不登校になったくらいで人生は終わらない!通信制高校という選択肢を知っておくと心強い理由。

今回のポイント
不登校になったくらいで人生は終わらない!
いろんな進路選択の可能性が開かれていることを
お忘れなく! 

 

中学3年生の方の体験授業「不登校経験があっても高校にいけますか?」

 

先日、中学生の方が保護者といっしょに
体験授業にいらっしゃいました。

 

 

いまは中学3年生。

 

来年受験があるものの、
中3の途中に不登校になり
そこから高校の進路について悩んでいらっしゃる様子でした。

 

全日制高校を受験しようにも
欠席していた期間が問題となる他、

その間の学習の遅れもあって
試験勉強が進まないことで
悩んでいらっしゃいました。

 

私はもともと通信制高校教員でした。

 

実は私、
こういった方の相談に乗ることが
多くあります。

 

 

なにを隠そう
中学時代に「不登校」を経験している生徒が
たくさんいた高校で勤務していたからです。

 

私が以前勤めていたのは
北海道にある通信制の高校です。

 

通信制では自分のペースで勉強ができる!

 

 

通信制高校は全日制の高校とは制度が異なり、

「週1〜週5日まで、
登校日数を自分で選べる」

という特徴があります。

 

(ただし、これは北海道有朋高校などの
公立通信制高校ではなく
私立の「通学型通信制高校」の特色ですので念のため)

 

 

「通信制」という制度を使うことで、
自分にあった時間割を
自分で作ることができるのがポイントです。

 

 

なので学校に行くのが仮につらくなっても
登校すべき日数を調整することができます。

 

 

だからこそ、
中学時代に不登校気味であっても
安心して学校に通えるという強みがあるのです。

 

 

また、仮に勉強が苦手であっても
中学校からの「復習」から学習を進めることも
できます。

 

学校によりますが、
そもそも入試で
学力試験で不合格にすることはない
通信制高校も多いです。

 

 

そういった点で
自分にあったペースで勉強していくことが
可能なのですね。

 

高校途中からの転校も容易!

 

 

それだけではなく、
高校の途中から「転校」するのも
容易だというメリットがあります。

 

 

進学した高校が仮に自分にあっていなくても、
転校することで自分らしく輝くことが出来る。

 

そんな点から
転校先としてうちの学校に来る生徒も
大勢いました。

 

 

おかげで、
私のいた札幌校では
高1当初は2クラススタートだった学年が
高3の最後には1クラス増えて
3クラスになっていました(笑)。

 

 

札幌近隣のいろんな高校から
転入生がいたのが印象的でした。

 

20人に1人は通信制に通っている!

 

こういう通信制高校。

 

いまでは通信制高校に通う生徒数は
20万人を越えています。

 

生徒数で高校生全体の5%、
つまり【高校生の20人に1人は通信制に通っている】
計算になるのです。

 

 

少子化で高校生の数自体は減っているのですが、
通信制の生徒数は逆に増えてもいるのです。

 

 

 

意外と知らない通信制の特徴。

 

ただ、こういう通信制高校の特徴って
意外と知られていません。

 

 

なので時折

「公立高校の入試にも落ちてしまったら
行く学校がないんじゃないか…」

「高校を不登校になってしまったら
いける高校なんて無い…」

という誤解を持っている人が多いのです。

 

(念の為の補足ですが、
私が勤務していた高校は
公立高校入試の結果発表の「あと」でも
出願することができます。

また、高校の途中から不登校になって
転校してきても、
新たな場所で通学できるようになる生徒も
多くいました)

 

また知っていたとしても

「通信制や定時制の高校を出たら
全日制と同じような高卒資格は取れないのでは?」

と思っている人もいらっしゃいます。

 

(これまた補足ですが、
学校教育法において
通信制・定時制だからといって
取れる高卒資格に全く違いはないのです

 

 

今回体験授業にいらっしゃった中学生の方も、
またその保護者の方も、
こういった説明を差し上げたところ大変喜んでくださいました。

 

 

 

思うんですけど、
不登校になったくらいで
人生は終わりではないですし、

いまではいろんな進路の可能性が
開かれています。

 

 

決して悲嘆する必要はないな、
と思うのです。

 

 

それに、
通信制高校に通っている
アスリートや芸能人は
けっこういます。

 

東大・早稲田といった難関校にも
ちゃんと合格者が出ています。

 

不登校を経験することは
「人生終わり」ではまったくないのです。

 

 

今回のポイント

 

 

今回のポイントです。

 

不登校になったくらいで人生は終わらない!
いろんな進路選択の可能性が開かれていることを
お忘れなく! 

 

不登校=絶望ではない!

 

このブログ記事読者の方の中には
中学生の保護者の方もいらっしゃいますので
今回は「中学生の進路選択」をテーマで
記事を書いてみました。

 

 

実際、私も受講生の方や
友人・知人より相談を受けることも多いです。

 

 

私は大学生時代に
「不登校」や「フリースクール」について
研究していましたし、

実際あるフリースクールでは
ボランティアスタッフもしていた時期があります。

 

 

教員時代も
不登校経験をもつ生徒と
関わる機会を毎日持っていました。

 

 

この経験から言えるのは
不登校になったからといって
「絶望」する必要もなければ
「悲嘆」する必要もない、ということです。

 

 

むしろ、高校進学のタイミングでは
まっさらな気持ちでスタートを切る
いいタイミングでもあります。

 

 

もし何かご相談がありましたら
お気軽に体験授業にお越しくださいね!

 

 

私の「強み」は
元・通信制高校の教員だからこそ、
客観的な立場でご相談に乗れるところです。

 

 

何かお力になれることがあれば幸いです。

 

ではまた!

 

アクセス・お問い合わせ

 

 


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