北海道庁の採用試験問題から分かること。残り時間に応じて取り組むべき業務は変わる!





今回のポイント
仕事においては大事なのは残り時間。
次のアポまでどれくらい時間が空いているかで
取り組むべき業務は変わる!

 

公務員試験の「判断推理」問題は難しい…

 

作文教室ゆうには
公務員試験を受験なさる
受講生の方がいらっしゃいます。

 

 

そのなかのある方には、
公務員試験の
小論文試験対策を行っています。

 

ある日、1対1の講座終了後
この方から

 「この問題、どうやったらいいか
教えてもらえますか?」

という質問をいただきました。

 

 

その問題は
北海道庁A区分(大卒)・B区分(高卒)の
採用試験問題です。

 

聞かれたのは
「判断推理」の部分でした。

 

 

軽い気持ちで見てみたんですが…。

 

 

これ、異常に難しいんです。

 

 

解けないわけではないのですが、
真剣に考えだすとめちゃくちゃ時間がかかるのです 笑

 

帽子問題、解けますか?

 

例えば、北海道庁の採用試験には
こんな問題が出ています↓

 

「赤い帽子が3つ、白い帽子が2つある。
丸いテーブルの周りにA〜Cの3人が座り、
別の人に帽子を被せてもらった。

A、B、Cの3人は自分の帽子の色は見えないが、
自分以外の2人の帽子の色は見える。

A、B、Cの順に自分の帽子の色が何か
分かるかと尋ねた。

Aは「分からない」と答え、
それを聞いたBも「分からない」と答えた。
その2人の発言を聞いたCは
「分かった」と答えた。

このとき、確実にいえることはどれか。

1 Aの帽子の色は赤であった。
2 Bの帽子の色は赤であった。
3 Bの帽子の色は白であった。
4 Cの帽子の色は赤であった。
5 Cの帽子の色は白であった。」

(公務員試験研究会
『北海道のA区分 2020年度版』
協同出版、219ページより)

 

どうでしょう、この問題、
解けるでしょうか?

 

 

 

ちなみに解答は4です。

 

帽子問題の解説

 

解説をしていきますね。

 

 

赤い帽子が3つ、
白い帽子が2つということは、

他の2人が白い帽子をかぶっているときだけ
「あ、自分は赤い帽子をかぶっているんだ」
ということがわかります。

 

 

A・B・Cがそれぞれ別の二人を見た時
「白い帽子を2人がかぶっている」
状態であれば、
「(自分の帽子の色が)分かった」と答えるはずです。

 

 

Aが「分からない」と答えているということは
B・Cのうちどちらかが白い帽子をかぶっているか、
B・Cともに赤い帽子を
かぶっているということです。

 

 

さて。

 

 

Aの発言を聞いて
Bも「分からない」と
答えています。

 

 

Bからみて
A・Cがともに白い帽子をかぶっていたら
自分の帽子が赤だと分かるはずです。

 

でも「分からない」と答えています。

 

ということは、
A・Cのうちどちらかが白い帽子をかぶっているか
A・Cがともに赤いの帽子を
かぶっていることを意味します。

 

 

そこで、
Aの発言を思い出しましょう。

 

 

AがB・Cを見た時、
少なくともどちらかが
赤い帽子をかぶっているからこそ
「分からない」と答えたわけです。

 

Bが見た時、
もし、Cの帽子が白ければ
「あ、自分の帽子は赤なんだな」ということが
わかります。

 

 

でも、Bは「わからない」と言っているということは
Cの帽子が赤いことを意味します。

 

 

…そんなわけで
確実にわかるのはCの帽子の色が赤い、
ということなのです。

 

 

よって解答は
「4 Cの帽子の色は赤であった」
になるわけです。

 

 

 

…いかがでしょうか?

 

 

この理屈、
わかりましたか?

 

 

私、問題と解答を見つつ、
この説明を理解するのに
けっこう時間がかかりました 笑

 

 

時間をかければ
なんとか解答が導き出せることも
わかりました。

 

 

優先順位を意識する大事さ。

 

ですけど。

 

 

試験で出るのは
この問題「だけ」ではないわけです。

 

もっと解きやすい問題も
大量に出題されています。

 

この「帽子問題」のような問題に
時間をかけてしまうと、
他のもっと解きやすい問題に
時間をかけられなくなるのですね。

 

 

特に公務員試験の場合、
問題自体はめちゃくちゃは
難しいわけではないです。

 

 

ですが、時間がかかってしまう問題と
時間のかからない問題の差が激しいのです。

 

 

趣味だったら
できない問題に
めちゃくちゃ時間をかけられますが、
試験だとそうはいきません。

 

 

限られた時間の中で問題を解くには
「どの問題から解き始めるか」
「どの問題を後回しにするか」
考える必要があります。

 

 

これは試験だと
多くの人が考えます。

 

 

ですけど、
仕事の中で
あまり考えていない人も多いですね。

 

仕事において、優先順位、考えていますか?

 

仕事において大事なのは

「わりとすぐ処理できる業務を
サッサと終わらせ、
重要な業務に当てる時間を
用意する」

ことが重要です。

 

 

重要で、
なおかつ時間がかかる
業務に集中して取り組むには、

重要だけれどすぐ終わる業務を
テキパキ片付けることが必要です。

 

その上で、
重要な仕事には
じっくり時間をかけられるよう、
集中を邪魔されないような環境づくりも
必要になります。

 

 

さきほどの「帽子」問題もそうです。

この手の問題は
A・Bそれぞれの帽子の色を
考え始めたときに、
横から別の話を振られると
一気に頭の中がグチャグチャになりがちです。

 

 

長時間の集中が必要な業務を、
たとえば「次の面談までの10分の空き時間」に
取り組むと、結局ロスになるのです。

 

今回のポイント

 

今回のポイントです。

・・・・・・・・・・・・・・・
仕事においては大事なのは残り時間。
次のアポまでどれくらい時間が空いているかで
取り組むべき業務は変わる!
・・・・・・・・・・・・・・・  

 

「残り時間」によって、取り組むべき業務は変わる

 

仕事を考える際、
大事なのは「残り時間」です。

 

残り時間によって、
取り組むべき業務の優先順位が
大きく変わってきます。

 

 

私の場合、メイン業務は
1対1での文章添削講座です。

 

 

この講座と次の講座との間の残り時間で、
どの業務に取り組むべきかが変わってきます。

 

5分・10分の空き時間なら
いつでも中断できるよう
新聞を読んだり
本を読んだりしています。

 

それ以上空くようなら
計画を練ったり、
依頼されたブログや書類の添削を
行ったりしています。

 

30分くらい空くようなら
ブログやメルマガを書きます。

 

 

数分しか時間が空いていないときに
ブログやメルマガに取り組むと
何がなんだかわからない文章になりがちなのです。

 

 

だからこそ、
仕事においては
「残り時間で何が出来るか」
を意識しながら
取り組むことをおすすめします!

 

 

 

資格試験の場合、
「あ、この問題は時間がかかりそうだから
後回しにしよう」
と多くの人が考えます。

 

 

ですが、実際の業務だと
数分の空き時間で終わらないはずの業務に
手を付けてしまい、
かえって時間がかかってしまうことも多いのです。

 

 

 

仕事のやり方を学ぶ上で
資格検定など
何らかの試験を受けることは有益です。

 

試験対策を重ねていくと、
「この問題は○分くらいで出来る」
などということが読めるようになってきます。

 

仕事でも、
「この仕事は○分くらいで出来る」
という読みを行うことが重要です。

 

 

アポとアポの合間に
どの業務を行うか。

 

 

それも残り時間によって
変わってくるのです。

 

 

ところが、
手当たりしだい・
適当に仕事をしていると
こういう発想が無くなるのですね。

 

 

仕事においての
「この仕事は○分かかる」
という読み、けっこう大事ですよ!

 

 

まちがっても
5分しか空き時間がないのに
「30分はかかる業務」を行わないほうが
いいですね。

 

 

まして、3分しか時間がないときに
「帽子問題」を真剣に考えださないほうが
いいです 笑

 

 

かえって時間をロスしてしまいますよ!

 

 

ではまた!


「文章、ぜんぜん書けない…」「もっと書く力をアップしたい!」

そんなあなたにオススメするのが、【フジモトのカクロン】メルマガです。

文章アドバイザー・藤本研一が365日毎日【無料】朝8:00にお届けします!



☆登録後、なぜかメールが届かない場合はこちらをご確認ください。
メールが届かない場合

 

はじめての方はこちらもご覧ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


17 − two =

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください