基本書(教科書)を読み返すべきタイミングとは?

今回のポイント
仕事に慣れてきた段階・
長年やってきた段階こそ、
「いま一度基本書を読む」ことで
飛躍できる!

 

「会社法」の本を読んでいます

 

 

いま、思うところがあって
「会社法」の本を読んでいます。

 

 

六法全書に載っている、
あの「会社法」です。

 

 

 

会社経営や仕事をする上で
「前提」となっている法律が「会社法」。

 

 

…ですが、意外と
あいまいな理解のままでいる人も
多い分野です。

 

 

かくいう私もその1人。

 

 

知識が曖昧なので、
読み出してみたわけです。

 

 

3回目の読書です。

 

…実は「会社法」に関する本、
読むのはかれこれ3回目です。

 

 

 

いずれも、読んだ時期が違うんですね。

 

 

1回目は大学在学中です。

 

「弁護士になりたい!」

と突如思いつき、

ロースクール予備校に通い出したときに
読んだことがあります。

 

 

「会社法」の本自体は読み終わりましたが、

弁護士になるための勉強って、
あまりにも膨大なので、
あっさり諦めてしまった思い出があります 笑

 

 

2回目は起業前の時期です。

 

ちょうど、学校教員をしていた頃、

「独立して塾をやろう!」

と決断しました。

 

 

その時、
「株式会社の作り方」
「一般社団法人/NPO法人の設立方法」
などの本を読み漁っていました。

 

 

そのときに「会社法」に関する本を
読んだのですね。

 

 

読書で知った

 「会社法人を作ってしまうと、
売上が上がらなくても
毎年法人税がかかってくる」

という知識で怖気づき、
「個人事業主」として起業することを選びました。

 

(完全にチキンです…)

 

 

 

1回目も2回めも、
その当時は「分かったつもり」でいました。

 

特に2回目は

 「なるほど、株式会社って
定款作りなど、用意が面倒なんだ…」

と細かい部分まで「知ったつもり」でいました。

 

 

3回目の読書で知ったこと

 

 

さて、先程も書いたように
「会社法」に関する本を読むのは
いま3回目の時期です。

 

 

3回目にあたるいま、
本を読みつつ、コロナの状況を見据えて

 「私の事業、これから先
  どんな方向性で行くべきか」

を考えています。

 

 

読んでいるのは、ちょうど先日改訂版が出た
『ベーシック会社法入門』(第8版 日経文庫)です。

 

 

曲がりなりにも独立して5年経営していると、
「会社法」のなかにある説明を
聞きかじることも増えてきます。

 

 

役所や商工会議所、
友人の経営者などから聞いた内容が、
「会社法」の本を読んでいると、
その中にバッチリ出てきます。

 

 

「なるほど、
これって、こういうことだったんだ!」

そんな発見もありました。

 

 

読んでいて、
たいへん学ぶことが多いです。

 

 

つくづく、

「コロナでちょっとヒマになった今のタイミングで
【会社法】の本を読んで良かったなあ」

と思っているところです。

 

 

仕事に慣れたときこそ、基本書を読み直す!

 

 

基本書・入門書のような「教科書」って、
だいたいは「最初」の時期しか読まれません。

 

 

会社でいうと
設立前・起業前にしか読まれないわけです。

 

 

…ですけど、
会社経営を始める前には
内容がいまいち理解できないですね。

 

 

知識として知ることはできても、

「これは実際のビジネスの現場では
具体的にどういうことを意味するか」

までは絶対にわからないからです。

 

実際に仕事をする中で、「会社法」の知識は役立つ!

 

だからこそ、
こういう「会社法」に関する部分って、

実際に仕事をしたり
実際に経営をしたりするなかで読むことで
一段と理解が深くなるのですね。

 

 

3回目の読書でようやく実感した次第です。

 

 

 

無論、
1回目の学生時代の「会社法」の勉強も、
2回目の起業前の「会社法」の勉強も、
いずれも意味があったと思います。

 

1回目は
「社会人の世界」を知る上で
有用でした。

 

2回目は
「経営するイメージ」・
「起業後のイメージ」を理解する上で
有用でした。

 

3回目となる今回は
いままでの経営を振り返る意味でも有用ですし、
「これからどうするか」を考える上でも有用です。

 

 

だからこそ、
社会人として仕事に慣れてきたり、
長年やってきた仕事を振り返ったりする上で

「いま一度基本書(教科書)を読む!」

ことって大事だと思うのです。

 

 

 

これは仕事だけでなく
勉強でも同じです。

ある程度問題を解いたり、
入試問題の過去問を解く段階で
「いま一度教科書を読む」と、
理解が一段と深まるものなのです。

 

 

今回のポイント

 

今回のポイントです。

 

仕事に慣れてきた段階・
長年やってきた段階こそ、
「いま一度基本書を読む」ことで
飛躍できる!  

 

基本に徹する!

 

 

何事も、「基本」が一番大事です。

 

 

野球でも「素振り」「キャッチボール」は
すべての基本です。

 

ですけど、
「基本」って大体はつまらないですね。

 

 

少年野球をやっていた頃、
ノルマで出された
「素振り1日100回」も、
3日やったら飽きてしまいましたし 笑

 

 

会社法の仕組みや
「法人格」の特徴なども、
知ったところで「つまらない」ものも多いです。

 

 

でも、だからこそ「大事」なのですね。

 

つまらないからこそ、
「基本」には意味があるのです。

 

 

 

幸い、いまの「会社法」の読書、
興味深く読みことができています。

 

 

この読書を通して、
いま一度「会社法」を知り、

「会社のあり方」「方向性」を
考えていくきっかけにしたいと思っています。

 

 

「慣れてきたときこそ
基本書(教科書)を読む!」

 

 

これを意識していきたいですね!!!

 

 

ではまた!

 

☆読書のコツはこちらもお読み下さい↓

アウトプットにつながらないインプットは無意味である!フジモト流読書術

 

 


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