説得力ある文章がスラスラ書ける!便利な文章の型、お伝えします!

今回のポイント
主張と根拠はセットである!
「なぜなら〜〜からだ」
「例えば〜〜」を適切に活用しよう!

 

「説得力のある文章が書けたらいいのに…」

 

「説得力のある文章が
スラスラ書けたらいいのに…」

そんなことで悩んでいる方も
多いかもしれませんね。

 

メールや報告書、
小論文などを書く際、
説得力のある内容をスラスラ書ければ
ラクできますよね。

 

 

今回はそんな方のお役に立てるかもしれない
便利な「文章の型」を用意しました!

 

ぜひ活用してみてくださいね!

 

文章添削で気づいた、「説得力のない」文章の共通点

 

 

ここのところ、
高校生・大学生や社会人の方の
文章を多く添削しています。

 

AO入試や公務員試験対策・
大学院の入試など、

小論文試験が直近に迫った方が
多くいらっしゃるのですね。

 

 

 

そんなわけで、
連日楽しく添削しています。

 

 

 

こういう学生さんや
社会人の方の小論文を
添削していて、
気づいたことがあります。

 

 

  「なぜ、主張ばっかりの
小論文になるのだろう?」

こういう疑問が浮かんでくるのです。

 

なんというか、文章を読んでいて
主張が「強引」であるように
感じることも多いのです。

 

それが「説得力のなさ」につながっています。

 

 

実際、受講生の方に聞いてみると

 「自分でもなんだか
強引な感じがしているんですよね…」

 

そんな感想が返ってきます。

 

 

例えばです。

 

「私は〜〜だと考える」

「私は○○に賛成だ」

 

こういう言い回しが出てきた後、
いきなり「違う話」に変わっていくことがあるのです。

 

 

これは
「主張」だけ、の文章なのですね。

 

主張には根拠をセットにする!

 

本来なら、
「主張」には「根拠」をセットにする
必要があります。

 

 

つまり、

  「私は〜〜だと考える」

のあとに、「根拠」を示した説明が必要なのですね。

 

 

というわけで、
「主張」と「根拠」、セットにして
書いてみるようにしてみましょう!!!

 

 

…と、ここで終わってしまってもいいのですが、
「主張と根拠をセットにする」と言われても
どう書いていいか分からないですよね。

 

「具体的に、どうやったら
主張と根拠をセットにして文章が書けるのか」

ということを知りたい人も
いらっしゃるかもしれません。

 

 

そんな方のために、
便利に使える「文章の型」を用意しました!

 

手軽に使える便利な「型」です。

 

 

これを知る・知らないで
文章の書きやすさが
数倍変わってくるかもしれません。

 

説得力のある文章の型、お伝えします!

 

 

単純に見えますが、
意外と使えていないことが多いのが
次に示す文章の型です。

 

それは次のものです↓

 

【説得力のある文章の型】
    私は〜〜だと考える。
    なぜなら〜〜からだ。
    例えば〜〜〜。
    以上により私は〜〜だと考える。  

 

はじめと終わりの
「私は〜〜だと考える」は
【主張】にあたります。

 

多くの方の文章は
この【主張】だけで終わることがあります。

 

 

これだと、
強引な感じになってしまうのですね。

 

 

そうではなく、
先程も言ったように
【主張と根拠はセット】にする必要があるんです。

 

 

先程の文章で「根拠」に当たるのが
「なぜなら〜〜からだ」と
「例えば〜〜」の部分です。

「なぜなら〜〜からだ」は
理由を示す書き方です。

(余談ですが、
「なぜなら」と「からだ」はセットです。
意外と「なぜなら」のあと
「からだ」をカットしてしまう人が多いので注意が必要です)

そして、「例えば〜〜」は
例示・具体例を示す書き方です。

 

実際の事例・
具体例を書くことで
根拠を示すわけです。

 

 

…さあ、ここまでいかがでしょうか?

 

 

もう一度、【説得力のある文章の型】を
書いておきますね↓

【説得力のある文章の型】
    私は〜〜だと考える。
    なぜなら〜〜からだ。
    例えば〜〜〜。
    以上により私は〜〜だと考える。  

 

【説得力のある文章の型】は
意外と汎用性が高いです。

 

 

 

例えば、消費税増税についての
意見文を書いてみましょう。

 

   【説得力のある文章の型を使った例】

私は消費税増税をいま行う必要はないと考える。

なぜなら世界経済が低迷しかけている時期であり、
実施によって景気悪化につながる可能性があるからだ。

例えば8%に増税されたときも景気の後退が見られた。
そのため、今回も同様の自体が想定されるのだ。

以上により私は消費税増税をいま行う必要はないと考える。

 

いかがでしょうか?

 

適当に「消費税増税の意見文を書く」と、
けっこう話がズレたり、
説明が散漫になったりしがちです。

 

 

ですが「型」にはめるだけで
それなりの文章になっているはずです。

 

 

この【説得力のある文章の型】、
小論文のほか
レポートや報告書などにも
使い勝手の良い型ですので
ぜひ活用してみてくださいね!

 

今回のポイント

 

今回のポイントです。

・・・・・・・・・・・・・・・・
主張と根拠はセットである!
「なぜなら〜〜からだ」
「例えば〜〜」を適切に活用しよう!
・・・・・・・・・・・・・・・・  

 

実はPREP法の応用例です

 

 

今回紹介した【説得力のある文章の型】、
どっかで見たような気がする人もいるかも知れません。

 

以前紹介した「PREP(プレップ)法」という
書き方を紹介しました。

 

実はPREP法の「応用系」が今回の型なのですね。

 

 

いろんな方にPREP法をお伝えしたのですが
「ちょっと難しくて使いづらい…」
という感想を頂いていました。

 

 

  「PREP法をもっと分かりやすくした
書き方ってどんなものだろう?」

 

そう考えて書いたのが
今回の【説得力のある文章の型】です。

 

 

ぜひこの機会に学んでみてくださいね!

 

 

最後に、この型のまとめを書いておきますので
参考にしてみてください↓

  「私は〜〜と考える」と主張を書いたら、
すかさず「なぜなら〜〜からだ」を続ける。

その後「例えば〜〜」で具体例を考えて
最後に「以上により私は〜〜と考える」とまとめる。

 

 

この【説得力のある文章の型】、
慣れれば小学生で使える書き方です。

 

ですが、意外と使い勝手がいいんですよ。

 

ぜひ使ってみてくださいね!

 

ではまた!


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