制度を知らないで進学、断念していませんか?

今回のポイント
「お金がないから進学を断念する」のを
無しにしたい!
そのためには制度を調べてみるところから!

 

「お金がないから大学に行くのは諦める…」そういう人を無くしたい!

 

☆本日の内容は動画でもお伝えしています。
動画にしかない内容もありますので
気軽に聞き流してみてください。

 

「大学に行きたいけど、
家にお金がないから難しそう…」

たまにこういう声を
伺うことがあります。

 

大学って、
国立大学でも私立大学でも
年間60-120万円くらいは
かかってしまいます。

 

(理系科目、特に医学系ならもっとです…)

 

 

一人暮らしや寮生活をする場合は
それ以外に家賃や食費・水道光熱費なども
かかってきます。

 

だからこそ

「大学に行きたいけど、
家にお金がないから難しそう…」

という方も
けっこう多くいらっしゃいます。

 

お金が理由で
進学を断念する。

 

 

残念ながら
こういう方も多いですが、

これってもったいないことだと
実感しています。

 

「もはや学歴に意味はない」
という人もいますけど、

まだまだ日本社会は
大卒有利に作られています。

 

 

高卒よりは大卒の方が
給料体系が良くなったり、

福利厚生に優れた企業への就職も
しやすかったりするのです。

 

仕事をするにしても、
大学で専門知識なり
教養なりを学んでいたほうが

仕事をしてからの「幅」も大きくなるという側面も
大きいです。

 

 

 

それに、大学・大学院で
勉強を続ける中で

自分の夢に気付いたり、

「これをやってみよう!」

というアイデアが湧いてきたりすることも
多いのです。

 

だからこそ、

可能なのであれば
大学・大学院には
進学したほうがいいのではないか、

…というのが私の持論です。

 

ちょっとでも進学を希望するなら「どういう制度があるか」を調べてみよう!

 

でも、中には

「家計が厳しいので
進学は絶対ムリ…」

最初から諦めている方も
まだまだ多いです。

 

「親が進学に反対している…」

という方もけっこういらっしゃいます。

 

 

いろんな考え方・状況はありますが、
もしちょっとでも

「進学したい」

という想いがあるのなら
【どうやったら進学が可能か】を
自分で調べてみるのもいいと思うのです。

 

 

国や各大学が行っている支援制度を調べると、

「この制度を使えば進学できる!」

という発見も得やすいはずです。

 

お金がもらえる! 給付型奨学金制度とは?

 

 

例えば、です。

 

あまり知られていませんが、
大学の学費を支援する動きもあります。

 

 

高等教育の就学支援制度に、
日本学生支援機構による

【給付型奨学金】

という制度があります。

 

 

これは住民税非課税世帯で
自宅外通学(つまり一人暮らし・寮ぐらしなど)をしている学生の場合、

月額6.67万円(国公立)
月額7.58万円(私立)が
給付の対象となる、

という制度です。

 

(給付というのは、
要は「お金がもらえる!」ということです)

 

 

この金額を毎月受け取れるのなら
アルバイトをしながら
不足分を補うというのも不可能ではないでしょう。

☆詳しくはこちらの公式サイトをどうぞ↓
https://www.gov-online.go.jp/cam/shugaku_shien/index.html

 

お金を借りる! 貸与型奨学金制度

 

ほかにも、
日本学生支援機構では

【貸与型奨学金】

という制度もあります。

 

こちら、
言ってしまえば「借金」です。

…といっても、
通常の借金や各種ローンよりも
利率がかなり低いです。

 

(無利子のものもありますし、
有利子の場合でも年利1%もいきません

 

☆利率はこちらを御覧ください↓
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/seido/riritsu/riritsu_19ikou.html#r02

 

 

借金には「良い借金」と「悪い借金」がある

「え〜、借金してまで
大学に行くなんて、
なんかイヤだな…」

そういう方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

ですが借金には
「良い借金」と「悪い借金」が
あるというのを
ご存知でしょうか?

 

 

会社経営の世界では
よく言いますよね。

 

「良い借金」は借りたお金を元に
会社の事業を大きくしたり、
新たな設備を導入したり、
新製品の告知に使用したりと
「会社の今後」にプラスに働きます。

もし「良い借金」をしない場合、
長い時間をかけて
自力でお金を貯蓄することが必要でしよう。

 

 

たとえば市場でヒットしそうな
斬新なアイデアがあっても、

「お金をいまから10年間積み立てて
工場を作り、
10年後に新商品として発表しよう!」

としていたら
チャンスを失ってしまうのです。

 

そうではなく、
適切な場所からお金を借りてきて
工場を建ててしまうことで
チャンスを活かすことができるのです。

 

 

こういう会社のプラスになる借金は
「むしろどんどんやったほうがいい」というのが
経営のセオリーです。

 

(逆に、単なる浪費につながるものは
「悪い借金」なのでしてはいけません)

 

 

 

奨学金を借りて大学進学するというのも、
私は「良い借金」だと考えています。

 

なぜかと言うと、
それによって「大卒」の
学歴が得やすくなるだけではなく、

自分の視野が広まったり、
専門知識・教養を高め
社会に出てからの「幅」を広げられたり
するからです。

 

それが社会に出てから
誰かを助けることになったり、
誰かに喜んでもらうことになったりするのです。

 

 

日本学生支援機構の借金は、支払いを待ってもらうことができる!

 

それに日本学生支援機構からの
「借金」って、

本当に困ったときには支払いを
待ってもらうことが出来ます。

 

「支払猶予(ゆうよ)申請」
というものです。

 

 

ここだけの話ですが、
私は日本学生支援機構に
まだ数百万円ほど借金が残っています。

 

(大学〜大学院でだいぶ借金が増えました 笑)

 

もちろん、高校教員として勤務していた時と
現段階では普通に毎月返済していますが、

実は2年間ほど「支払猶予申請」を
出していた時期があります。

 

 

それは起業後2年間です。

 

 

起業したばかりで
「売上ゼロ・お客ゼロ・妻のヒモ」だった時は
ホントにお金がありませんでした。

 

なので、日本学生支援機構に書類を送り、
支払を待ってもらう申請をしたのです。

 

ありのままに書類を作ったところ、
無事この依頼が通ったので
一安心できました。

 

日本学生支援機構の制度、「学びたい!」人はぜひとも活用を!

 

日本学生支援機構の
現状の制度すべてが優れているとは
当然言えないと思いますが、

「学びたい!」

という人のチャンスを果たす上で
活用を検討したほうがいいなあ、
と思う次第です。

 

 

制度を知っていて
「あえて使わない」のは自由ですが、

知らないで夢を断念するのは
ホントもったいない、と思うのです。

 

 

今回のポイント

 

今回のポイントです。

 

 

「お金がないから進学を断念する」のを
無しにしたい!
そのためには制度を調べてみるところから! 

 

 

自分から動かないと一切支援は受けられない!

 

 

ただ。

 

日本学生支援機構を始めとする
学費支援や奨学金に関する申請って、

基本的に「自分から」やらないと
一切支援は受けられません。

 

 

国や大学側が勝手に進めてくれるといいのですが、
そういう制度にはなっていないのです。

 

 

なんと1年前が締め切り?!締め切り時期に注意!

 

 

おまけに、気をつけていただきたいのは
「申請締切の時期」です。

 

日本学生支援機構の奨学金の場合、
申請する「時期」が予め決まっています。

 

大学1年生のはじめから奨学金を使いたい場合、
「高校3年生の1学期(前期)」に
申請が必要となります。

 

「予約奨学金制度」というのですが、
これがないと大学1年生の最初に
奨学金を受けることができなくなってしまいます。

 

 

…この制度、

「行く大学も決まっていないのに、
早すぎないか?」

と私が高校生のころから思っていますが
一向に改まらないですね。

 

 

なお、申請無しで進学した場合、
毎年春に申請のチャンスがあります。

 

その時期に申請すると
「翌年」からの奨学金支給開始となる
ケースもあるので申請はお早めに!

 

(計画的に進めましょう)

 

困った時はすぐに相談を!

 

 

このほか、
たとえば家計に緊急の変化があった場合など、
相談をすると緊急で貸付をしてくれることや
学費支払いを待ってもらえることもあります。

 

 

これは日本学生支援機構だけでなく、
大学独自の取り組みとして
行っているケースもあります。

 

 

お金のために進学を断念するということが
なるべくゼロになる社会にしたい。

 

そう私は考えています。

 

こういう奨学金の制度など、
活用していくことで

「学びたい人が
お金を気にせず勉強できる」

社会にちょっとは近づけるように
思っています。

 

 

今回の記事、
なにか参考にしていただければ幸いです!

 

ではまた!

 

(必要な人に知っていただけますよう
シェアいただけると嬉しいです)


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