過去問は大学/大学院からのメッセージである!
出題された文献を、
自分で手に入れて読んでみよう!
受験する際必ず見るべきものは?
突然ですが、
受験をする際、
必ず見るべきものは何でしょうか?
色々な回答がありますが、
一番に見るべきは
「過去問」です。
過去に入学試験に出題された
問題を「過去問」と呼んでいます。
この「過去問」、
大学/大学院によっては
ネット上で公開されていることもありますし、
学校側に請求をしたら
送ってもらえることもあります。
(もちろん、
市販されていることもあります)
過去問は大学からのメッセージである!
「過去問」を見てみると、
出題形式がわかります。
ですが、過去問というのは
「どんな問題が出るか」を知るためだけに
役立つものではありません。
過去問というのは
実は大学/大学院からのメッセージです。
特に小論文試験の過去問には
大学/大学院からの「思い」が詰まっているのです。
例えば、です。
小論文試験の過去問で
毎回新聞記事から出題される
大学/大学院があります。
こういう場合
「本学への入学を希望するなら、
少なくとも新聞くらいは読んでおけよ」
というメッセージを伝えているわけです。
なので、過去問で出題されるような
文献や新聞については
日頃から読んでいたほうがいいのですね。
大学/大学院の過去問を見てみると、
多種多様な文献から出題されているのが分かります。
新聞記事はもちろん、
新書や専門書など
種々あります。
もし大学/大学院の小論文入試対策をするなら、
引用されている文献について
自分で入手して読んでみたほうがいいです。
おそらくは
「受験する人には
ぜひとも読んでほしい」
という本がセレクトされているはずです。
だからこそ、
小論文試験の際
「引用文」として出題された文章の
「出典」を探してみると、
大学/大学院からのメッセージに
気づくことができるのです。
今回のポイント
今回のポイントです。
出題された文献を、
自分で手に入れて読んでみよう!
何度か言及していますが、
うちの塾からいちばん近い大学院は
「小樽商科大学大学院
アントレプレナーシップ専攻」
です(通称OBS。仕事をしながら通学し、MBAが取れます)。
このOBSの
過去問を見ると、
大学院からのメッセージが
極めて明快に描かれています。
小樽商科大学の「小論文」試験の 過去問には
毎回「日経新聞朝刊・経済教室」の欄から
出題されています。
毎回同じ場所から出てくるので、
過去問を解いていて
「うわ、また日経新聞の
【経済教室】からの出題だ…」
などとイヤになってくるほどです 笑
…でも、これこそまさに
OBSからのメッセージなのですね。
OBSのメッセージは
「うちの大学院を目指すなら
毎日 日経新聞くらいは読んでほしい」
というメッセージを示しているわけです。
つまり、日々の経済ニュースに親しみ、
自分なりの知見を持った人材に
OBSに来てほしい、という思いが表れているわけです。
他にも、大学/大学院の過去問を分析すると
先方がどのレベルの文献を普段から
読んでほしいと思っているかが
イヤでも伝わってきます。
だからこそ
学校側の思いを知るためにも
「過去問」、
特に小論文試験の「過去問」の出典元も
読んでみてくださいね!
ではまた!
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