作文の書き方102『メン・イン・ブラック:インターナショナル』から学べる、炎上防止法!特定の性別限定の職業名、うっかり使っていませんか?

今回のポイント
「サラリーマン」「看護婦」など、
特定の性別に偏った職業名、
うっかり使っていませんか?

 

『メン・イン・ブラック:インターナショナル』…。期待していくと微妙かも?

 

先日、映画『メン・イン・ブラック:インターナショナル
という映画を観ました。

☆公式サイトはこちら↓
http://www.meninblack.jp/

 

『メン・イン・ブラック』シリーズは
私も好きな映画です。

 

 

メン・イン・ブラック(MIB)というのは
地球に密かに移住してきている
エイリアンの監視・安全管理を行うという
秘密組織のことです(むろん、映画の設定ですので)。

 

主役のウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズの
掛け合いが面白いコメディ映画です。

(☆Amazon Primeビデオで無料で観れます!)

 

今回観た『メン・イン・ブラック:インターナショナル』は
『メン・イン・ブラック』シリーズの4作目。

 

ストーリーは面白かったです。

 

 

ですが、ウィル・スミスも
トミー・リー・ジョーンズも出てこない
「スピンオフ作品」なので
正直「イマイチ」感がありました。

 

 

「ウィル・スミスやトミー・リー・ジョーンズの
やりとりを観たかったな」

と感じてしまいました。

 

「メン・イン・ブラック」という書き方で、いいの?女性は?

 

この『メン・イン・ブラック インターナショナル』の主人公は
新入の女性です。

 

 

この主人公、
「メン・イン・ブラック」という名称について、
ちょっと気にしているのですね。

 

 

「メン」というのは「男性」という意味なので、
「女性を対象としていないんじゃないか」
という疑問を抱くシーンが有るのです。

 

 

たしかに「メン・イン・ブラック」という名称、
おそらく「公的機関」としては
完全に問題がありますね。

 

正しくは
「メン/ウィメン・イン・ブラック」
などと、両性を併記するほうが
いいようです。

 

…昔「Gメン’75」というドラマがありましたが、
これも「Gメン/ウィメン’75」としないと
いけないのでしょうね。

 

改めて、
今の時代の表記の仕方って
大変だなあ、と思います。

 

 

「メン・イン・ブラック」の
初代作が上映されたのは1997年です。

 

この頃は
「メン」とだけ書いても
問題なかったのだろうと思います。

 

特定の性別限定でなく、「中性的」に書け!

 

じつは最近の「文章」って、
だいぶ「中性化」になっています。

 

男性の職業・女性の職業というくくりを
とっぱらった表現が多く取られています。

 

 

例えば、看護婦と言わず
「看護師」と書くことが多いです。

なぜこう書くかというと、
「僕、看護師やってるんだけど」
という男性看護師も増えてきたからですよね。

当然、昔から男性看護師はいました。

 

ですが、その存在は「軽視」されていました。

 

 

男性もいるにもかかわらず
【看護婦の皆様へ】というタイトルで
書類を書くことができたわけですね。

 

 

 

いまは時代が変わってきました。

 

特定の性別だけに関する書き方は
控えたほうがいい時代になったのです。

 

下手に書いてしまうと、
「炎上」することがあります。

 

特に、いまの時代 性別限定の職業名を書くだけで
「炎上」することがありますので注意が必要です。

 

 

先程あげた「看護婦」という言い方のほか、
「保母さん」という言い方も問題があるわけです。

 

何故かと言うと、
どちらも女性の仕事、
という前提があるからですね。

 

 

意外と使いがち?!性別限定の職業名

 

 

ここで、意外と使いがちな
「性別限定の職業名」をお伝えしますね!

 

矢印の先は「言い換え」の表現です。

 

 

【使いがちな「性別限定の職業名」】

・保母さん→保育士
・サラリーマン・OL→会社員(男子社員・女子社員)
・ビジネスマン→ビジネスパーソン

・営業マン→営業担当・営業職
・看護婦・ナース→看護師

・スチュワーデス→CA(キャビンアテンダント)
・ベルボーイ→ベルパーソン・ベルスタッフ  

 

 

私自身、うっかり
「ビジネスマン」「サラリーマン」を
使ってしまうこともあるので
気をつけないといけないな、と思っています。

 

 

あなたもついつい使っているもの、
あったかもしれません。

 

多くの人に読んでもらう文章には
こういった文言に気をつけることが必要ですね!

 

今回のポイント

 

今回のポイントです。

・・・・・・・・・・・・・
「サラリーマン」「看護婦」など、
特定の性別に偏った職業名、
うっかり使っていませんか?
・・・・・・・・・・・・・  

 

 

求人関連文言での「性別限定」表現はNG!

 

ちなみに、今回の内容が
厳しく観られているのが
求人関連の文言です。

 

いま男女雇用機会均等法などにより
特定の性別のみの募集は禁止されています。

 

 

例えば、求人広告には
「営業マン募集」という書き方も
「セールスレディ募集」
「看護婦募集」という書き方も禁止されているのですね。

(同様に、年齢の制限も
禁じられていますので
「若者募集」などもNGです)

 

そのため、
「営業マン」と書くのはNGですが、
「営業」「営業職」募集、
と書くのはOKです。

 

「ウェイター募集」って書くのはOK?

 

ちなみに「ウェイター募集」という表現の仕方って
OKだと思いますか?

 

…実は「ウェイター」とだけ書くのは
NGだ、とされています。

 

 

何故かと言うと、
「ウェイター」ってレストランで料理を運ぶ
「男性」だけを指す
言葉だからですね。

 

 

だからこそ、
「ウェイター募集」と書くのはNGだ、
と言われます。

 

 

同様に
「ウェイトレス募集」と書くのも、
は女性表記なので
片方だけで書くのはあまり良くないようです。

 

正しくは
「ウェイター/ウェイトレス募集」などと
併記する必要があるのですね。

 

 

求人の文言のように
法令の規定がある場合は
特に書き方に気をつける必要があります。

 

求人に関する記事以外でも、
特定の性別に限定する書き方は
控えていたほうがいいですね。

 

特に、会社で出す書類・
官公庁で出す書類・
学校で出す書類では
注意が必要です。

 

最悪の場合、
「性差別的だ」
と炎上してしまう危険性もあるのです。

 

 

どの方にも失礼のない書き方をするため、
今回の内容、気をつけてみてくださいね!

 

ではまた!

 

☆今回のような文章の書き方のコツを
100以上、まとめていますのでよければご覧ください↓

知るだけで文章力がアップする!作文の書き方100のコツ

 


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