大学院でモトを取る方法!図書館と勉強会をフル活用しよう!

今回のポイント
大学院でモトを取るには「モノ」と「ヒト」をフル活用!
図書館を「居場所」にし、
勉強会を主催しよう!

 

知っておきたい、大学院を有効活用する方法

☆本日の内容は動画でもお伝えしています。
動画にしかない内容もありますので
気軽に聞き流してみてください。

大学院合格を勝ち取った受講生の方から
ご相談を受けることがあります。

「どうやったら大学院を
 有効活用できますか?」

こういうご質問も
多く頂いています。

 

せっかく安くない学費を払い、
時間を割いて大学院に行く以上、
ちょっとでも「モト」を取りたいですよね。

 

 

図書館を「居場所」としてフル活用しよう!

 

私は大学院生時代、
なにもない日は朝から図書館にこもり、
授業・ゼミに出たあとは
また図書館にこもる生活を続けていました。

図書館を「居場所」として
フル活用していたのが懐かしいです。

(早稲田大学 中央図書館地下には
「院生・教員専用」の
個室ブースが設置されていました。

なかから鍵をかけて
ひたすら本が読めました。
エアコン完備で超・快適でした)

 

自主的な勉強会に参加&主催しよう!

私は物理的に大学院という場所を
フル活用していました。

 

ただ、それだけではなく
一番モトを取れたなあ、
というものがあります。

それが
「自主的な勉強会」
です。

大学院のなかには
院生による自主的な勉強会・研究会が
設けられていることもあります。

 

 

院生の自主的な勉強会からの学びは大きい!

 

 

そういう場に自分が複数参加する他、
自分でも勉強会を主催していたのが
懐かしいです。

 

大学院の授業やゼミも
もちろん役立つんですけど、

 

一番学びを得たと思うのは
「自主的な勉強会」
ですね。

 

 

 

一例をあげますと…。

教育哲学を研究なさっていた先輩が主催する
「平らげ研」という勉強会に
修士1年の途中から
参加していました。

 

思想に関する古典を
「平らげる」というコンセプトで
行っていらっしゃった勉強会(読書会)です。

 

私が
アダム・スミス『国富論』全4巻を読み切ったのも
またリカードの『経済学および課税の原理』上下巻を読んだのも
この勉強会のおかげ、ですね。

いまだに懐かしいです。

 

 

ちなみに2011年3月に
東日本大震災があった日にも
この「平らげ研」が行われていました。

 

 

いまさら帰るわけにも行かなかったので
地震が不安だったものの
先輩宅で夜まで過ごしたのも
いい思い出です。

 

(家に帰ると下宿内がグチャグチャでした…)

 

 

こういう「自主的な勉強会」を
気軽に主催し参加できるのが
大学院時代の大きなメリットですね。

 

 

大学院まで来る人って
基本的には勉強好きな人ばかりです。

 

なので、
先輩・同期と楽しく本を読み
議論ができたのが非常に有意義でしたね。

 

 

自分で勉強会(読書会)を主催しよう!

 

一番多かった時は
月1回参加している読書会が
合計5個くらいありました。

 

そのうち私主催のものが
2個ありました。

(『〈民主〉と〈愛国〉』という
1,000ページを超える本の読書会も
やったのが懐かしい…)

 

 

勉強のためにモノとヒトをフル活用!

 

大学院の良さは
「やろうと思えば
いくらでも自由に勉強できる」
点にあります。

 

 

それができる「場所」と「人」が
そろっているのも魅力です。

 

 

大学って、
割と場所を気軽に(無料で)貸してくれることが
多いですし、

大学院生って
(暇な人なら)誘えば来てくれることも多いです。

 

こうやって
大学の設備と人をフル活用することで
はじめて大学院の「元を取る」ことが
できるのだと考えます。

 

 

今回のポイント

 

 

今回のポイントです。

 

大学院でモトを取るには「モノ」と「ヒト」をフル活用!
図書館を「居場所」にし、
勉強会を主催しよう! 

 

 

安易なアウトプットで終わってしまっていませんか?

 

明治大学の齋藤孝先生も
大学の授業の意義について
ある本で書いてました。

それは、

〈大学の授業の成功は、
受講生が自主的に勉強会を開催するようになること〉

にある、というような内容です。

 

 

最近、
「アウトプットが大事だ」
という意見をよく聞きます。

 

これ、私思うんですけど、
わりと「安易なアウトプット」に
とどまっている人も多いように思うのです。

(私も含めて…)

 

多くの人にとって
「アウトプット」が
単なる情報発信レベルであることが
多いです。

 

一番のアウトプットは自分で勉強会を企画すること。

 

でも、一番の「アウトプット」は
自分でイベントなり勉強会なりを企画することですね。

 

 

読書会や勉強会、
メインのゼミとは違う「サブゼミ」など、
自分主催で「アウトプット」の場を企画するのが
一番勉強になるものです。

 

 

他の人主催の勉強会に満足するだけでなく、
自分でも勉強会を開催する。

 

 

これを大学院時代に実践していたことが
いまだに役立っているように感じます。

 

(いまでも読書会、
継続していますし…)

 

 

今回のまとめ

 

まとめますと、
大学院でモトを取るには、

(1)図書館という「モノ」をフル活用する

(2)勉強会を主催し、
院生仲間という「ヒト」をフル活用する

 

…という2点がオススメです。

 

 

 

ただ、社会人として仕事をしていると
なかなかこの部分、難しいかもしれません。

 

 

ですので、〈できる範囲〉で構わないので
取り組んでみていただければ幸いです!

 

 

今回書いていると、
大学院生時代の頃、
本を読んで議論したときの記憶が蘇り
無性に「あのころ」に帰りたくなってきました…。

 

 

コロナが明ければ、
久々に大学院まで行ってみようかと思います。

 

 

ではまた!


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