今回のポイント
学んできたことを誰かに伝える意識を持つ!
互いに教えあえる関係を作れると
勉強するのがもっと楽しくなる!
目次
せっかく勉強するなら効率を高めたい…!そんな思いにお応えします!
スクールに通ったり
セミナーに出たりと
社会人の方が働きつつ学ぶ機会は
少しずつ増えています。
そのとき、
「せっかく勉強するなら
もっと効果的に勉強していきたい」、
と思っている方も多いかも知れません。
今回はスクール・セミナーなどでの学びをムダにしないための
ポイントをお伝えしていきます!
学びをムダにしないためのポイント!
スクールやセミナーのほか、
本や雑誌など
勉強する機会はあれこれあります。
勉強したことをムダにしないためのポイントは
「いま学んでいる内容を
誰に伝えると効果的か」を
イメージすることです。
自分ひとりで勉強するだけだと
「ふーん、こういう情報も
あるんだな」
という段階での理解で終わってしまいます。
こういう状態だと
「昨日のセミナー、
なにかすごくいいことを聞いた気がするけど
何だったか思い出せない…」
人も多いかも知れません。
「誰かに伝える」意識を持つと定着度が上がる!
ですが「誰かに伝える」意識だと
受け方が変わってきます。
「あ、この内容はAさんにお伝えすると
喜ばれるかも…!」
誰かに伝えるイメージでセミナーを受けると
より積極的に受講できるのです。
これは大学院進学対策でも
同じです。
私の受講生の方で
大学院進学対策を
1年にわたって
続けている方がいらっしゃいます。
1校すでに合格が出ているのですが
さらに別の大学院も併願し
現在受験勉強を続けていらっしゃる方です。
この方の講義の中で
私は心理学の話をしたり
社会学の話をしたりと
専門知識に関する内容の講義も行っています。
この方は私が講義でお伝えした内容、
大学院受験だけでなく
ご自身の仕事にも活かしてくださっているのです。
ふだんは研修講師やコンサルタントとして仕事を
行っていらっしゃる方なのですが
塾の講義で出てきた内容や
新たに知った内容を
ご自身の受講生の方にもお話なさっているのですね。
「フジモト先生、
前に教わったことを私のクライアントに
伝えてたいへん喜んでもらえたんですよ〜」
そんなコメントを授業の際に伺うことが
よくあります。
学んだことを誰かに伝える!
この方の姿勢、
スクールやセミナーの活かし方として
たいへん効果的だと思うのです。
講義で聞いたことを
自分だけに留めるのではなく
誰かに伝えていく。
そうやって誰かに喜んでもらう。
受験だけではなく
仕事にも活かしていく。
こういう姿勢があると
学習内容がより深く知識として定着していきます。
このように
「誰かに伝えてみる」発想を持つだけで
講義の受け方・セミナーの聞き方なども
全く変わってくるものなのです。
もし誰かに話すときに
うまく説明ができない場合、
まだまだきちんと理解できていない証拠です。
すぐにノートや資料を見ると
「あ、これはこういうことだったのか」
と発見が深まります。
ただ、なかには
「ちゃんと勉強してからでないと
人には伝えられないのでは…」
「まだ人に伝えるのは辞めておこう…」
と思う人もいらっしゃると思います。
これは正論です。
ですが、もし「ちゃんと勉強してから」話そうとすると
ともすればいつまでも何も話せないまま、
になってしまいます。
それに、どんな分野であっても
完璧に知識を習得できることって
そうそうありません。
であれば多少不十分でも話してみることで
自分の理解を深めていったほうがいいのですね。
それに不十分であっても
聞いた人が喜んでくれることも
意外とあるはずです。
今回のポイント
学んできたことを誰かに伝える意識を持つ!
そうやって互いに教えあえる関係を作れると
勉強するのがもっと楽しくなる!
学びかけの知識を教えあえる関係性づくりを!
理想なのは
自分の学びかけの知識を
互いに教えあえる
友人を持つこと、
といえるのではないでしょうか。
セミナーを一緒に受けている友人や
職場の同僚、
大学院のクラスメイトなど
「学びかけの知識をお互いに教えあえる人」
の存在は勉強を深めるのに役立ちます。
大学・大学院生のころ、
近くに住んでいた友人と
毎日のようにあってお酒を飲みつつ
学問の話をしていた時期があります。
今思うと
自分の社会学・教育学の知識などは
そこから身につけたものも多いですね。
私が伝えるだけでなく
向こうからも学ぶことが多かったですし。
このように
「学びかけの知識をお互いに教えあえる人」の存在があると
勉強するのが楽しくなります。
勉強している内容を
こっそり自分だけに留めるのではなく
思い切って誰かに話してみると
こういう関係性を作る機会となるかも知れませんね。
ともあれ、
「互いに教えあえる人」を作る意識、
持ってみると勉強はもっと楽しくなるのではないでしょうか?
ではまた!
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