お盆休みこそ「情報」収集!戦国大名の情報収集を思い返す!

今回のポイント
情報の語源は「敵情報告」。
戦国大名の「情報」収集を見習い、
生き残るための智慧を手に入れる!

 

お盆期間 突入です!

 

人によってはお盆休み期間ですね!

 

そんなお盆休み期間、
人によってはコロナで外にも出づらく、
窮屈な思いをしている方もいらっしゃるかも知れません。

 

 

そんなお盆休み、
こういう過ごし方はいかがでしょうか?

 

今回はそんな記事となっていますので、
興味のある方はどうぞ↓

 

 

 

「情報」の語源、知っていますか?

 

 

ふだん私達は
「情報」という言葉を
しょっちゅう使っています。

 

この「情報」という日本語、
語源はどういうものかご存知でしょうか?

 

 

これ、
「敵情報告」の真ん中2つから来ている、
と言われています。

 

(「敵情を報知する」という説もあります)

 

敵の様子を探ってきて、
それを報告する。

 

その「敵情報告」が
情報の語源とされています。

(森鴎外の翻訳説もあれば、
もっと前から使われている、
という説もあるそうです)

 

 

 

イメージとしては戦国時代でしょうか。

 

 

戦国時代の各武将たちが
自国を守るため敵国の情報を集めてくる。

 

 

 

「敵情報告」というのは要するに
自身が生き延びるために
絶対必要なこととして捉えられていたのです。

 

なぜかと言うと、
敵の「情報」がないことには
自分が生き残ることも、
また家族を守ることもできなくなってしまうからです。

 

 

 

このように
「情報」収集って欠かすことのできないものです。

 

 

情報収集のために役立つ方法は?

 

では、「情報」収集のために
役立つのは何でしょうか?

 

「情報」収集のために
一番役立つもの。

 

それは「勉強」です。

 

 

本を読んだりセミナーに出たり
詳しい人に個人的に教わったりと
意識的に勉強することで
必要な情報が手に入るのです。

 

 

日本での情報収集は「周りと同じかどうか」の確認作業である事実

 

しかしながら、
日本において情報収集は
「自身が生き延びる」ためではなく

 「周りと同じかどうか」

のために行なわれることが多いようです。

 

ちょうど今読んでいた本にも
こういう指摘がありました↓

 

 

「日本社会では、
「自分の身を守るために、
本当は何が起きているのかをつかむ」のではなく、

「みんなが何をしているのか」を知って

同じ方向に行くための情報収集が多いからです。」

(竹信三恵子,2020, 『10代から考える生き方選び』岩波ジュニア新書,
Kindle版No.2000/2163)

 

 

 

これ、たいへん意味のある指摘だと思います。

 

本当は自分の身や家族の身を守るためなのに
「周りと同じかどうか」を確認するために
情報を収集している。

 

 

これだと、みんなが間違った方向に進んでいたり、
また「みんな」と同じ行動をすると
明らかに不利益があったりするのに
「見ないふり」をするのと同じです。

 

 

たいへん非効率的なのですね。

 

 

情報収集はまとまった期間で!

 

さて、こういう情報収集ですが、
お盆休み期間のような
ある程度まとまった時間の中で行うのも
有効なように思います。

 

 

特にいまの時期ですと
なかなか外に出かけにくいという方も多いですよね。

 

 

もしそうなら、
本来の意味での「情報」収集に時間を掛けるのも
アリかも知れませんね。

 

 

なぜかと言いますと
戦国時代において「敵情報告」は
それこそ膨大な時間をかけて行なわれたから、です。

 

作家の池波正太郎さんには
『真田太平記(さなだ・たいへいき)』
という大作があります。

 

これは真田幸村を中心とする
戦国大名たちの
「生き残り」を掛けた謀略戦が描かれています。

 

 

真田一族が徳川家康あいてに
智謀を巡らせる姿など、
読んでいて大変「燃えてくる」作品となっています。

 

(余談ですが、池波正太郎の長編作品のうち
生前で唯一「完結」している作品が本作なのもポイントです。

『剣客商売』や『仕掛人・藤枝梅安』などは
結局完結しなったのですね…)

 

 

本作はフィクションではあるものの、
真田家が忍びの者(忍者)を全国に派遣し
各大名の内実を探るのにエネルギーを注いでいる姿が
印象的なものとなっています。

 

 

敵国だけではなく、
時には同盟を結んでいる大名のもとにも
スパイを潜らせ、
生き残りのために智慧を絞っていたのです。

 

 

 

おそらく相当なコストを掛けて
この情報網を張り巡らせたことでしょう。

 

 

 

見方を変えれば変化の多い現代社会も
「戦国時代」と言えなくはありません。

 

これからの社会がどうなるか、
産業や経済・仕事はどうなるかを
みなが必死で模索している時代となっているからです。

 

 

戦国大名たちがこういった
「情報」収集に多大な力量を払ったように、
いまを生き抜く私達にも
「情報」収集が必要だと痛感しています。

 

 

 

 

単にSNSやテレビなどの「無料情報」を観るだけではなく、
専門書や業界紙などの「有料情報」も専門的に学ぶこと。

 

 

これが本来の「情報」収集で役立つように
思うのです。

 

 

 

今回のポイント

 

 

今回のポイントです。

 

情報の語源は「敵情報告」。
戦国大名の「情報」収集を見習い、
生き残るための智慧を手に入れる! 

 

 

 

いまの時代こそ有料情報を!

 

 

いまの世の中では「情報」という言葉が
ずいぶん軽くなっているように思います。

 

 

 

何しろ「情報社会」なので
スマホの中にも街の中にも
情報があふれているからです。

 

 

でも、そういうときこそ
真田家が多大なコストを掛けて
忍者による情報網を張り巡らせたように、

「有料情報」を手に入れることで
今後の社会を生き延びる智慧を手に入れる必要があるのでは
ないでしょうか。

 

 

 

お盆休みのようなまとまった時間は
この「情報」収集に最適な期間であると思います。

 

 

 

実際私も昨日の「お盆休み」初日、
買ってそのままになっていた本を
かなり読み進められて有意義でした。

 

「敵情報告」的な「情報」収集をして
これからに備える。

 

 

そんな休暇もいいものですね!

 

 

ではまた!


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