仕事がつらくても、キャリアアップの勉強をするだけで
誰でも手軽に「自己肯定感」を得られる!
勉強はRPGよりも楽しいゲームである!
目次
「毎日つまらない…」と悩んだときの処方箋
「毎日、なんかつまらないな…」
「自分は何をやってもダメで…」
そういう思いになること、ありませんか?
今回はこういった思いを日々もっている方に
「資格試験や大学院進学の勉強を
するといいですよ!」
という【処方せん】をお伝えする内容となっています。
よければこちらからどうぞ↓
「登録販売者」テキスト、現在4周目!
何度か書いていますが、
私は現在「登録販売者」の試験勉強を
進めています。
ドラッグストアなどで
医薬品の95%以上を
販売できるようになるという専門資格。
医療系の資格を何も持っていない私にとって
気軽に挑戦できる機会ですので
毎日コツコツ取り組んでいます。
(うちの受講生の方の半数以上が
看護師など医療関係の方なので
その方々の講義の質充実のために取り組んでいます)
8月から始めたこの学習。
同じテキストの読了を4回目、
問題集の練習も4回目に入っています。
(4回やるとボロくなりますね 笑)
4回やると、
ざっと2/3くらいの内容は
答えられるようになってくるのが面白いです。
以前解けなかった問題を解けるようになってくると、
「あ、少しは成長しているんじゃないか…!」
そんな手応えを実感できます。
…ですが、それでも間違えるところが結構あります(笑)
特に「ケアレスミス」的に
ちょっとした用語の間違いに気づかず
間違っているケースが結構あるのです。
(たとえば「亢進(こうしん)する」が「抑制する」に
変わっているなど)
こういう出題者の「罠」にまんまとはまっている自分が
情けなく感じますが、
「よし、次は出題者の罠に気づいてやろう!」
という「前向き」な気持ちも湧いてきます。
問題集の演習で「自己肯定感」を得よう!
あまり知られていませんが、
資格試験に向けて
単純知識の暗記を問題集で延々と行うのって
意外と「達成感」があります。
ドラゴンクエストなどの
RPG(ロールプレイングゲーム)で言うところの
「経験値稼ぎを繰り返した結果、
ステージのボスを倒せた際の達成感」
に近いでしょうか。
(すみません、据え置き型ゲーム機世代なもので…)
昨日まで倒せなかったモンスターが、
今日は倒せるようになっている。
このときにプレーヤーは達成感を感じますし、
「次のボスも倒したい!」
という欲望が湧いてきます。
勉強をRPGとして「遊んで」しまう。
こう考えるとあらゆる資格試験や
あらゆる学習はRPGのリアル版といえます。
これは決してRPGを貶(おとし)めているわけではないのですが、
ゲームの世界で何時間・何十時間プレイしていても
(プロゲーマーにならない限り)現実世界には
ほぼ影響はありません。
言ってしまえば「現実逃避」、
端的に言えば「時間のムダ」です。
(ときにはRPGに没頭したい気持ち、
私はよく分かるつもりです…)
であれば、勉強をRPGとして楽しんでしまうのが
いちばん手っ取り早いのですね。
上司に怒られても…
仮に職場で上司に怒られても、
問題集で以前できなかった問題を解けるようになっていたら
「ああ、自分はけっこう頑張っているじゃん」
と自信を得ることができます。
一度読んでわからなかった解説文を
2周目で分かるようになったら
「ああ、自分は少しレベルアップしているじゃないか」
と自分を褒めることができます。
…資格試験は自己肯定感を得るのに
最適な機会なのです。
戦前の「神経衰弱を治すにはどうしたらいいか?」問題
戦前の日本において
「神経衰弱を治すには何をしたらいいか」
という議論が行われていました。
当時の「神経衰弱」、
今風に言えば「うつ病」にあたるのではないかというのが
私の考えですが、
「神経衰弱」に陥る知識人は
戦前の日本にも多くいました。
(かの夏目漱石もそうです)
で、そういう「神経衰弱」を治すのに
最良と言われていたのが
「新たな語学を学ぶこと」
だったそうですね。
たとえば、イチからロシア語を始めると
始めは知らないことだらけです。
「え、なんでPがRなの?」
という発見でいっぱいです。
(これはロシア語を学ぶ
初日に誰もが思うこと、ですね 笑)
それでもずっと学習していると
以前わからなかったアルファベットが
正しく読めるようになります。
以前読めなかった単語の意味が
分かるようになってきます。
すると「ああ、自分は結構できるじゃないか」と
自己肯定の気持ちが高まるのです。
そうやって「神経衰弱」を克服できる、
と言われていたそうです。
…私自身は手っ取り早く
「自己肯定感」を得ることができて
「ああ、自分はけっこう頑張っているじゃないか」
と感じられる手段が
資格試験や大学院進学など
キャリアアップのための学習であると考えています。
(TOEICなど英語の学習も
資格試験に当たりますので念のため)
「毎日、なんかつまらないな…」
「自分は何をやってもダメで…」
そういう方こそ
気軽に資格試験や大学院進学など、
キャリアアップに向けての学習、挑戦してみると楽しいですよ!
今回のポイント
今回のポイントです。
誰でも手軽に「自己肯定感」を得られる!
勉強はRPGよりも楽しいゲームである!
浮気しないで同じテキストを使い続ける!
…ただ、この効果は
「同じテキストを繰り返し学習する」ことでしか
得ることはできません。
よく何かを勉強する際、
テキストや問題集を途中までやってすぐに
「なんか、これ、合わないな…。
別の教材をやってみよう!」「〜〜さんは○○の教材を進めていたから
私もそっちにしたほうがいいかしら…」
と切り替える方がいらっしゃいます。
これ、
ホントもったいないな、と思うのです。
テキストが楽しくなるのは2周目以降!
断言しますが、
資格試験や大学院進学、
楽しくなるのはテキストの2周目以降、です。
さらにいえば、
2周目よりは3周目、
3周目よりは4周目のほうが
「楽しさ」は増えてきます。
「あ、この内容って
こういうことだったんだ!」
以前わからなかかった説明が
急に分かるようになる瞬間を味わえるからです。
脳科学だと
「アハ体験」とかいう状態、ですね。
そうなると学習が「快感」になるのです。
それに、脳神経外科医の林成之(はやし・なりゆき)先生も
根気よく同じことを続けること、
つまり「統一・一貫性を鍛える習慣」を持つことが
脳を鍛えることになる、と指摘しています。
「実際に、抜きん出た才能を発揮している人の多くは、
統一・一貫性を鍛える習慣をもってます。代表例がメジャーリーガーのイチロー選手です。
イチロー選手はルーティンが多いことで知られています。かつて、毎朝カレーを食べていたのは有名な話。
バッターボックスに入って構えるまでの動作には、
数多くのルーティンが組み込まれ、ストレッチなどの
反復練習も徹底しています。剣道や柔道、華道、茶道などの「道」もそうです。
同じ型を繰り返すことによって統一・一貫性が鍛えられます。また、保育園や幼稚園のときに
同じ遊びをひたすら繰り返した子どもは、
小学校に上がるとおしなべて
成績が優秀です。統一・一貫性の本能が鍛えられているからです」
(林成之, 2015, 『脳の中の7人の侍』,株式会社主婦の友社,
Kindle版No.266-271/2006)
コツコツ同じテキストを向き合っていると
こういう「統一・一貫性の本能」が次第に磨かれていくのですね。
日々の学習が、自分の限界を破る!
続けて林成之先生はこういう指摘をしています。
「ルーティンワークを根気よく続けることで、
微妙な違いに気づく鋭い洞察力と、
自分の限界を超える力を得ることができるのです」
(林成之, 2015, 『脳の中の7人の侍』,株式会社主婦の友社,
Kindle版No.284/2006)
こうやって取り組んでいると、
問題文の解釈や知識の記憶の中で
実際に「洞察力」を磨くこともできますし、
淡々と続ける中で
「自分の限界を超える」ことすらも可能になるのです。
(ちなみにこれ、Kindle Unlimitedだと現在無料です!)
(RPGでずっとモンスターと戦っていると
気づけばラスボスを倒せてしまう、というのに近いですね)
まとめ!勉強は自分を助けてくれる!
なので、精神を安定させるためにも、
自分を鍛えるためにも、
もちろん手っ取り早く「自己肯定感」を得るためにも
キャリアアップに向けて勉強するのがオススメですよ!
☆勉強法の基本、
こちらにまとめました!↓
キャリアアップに向けての勉強で
「自分経験値」を最大にしていきたいですね!
ではまた!
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