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文章読解・作成能力検定(文章検)、作文教室ゆうにて実施!
8/23(火)、作文教室ゆう@札幌駅北口にて文章読解・作成能力検定(文章検)を実施しました!
作文教室ゆうの生徒や一般の方、
希望する中高生が集い、自らの文章力を試していました!
作文教室ゆうは文章検および漢検の準会場認定を得ています。
だからこそ実現したのです。
詳細はこちらをご覧ください。
文章検にチャレンジしよう!
この文章検、なんと作文教室ゆうの生徒は
無料で受験可能なのです!
漢字能力検定協会が実施する、文章検とは?
文章検は日本漢字能力検定協会が実施する、ちゃんとした資格です。
日本漢字能力検定協会が行っている検定で有名なのは漢字能力検定(漢検)ですね。
ここで、漢検についてもちょっと見てみましょう。
漢検の意義
この検定、私も準2級まで持っているのですが、まあ難しい。
中学卒業レベルの3級くらいまではキチンと練習しておくのが必要と思いますが、それ以上は
「パソコン全盛の時代、不要では?」
・・・そういう方もいるようです。
今の時代、漢検3級はせめて学んでおこう。そうでないとそれだけで不合格。
確かに「部首」など、「社会に出て役立たなそう」な知識も漢検では問われます。
また、常用漢字(新聞や書籍に使ってもよい、と指定されている漢字)レベル以上になる準1級以上は、日常ではあまり役立たないように思われています。
ですが、個人的には「漢検3級」レベル(中学卒業程度)の学習は必要だと感じています。
それは新聞・書籍および試験問題に使われている漢字が読み書き出来ないと、それだけで「不合格」になるからです。
漢検3級レベルの漢字が読み書きできないのは、社会にでる上で大きなハンデとなってしまうでしょう。
意外に思われますが、地味に重要なのは「筆順」です。
プレゼンテーションや講義の際、話し手が無茶苦茶な筆順で書いていると、「あれ、この人、大丈夫・・・?」と思ってしまいます。
年配の人ほど、その思いは強いようです。
教員志望の方は、本当に気をつけてください。
さもないと、例えば公開授業の際に
「〜〜先生、[必]の筆順、違ってましたね」
・・・と、本筋ではないところで批判・注意されます。
なにげに筆順も大事なのです。
文章検の意義
はい、漢検について見てきましたが、その意義はお分かりいただけたでしょうか???
漢検同様、むしろそれ以上に重要なのが文章検なのです。
それは漢検で学んでいる「漢字」や「ことば」を、ほんとうの意味で使えているかを問う問題だからです。
級も分かりやすいです。
出題される漢字のレベルは漢検と文章検、ともに対応しています。
例えば漢検準2級レベルの漢字が、文章検準2級にも出題される、という具合です。
すでに漢検を持っている人にとって、気軽に挑戦できる検定です。
文章検には色んな問題が出ています。
例えば、四字熟語の使い方、誤った漢字の訂正、文章の読み解き、手紙を書く際のルール、小論文作成の問題など、多様です。
この検定、社会でもよく使える力を問うているのです。
あまり有名ではない文章検ですが、社会人のキャリアアップにも、中高生の入試対策にも、大学生の就職試験対策にもとにかく役立つ検定なのです。
平成28年度第1回試験にはこんな問題が出た!
実際に今回 作文教室ゆうで実施した「平成28年度第1回試験」に出た問題を見てみましょう。
準2級の第5問です。
最近、ブログやSNSなどインターネット上に、映画や本のあらすじが載せられています。中にはその内容が結末まで書いてあることもあります。多くの人が目にするインターネット上に映画や本のあらすじを「結末まで記してもよい」という意見と「結末まで記すべきではない」という意見があります。どちらかの立場に立って、論説文を書きなさい。(1行25字のマス目に縦書きで、必ず18行以上、26行以内で書くこと)
・・・いかがでしょう?
単なる暗記ではなく、思考力を問う問題です。
なおかつ、小論文の書き方を意識しなければ書けません。
字数も、25字×18行以上ですから、最低でも450文字程度、
最大で650文字でまとめるという問題です。
文章検全体で60分で実施するので、この問題にはせいぜい30分くらいの時間で回答することになります。
なかなかレベル、高いでしょ?!
・・・社会人や学生さんのスキルアップに役立つということがお分かりいただけたでしょうか?
ちなみに、この準2級、私・藤本も受験いたしました。
私が書いた解答が気になる方、ぜひこっそり尋ねてみてくださいね!
(詳しくはこちら。
作文教室ゆう塾長はこう書いた!文章検準2級の小論文問題)
なお、作文教室ゆうでは11月に「日本語検定」も実施予定です。
こちらは普段使っている「日本語」の力を測れる検定です。
文章検同様、受験や入社の優遇処置を取っている場所も多数ある検定です。
「受けたい!」という方、お気軽に以下までお問い合わせくださいね!
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