「何かしないといけない」という強迫観念で起業しても上手くいかない現実。

今回のポイント
自分目線の「何かしないといけない」
という発想から早く抜け出そう!
「誰かのために勉強しよう」
「誰かのためにブログを書こう」と思えるようになろう。

 

起業の相談、多く頂いています

 

私、自分が教員をやめたあと
起業して自分で仕事をしている関係上、

いろんな方から
起業や独立のご相談も
いただきます。

 

 

最近ですと、
学生さんからの
ご相談も伺うことがあります。

 

お話を聞く際、
なにかお役に立てれば、
という思いで聞いていますが、

ちょっと気になることがあるのも
事実です。

 

 

 

何かというと、
起業したい人って

 「何かしないといけない」

 「せっかくだから、
  何かを自分でしないと
  ダメな気がする」

という思いから
行っている人も多いように思うのです。

 

 「いまのような生活をしていると、
  なんかダメな気がする…」

 「これ、本当の自分じゃないような
  気がする…」

 「だから、何でも良いから
  起業したい」

 

そんな方も
一定数いらっしゃるように思うのですね。

 

 

「何かしないといけない」起業をしたフジモトの失敗談

 

 

なぜ私がこう感じるのでしょう?

 

それは私自身が
そういう思いで起業したからですね 笑

 

 

私自身、
学校教員としてクレーマー対応に
日々追われながら

「こんなことのために
学校教員になったんじゃないのに…」

「なんでこんなしょうもない事ばかり
ずっとやっているんだろう…」

そう思って悶々(もんもん)と過ごすことが
多くありました。

 

 「いっそのこと、
  やめて自分で塾をやったらいいのでは!」

 

2016年4月に決断して、
独立することにしたわけです。

 

でも、そこから半年は
散々な日々が続きます。

 

(この記事でもさんざん書いていますよね!)

 

開業したはいいものの、
売上ゼロ・お客ゼロ。

仕方なく、友人のカフェで
バイトしたり、

家庭教師の依頼を
1時間2,000円(相場の半額以下)で
受けたり。

 

自分の塾からの売上がゼロなのに、
やっているのはフリーターと一緒。

 

 

そして、妻が稼いでくるお金が
生活の原資。

 

それがホント情けなくて、
ホント申し訳なくて。

 

 

 「こんな生活になるなら、
まだ学校教員を続けていたほうが
良かったかも…」

 

誰も来ない教室の片隅で
つくづくそう実感したんです。

 

強迫観念で起業しても、上手くいかない。

 

私がこうなってしまった理由。

それはまさに
「何かをしないといけない」という
思いに追われてしまっていたのが
すべての原因です。

 

 

「何かをしないといけない」と
強迫観念にかられて、

「だったら、塾だったらできるかも!」

と安易に考えてしまったのが
すべての元凶でした。

 

「何かしないといけない」という思いって、
結局はネガティブな思いなのです。

 

そこでもし起業したとしても、
「自分探し起業」にしかならないことも
多いのです。

 

「何かしないといけない」のって、「認めて欲しい」思いの裏返し

 

「何かしないといけない」って、

「何かしないと、自分は何の価値もない
ダメ人間になってしまう。
だから、何かをして、価値を認めて欲しい」

という自己肯定を求める思いの裏返し、なのですね。

要するに、
「私のこと、もっと認めて欲しい!」
という

【困ったちゃん】

と同じなのです。

 

 

…でも、
「自分は起業したい!」と言うと、

【困ったちゃん】でありながらも
ちょっと「カッコよく」見えてしまうのですね。

 

 

「悪いことに」、
いま世間でも「起業」などを
応援する気風があります。

 

 

行政でも起業支援の充実が
謳われています。

 

 

私自身、「起業セミナー」に
何度となく顔を出していたので
その風潮もよくわかります。

 

 

「何かしないといけない」ときに、
「そうだ、起業しよう」と思ってしまう。

 

 

その結果が、
私の【売上ゼロ・お客ゼロの半年間】に
つながったのです。

 

(妻のヒモだった、というのは内緒です)

 

 

でもその半年を過ぎたあと、
ブログの先生である板坂裕治郎さんとの
出会いで

 「365日、まいにちブログを書こう!」

と決意しました。

 

時間だけはあったので
毎日書きだすと、
ちょっと発想が変わったんです。

 

言ってしまえば
「何かをしないといけない」という
あいまいな想いから、

「自分の仕事を軌道に乗せるため、
ブログを書こう」

「お客さんに来てもらえるよう、
役に立つ記事を書こう」

と、行動が具体的になったのですね。

 

 

土日祝日を問わず毎日書いていると、
3ヶ月めから
はじめてのお問い合わせがありました。

 

 

半年続ける頃には
ちゃんと生計が
成り立つようにもなりました。

 

 

そうなると、
「何かしないといけない」という思いが
いつの間にか消えていました。

 

 

漠然と
「何かしないといけない」
と思っていた状態から、

 「いま自分が関わっている方のために、
今日も勉強をしよう」

とか

  「私の塾を必要としてくださる方のために、
今日もブログを書こう」

などと、考えるようになりました。

 

「何かしないといけない」
というネガティブな思いが、

 「誰かのために
  勉強しよう/ブログを書こう」

と考えるようになったのですね。

 

 

今回のポイント

 

 

今回のポイントです。

 

自分目線の「何かしないといけない」
という発想から早く抜け出そう!
「誰かのために勉強しよう」
「誰かのためにブログを書こう」と思えるようになろう。  

 

 

しょせんは自分目線

 

 

「何かしないといけない」
という発想って、
自分が陥っていたのでよくわかりますが

しょせんは【自分目線】なのですね。

 

 

だから
「何かしないといけない」
と悩めば悩むほど
けっきょく辛くなります。

 

 

だったら、
いまの仕事なり、
今やっていることなりで

  「誰かのために役立つことをしよう」

「いま、誰かのためにできることをしよう」

決めて取り組んでいくほうが
よほど価値的です。

 

そっちのほうがよほど楽しいです。

 

 

起業をするのも、
【自分を認めて欲しいから起業する】
場合って、
意外とうまくいかないのですね。

 

 

そうではなく、

【自分は○○が好きだから
 それを仕事にしたい】

場合のほうが
意外とうまくいきます。

 

なぜかと言うと、
好きなことをやるだけで
楽しくなるし、

好きなことをやっている時点で
自己肯定も得られているからです。

 

でも、その段階で終わらず、
どうせなら

 「誰かのために役立つことをしたい」

「お客さんのために○○を提供したい」

という思いがあるほうが
成功しやすいのです。

 

まとめると…

 

 

まとめるなら、

 

 (1)自分を認めて欲しい段階
 
 (2)自分が好きなことをやる段階

 (3)誰かの役に立つことをする段階  

 

この3つのうち、
数字が大きくなるほど
起業はうまくいきやすい、
ということですね。

 

 

ちなみにこれは
起業に限りません。

 

 

仕事をするのも
学校で勉強をするのも、

(1)の段階で汲々(きゅうきゅう)としていても
ちっとも楽しくないのです。

 

ちっとも満たされないのです。

 

 

でも、
(1)の段階から
(2)の段階になると、

少なくとも自分は楽しくなりますし、
自分も満たされます。

 

さらに、
(2)の段階から
(3)の段階になると、

自分だけでなく
周りも楽しんでくれるようになりますし、
自分ももちろん満たされるのです。

 

 

…自分の話ばっかりになってしまいました。

 

 

ともあれ、
「何かしないといけない」
という状態、

早く抜け出す努力が大事ですね!

 

 

その方が
起業も上手くいくものですよ!

 

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