自分の裁量でできることを増やす!それが仕事のやりがいを高めてくれる!

今回のポイント
思いついたら「すぐ」に取り組める。
それが1人〜少人数組織の良さである!

 

今の時代の仕事論。『ブルシット・ジョブ』を読んでいます。

 

いま『ブルシット・ジョブ』という本を
読んでいます。

 

サブタイトルに
「クソどうでもいい仕事の理論」と付いている通り、

「現代社会にあふれている
どうでもいい仕事」

について研究している本です。

 

 

☆『ブルシット・ジョブ』の詳細はこちら↓

(著者が昨年亡くなっています。
いわば遺作となったのが本書です)

 

世の中には「くそったれ仕事」という、
やりがいを全く感じない仕事が増えています。

 

 

たとえば「人を管理する」だけの仕事や
意味のない会議などがそうです。

 

 

「仕事があるまで待機する」タイプの仕事や

「自分がいなくても
ぶっちゃけ、何も困らないのでは…」

と思ってしまうタイプの仕事もこれですね。

 

 

実質的な業務がないので
ただ「なんとなく」ネットサーフィンやSNSをしたり
新聞を読んだりするしかない職場も
ときおりあります。

 

 

何の意味があるかわからない業務しかない職場・・・。

 

 

こういうやりがいを感じようがない業務が
いま世の中に広まっています。

 

(ただ、本書のなかで「ブルシット・ジョブ」の
細かな定義がされていないので、
「なんでもあり」な定義なのですが…)

 

一人で仕事ができる気楽さを実感。

 

こういう本を読んでいると
「ひとりで仕事をする」というスタイルが
いかに気楽か、よく分かってきます。

 

 

大組織だと
「このプロジェクトをやりたい!」
というとき、おそろしく煩雑な手続きが必要です。

 

「企画書」を作り、
その「承認」を得た上で
「会議」をかける事が必要です。

プロジェクトの準備の際も
告知する資料の「確認」や
逐次進捗「報告」も必要です。

 

結局、実際に中心で関わるのが
1人しかいないプロジェクトでも、
その準備段階で何倍もの人が関わります。

 

これら一連の取り組みをしている間に、
プロジェクトにかける情熱が
雲散霧消してしまうことも多いです。

 

 

 

そのうえ、ようやくプロジェクト実施の許可が出るまでに
数ヶ月かかることもザラです。

 

…正直 企画を考えたり、
企画書を通したりするのなんて
(リサーチが終えた段階であれば)
数時間もあれば出来てしまうことも多いです。

 

 

ですが、その「企画書」を通すのに
莫大な時間がかかるわけですね。

 

(通すためにビジュアル面にこだわったり、
ムービーを作ったりすることにもなります)

 

その上、「企画書」が通ってから
ようやく具体的な中身を詰め、
告知ページなどを作ることになります。

 

 

スタートまでに
ますます時間がかかるのです。

 

その点、私のように「1人」でやっている場合
やろうと思えば
「企画書」すら作る必要もなく、

「とりあえず
イベント告知ページをつくる」

「翌日にはその申込状況から
告知内容の修正をする」

「とりあえず予約が数件入ってから
場所を手配する」

…などの取り組みを
一気に行えます。

 

 

この点は私が独立開業してから
すぐに気付いたメリットです。

 

前職時代の思い出

 

 

前職の学校教員時代、
私は同じ高校の札幌校で2年、
帯広校で2年勤務をしました。

 

札幌校は職員数も多く、
何か新しい取り組みをするのにも
かなりな「手間」が必要でした。

 

 

授業で外部講師を呼ぶのにも
「企画書」や「趣旨書」が必要です。

まして何か新しいプロジェクトを始めるのには
「会議」を通さなければ実施不可能でした。

 

 

いろいろやってみたいアイデアがあった私でしたが、
こういう「手間」をイメージすると
やる気が一気に無くなってしまっていましたね。

 

 

 

ところが、
帯広校に移ってからは
この状況は一変しました。

 

帯広校は職員が最少人数しかいないため
組織が非常にスリムです。

 

 

ありがたいことに、
「授業で必要だと思うなら、
外部講師を招いても問題ないよ」
と寛大な環境でした。

 

 

生徒募集につながりそうな
新規プロジェクトも
割と気軽に許可が降りていました。

 

 

こういう点で帯広校の勤務、
新しいことに取り組めて
楽しかった記憶があります。

 

 

やりがいも
強く感じていました。

(結局やめちゃいましたが…)

 

ブルシット・ジョブの少なさがやりがいに通じる。

 

なぜ帯広校のほうに「やりがい」を
感じたのかと言うと

「ブルシット・ジョブ」

が少なかったからのように思うのです。

 

 

組織って人数がある程度増えると
メンバー内での情報共有や
メンバーの「管理」に時間と手間がかかります。

 

 

端的に言えば
必要な書類の数が増えます。

必要な会議の数も増えるのです。

 

(「ブルシットジョブ」がひたすら増えます)

 

こうなると、
「なにか新しいことをやりたい」
という思いは消えていってしまうのですね。

 

 

ところが帯広校の場合は
組織もスリムであり、
「書類」を作らなくても
比較的提案にOKが出やすい環境にありました。

 

 

すると、やってみたい企画を
試してみることが出来ました。

 

こういう点でたいへん恵まれていたなあ、
と思うわけです。

 

 

 

1人〜少人数で仕事をしていると、
「ブルシット・ジョブ」はかなり減ります。

 

 

今の時代、
できるだけ人数を少なくして業務を回すほうが
効率が高くなるのかもしれないな、
と思っているわけです。

 

 

今回のポイント

 

 

今回のポイントです。

 

思いついたら「すぐ」に取り組める。
それが1人〜少人数組織の良さである! 

 

安易な道に行かないために。

 

会社などの組織だと、
自分がやりたいことがなかなかできなくなります。

 

 

その結果、

「なにも新しいことをやらないほうがいい」
という安易な行動に繋がりがちです。

 

 

この態度って「失敗」はないですが、
なんかつまらないですね。

 

 

だからこそ、自分の裁量でできることを増やしたほうが
楽しくなるように思うのです。

 

仕事でそういったことを行うのが難しいなら、
プライベートなどで
自分がやってみたいイベントや企画、
気軽に挑戦してみるほうがいいと思うのですね。

 

 

自分の発案でやるなら
すべて自分の判断で好きに行なえます。

 

ときには会社の外でこういう経験をしていたほうが
のちのち役立つスキルになっていくかもしれませんね!

 

 

 

ではまた!

 


☆メルマガ登録後1通目が届かない場合はこちらをご確認ください。
メールが届かない場合

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください