案件を
躊躇なく取り組むという「行動」をとることになります。

 

(決してこの認知が良いとか悪いとか
 言っているわけではございませんので念のため)

 

あるいは
「私はできれば仕事とプライベートを明確に分けて
 アフター5を充実させたい」

という「認知」があれば

残業しないようにテキパキ仕事を進め
休日はしっかり休むという「行動」を取るはずです。

終業時間ギリギリに来た案件は
明日に躊躇なく回すという「行動」を取ることになります。

  

このように
「認知」の仕方がどうあるかで
「行動」が変わってくるのですね。

  

こういった本書の主張、
読んでいてたいへん納得できます。

 

 

本書では部下の認知を理解した上で、
その認知を変え、
相手が自然に望ましい「行動」ができるようにする手法が
解説されています。

 

(具体的手法としては部下の発言を真剣に聞くという
 「1 on 1(ワンオンワン)コーチング」などという
 手法がでてきます)

 

すると、
上司があれこれ指図しなくても
部下が自然と「行動」できるようになっていくわけです。

  

自己「認知」を変えれば自然に行動できる自分になれる!

こういう「認知」を変えるという取り組みは
自分自身に対しても
役立たせることができますね。

 

どういうことかというと
「自分はどういう人間か」という
認知を改めることで
勝手に行動することが出来るようになるのです。

 

(これは神田昌典さんの
 『非常識な成功哲学』にも出てくる方法です)

自分はどうありたいか、
どんな人間をめざすかを
明確に言語化しておくと
イヤでも行動が変わるのです。

たとえば
「自分はほどほどに手を抜いて
 仕事をしていたい」
という認知をもっていた人が

いやいや、もっと自分自身を高めたい」

と考えたとします。

あれこれ考えて、

「お客様のため/患者さんのために
 最新の情報を用いて
 いつも笑顔で接せられる自分でいたい」

と紙に目標を書いたとします。

すると、たったこれだけで「認知」は少し変わります。
結果、「行動」も少し変わるのです。

具体的には電車を待っている時間や
喫茶店で飲み物が出てくるまでの間、

いままではスマホゲームをしていたところから
専門雑誌や論文を無意識的に読むように
行動が変わるかもしれません。

いつもなら寄らない図書館にも
勝手に行くようになるかも知れません。

いつもはなんとなく読み飛ばしていた
「セミナー」「勉強会」のお誘い文言をみて
申込みをその場でするようになるかも知れません。

単に「自分はどういう人間になりたいか」を
意識するだけで
人間の行動は少し変わるものなのです。

紙に書いてみるだけでも
行動は変わってくるものです。

なのでいちど紙を広げてみて
「自分はどういう人間でありたいか」
書いてみていただければ幸いです!

今回のポイント

今回のポイントです。

「自分はどういう人間でありたいか」。
書き出すだけで行動は変わる!

「自分はどういう人間でありたいか」をまず書いてみる!

「自分はどういう人間でありたいか」。

これを書くと
その日の行動が少し変わります。

「知識豊かで
 臨機応変な対応ができる人間でありたい」

と書いた場合、
少なくともその日は
新聞なり本なりを読む回数・時間が
増えるかもしれません。

また
「人に寛容な人間でありたい」
と書いた場合、

部下・同僚がミスしても
いつもよりは笑って許せるケースが
増えるかもしれません。

毎日読んで、「認知」を変える!

ただ。

残念ながら「翌日以降」は
この思い、薄れてしまうことが多いです(笑)

  

これを防ぐためには
それこそ毎日意識することが必要です。

  

人によっては
毎日書き出す人もいますし、
毎日手帳に書いた内容を読んで確認する人もいます。

私も「自分はどういう人間でありたいか」という目標を
手帳に書いていますので
毎朝見ています。

 

すると、少しは行動が変わってくるものです。

この方法、
手間がほとんどかからないにもかかわらず、
必ずなんらかの結果が出て
きます

ぜひ
「自分はどういう人間になりたいか」
「どういう人間でありたいか」

を紙に書き、
毎日確認してみるのがオススメですよ!

(「大学院に行って専門看護師の資格を取る」
 「MBAホルダーとして大活躍をする」という
 内容を書くのもいいですね)

 

ではまた!