森信三『修身教授録』読書会@札幌、スタート!










現代だからこそ読みたい、森信三の『修身教授録』!

作文教室ゆう@札幌駅前を運営する、
日本ノマド・エジュケーション協会

社会人向けイベントとして、
これまでもビブリオバトル読書会@札幌などを行ってきました。

読書の楽しさ・本好きがつながるイベントとなっており、
毎回新たな発想が生まれる「発見の場」にもなっています。

今回から、そのイベントの中に『修身教授録』読書会が追加されました!

 

 

森信三『修身教授録』とは?

森信三は戦前から活躍する哲学者。

 

京都大学で西田幾多郎に学んだという、
日本の哲学の本流を行く人。

著書に『恩の形而上学』などがあり、
西田哲学のさらなる発展を目指した人です。

教育者としても有名で、
現在の大阪教育大学にあたる天王寺師範学校で教鞭をとっていました。

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天王寺師範学校は
学校の先生を育成するための場所。

「先生になりたい!」
学生たちに、
どのような先生になるべきか語っていったのです。

 

この『修身教授録』は
森信三が天王寺師範学校で
「修身」の授業を担当した際の講義録です。

授業の際に森信三が話した内容を、
学校の日直が書き留めていくのです。
そのため、
森信三の姿勢がリアルに描かれています。

先生は、鐘が鳴ってしばらくすると、静かにドアを開け、後ろを向いてドアを閉められた後、おもむろに教壇に上がって、ていねいにわれわれに礼をされた。そして時計と万年筆とを教卓に置かれて、ゆっくりと出席簿の名前を呼ばれたが、すべてが実に静かである。(11ページ)

当時を思えば不思議なほど、
「軍国主義」の色が出てきません。

戦後、
それまでの「修身」の授業は廃止されます。
修身の中で
「軍国主義的発想が子ども達に教えられていたから」
という理由です。

例えば、「ヒグチ歩兵は死んでもラッパを離しませんでした」
的なものです。

日露戦争で進軍ラッパを担当していた兵隊が、
撃たれた後もラッパを
吹き続けたことを「美談」として授業する。

 

「お国のために敵を攻撃して死ぬ」ことの
美徳を伝えられた場でもあったのです。

しかし、森信三の「修身」の授業では
そんな内容は教えられていません。

 

あくまで哲学者の立場から
「君たちはどう生きるか」
「教師として、君たちはどう仕事を進めていくべきか」
を具体的に丁寧に教えていったのです。

 

書店「読書のすすめ」にて、『修身教授録』を知る。

私はこの『修身教授録』を知ったのは、
東京の篠崎にある小さな本屋「読書のすすめ」(本当の店名)です。

☆ 「読書のすすめ」については
別記事を書いているので、
興味のある人は読んでもらえると嬉しいです。
私の好きな本屋ランキング。

 

ビールの出る、面白い変な本屋

学校教員の採用試験に合格した後、
「採用後は東京を離れるから」という理由で
東京の書店周りをしていました。

その時に「読書のすすめ」に行ったのです。

入った途端、
店員さんが行ったセリフに衝撃を受けました。

「ビール飲んでいきますか?」

 

え、本屋なのにビール?

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面白そうなので頼むと、
生ビールサーバーでビールをいれてくれました。

ちょっとした駄菓子のおつまみも出てきました(ポテトフライ)。

本屋でビールを飲みながら、
店員さんと話しているとちょっと仲良くなりました。

「僕、4月から札幌で高校教員になるんですけど、何かオススメの本ってありますか?」

尋ねた所、
店員さんが真っ先に教えてくれたのが『修身教授録』でした。

「修身っていうと、どうしても悪いイメージがあるんでなかなか読まれていない本なんですけど、読んでみると本当に面白いですよ! ビジネスマンの方々にもよく読まれてますし」

そのまま、
店員さんの勢いに押されて購入、となったわけです。

読んでみると、
意外に面白かったです。

それどころか、
「自分はどんな教員になりたいのか」
真剣に考えはじめていました。

単なる一学校教員であったとしても、
その人の振る舞いや人徳によって、
生徒も学校も、
そして学校のある地域の人々をも変えていけるんだ、
と伝えてくれます。

 

学校教員としてすべきことは単に授業を教えることでも、
単に生徒と話すことではない。
そうではなく、
「この先生みたいになりたい!」
と生き方を示していくことだ・・・。

 

読んでいて、
学校教員となる自分に大きな世界が見えてきたのです。

ただ、私、もう学校教員、やめちゃいました。
いまは作文教室の塾長として
「書き方」の講義をしています。

起業して、塾経営もしています。

そんな状況でこの
『修身教授録』を読み直すと、
別の発見があるんじゃないか?

そう思っていた時に
「読書会、やりませんか?」
とのお誘いを受けて読書会を始めました。
教員志望以外の人にも
この本が人を引き込む力があることに気付きます。

ご参加いただいた社会人の方々の話を聞くと、
「こういう読み解きができるんだ!」
と改めて実感しています。

「第1講 学年始めの挨拶」を読むと、縁の大事さを感じます。

 

森信三『修身教授録』読書会の目的

この読書会、
ただ読んで「森信三を知る」だけを目的としていません。

読んだ上で、
「どう活かしていけるか」考える場にしたいと思っています。
場所として作文教室ゆうの教室を考えています。

森信三の読書会、東京ではよくやられているようですが、
札幌ではあんまり行なわれていないようです。

現代だからこそ読みたい、
森信三の『修身教授録』。

一緒に読んでいきませんか?

今後、
毎回5講ずつ読み進目ていければと思っています。

 

そういった、
森信三に学ぶ会
(森信三『修身教授録』読書会)の
詳細はこちらをご覧ください。
森信三『修身教授録』読書会&名言集

 

お楽しみに!

 

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