立川こしら『その落語家、住所不定。』に学ぶ自分の強みをアピールする方法!強みは掛け合わせである!

今日のポイント
自分の価値を高めるのは
「掛け合わせ」。
人より秀でたものを掛け合わせよ!

自分をアピールするのって、難しくないですか?

「自分には何も強みがない…」

「これといって、
何も特技がないんですよね…」

 

履歴書やエントリーシートの
「特技欄」に何を書くか、
けっこう悩む人っていますよね。

 

私も高校教員の「履歴書」に
何を書くか、真剣に悩みました。

 

ものすごく悩んで、適当に
「手品」と書きました。

就職後、
「手品を見せて下さい!」
と言われました。

 

慌てて練習したのを
昨日の事のように覚えています。

 

 

特技や強みって、
けっこう悩みますよね。

 

 

特に専門職・フリーランスとして
「自分の強み」をアピールする場合、
どうやっていいかわからない人が多いです。

 

 

「どうしよう、プログラマーなんて
たくさんいるから
どうやってアピールしようか…」

「プロの家庭教師と言ったって、
自分以外にもたくさんいるからどうしよう…」

 

正直、自分をアピールする
切り口に悩んでいる人も
多いはずです。

 

立川こしらさんの『その落語家、住所不定。』をヒントにしよう!

 

そんな人のヒントになる本を見つけました!

 

それが立川こしらさんの
『その落語家、住所不定。』という本なんです。

 

立川こしらさんという
落語家さんって、
面白いんです。

 

落語家の「立川流」(たてかわりゅう)というのは
立川談志さんが「家元」として作った
落語の一派です。

 

「落語界の東大」を自称し、
極めてエリート主義的な感じのある
一門とのこと。

 

そんなところで
「真打」になるという実力派。
それが立川こしらさんです。

 

でも、これだけなら
ふつうの「落語家」です。

こしらさんが違うのは
やたらとITに詳しい点です。

 

落語家としての修行時代、
まったく食えなかったので
いろんなアルバイトを探していったところ、
ネット関連に行き着いたようです。

 

ですから、
落語家が書いた本でありながら
非常にITに関する記述が多いのですね。

 

 

仮想通貨や人工知能まで書かれている
「落語家の書いた本」って、
ある意味はじめてで衝撃でした。

 

 

その上すごいのは
「家を持っていない」という落語家である点です。

 

この『その落語家、住所不定。』、
主な内容としては
なんと思い切って
自分の「家」を無くしてしまったという
自身の生き方を綴った本です。

 

「家がないんですよ」

こういうと、
普通は「ヤバイ人」扱いされるそうです。

でも、お金がないから家が無いのでなく、
自分なりの考えがあって
家のない生活をしているそうです。

 

 

家がないということは
「家に帰る」という義務もなくなります。

 

ということは、
逆に言えば
「どこにでも行ける」
「自由に行ける」ことにつながります。

 

そのため、
「家」に縛られることなく
日本中・世界中に
フットワーク軽く移動できるそうです。

 

基本的に、
移動時間が睡眠時間。

そのため、
「眠くなったら移動する」
という発想にも至っています。

ここまで、
「家を持たない美学」を語れる人も
ちょっといないんじゃないでしょうか。

 

似たような生活をしている人に
ホリエモンがいますが、
ホリエモンの場合は
常にホテルが「家」というイメージです。

 

こしらさんの場合は
「泊まれないなら徹夜する」
ような価値観です。

 

 

このあたりにも、
マネできない凄みを感じるのです。

 

プロとしての専門性をアピールするにはどうするの?

 

この本、
単なる「ノマド」や「ミニマリスト」本と違い、
「プロ」論としても読めました。

 

つまり、「プロ」としての専門性や
価値を示すにはどうしたいいか、
というのをまとめているのです。

 

それが
「掛け合わせ」
というものです。

 

こしらさんは「落語家」という強みと
「ITに詳しい」という強みを
掛け合わせています。

 

だからこそ、独自のポジションを持てるので
仕事の依頼が集まってくるそうです。

 

 

こしらさんは
「落語家」という肩書を
最大限に生かして
いろんなイベントを行ったり、
ITの新サービスを行ったりと挑戦しています。

 

だからこそ、
それがこしらさんの
希少価値につながるのですね。

 

「ITに詳しい人」はたくさんいますが、
「ITに詳しい落語家」は
こしらさんしかいません。

「新しいイベントを
常に行っている人」もたくさんいますが、
「新しいイベントを常に行っている落語家」も
こしらさんしかいません。

同様に、
「ミニマリスト」はたくさんいますが、
「ミニマリストの落語家」も
やはりこしらさんしかいないのです。

 

こういう「掛け合わせ」を
考えていくことで
自分だけの希少価値を
高めることが出来ます。

 

落語家だからこそ、
「ネットに詳しい」も
「家をもっていない」も
強みになるのです。

 

 

私もこれを活かしたいです。

私の場合は「文章に詳しい」という点が
強みです。

 

この強みに対し、
今後自分が他のものをかけ合わせていけば
自分しかできない価値を
提供できるようになるわけです。

 

こしらさんの本、
読めば読むほど、
自分と近い匂いを感じてきました。

専門職・フリーランスとして
仕事を考える上で
有益な気付きが得られる本だと思います。

 

今日のポイント

 

今日のポイントです。

・・・・・・・・・・・・・・・・
自分の価値を高めるのは
「掛け合わせ」。
人より秀でたものを掛け合わせよ!
・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 

人間、なにか1つは
「他の人よりも優れたもの」
をもっているものです。

 

「強み」とも言えるものでしょう。

 

それが「数学が得意」でもいいですし、
「ピアノが弾ける」でもいいわけです。

 

でも、そんな人は
それこそ大量にいます。

 

だからこそ、
もう一つ別の「強み」を
掛け合わせるのです。

 

例えば「医者」は大量にいますし
「弁護士」も大量にいます。

ですが、
「医者で弁護士」という人は
数えるほどしかいないでしょう。

 

この例まで行かなくても、
「そこそこ得意」というレベルのものが
いくつかあれば、
こしらさんのように
独自の価値を出せるようになるのだと
思います。

 

 

私も「掛け合わせ」を
意識していきたいと思います。

 

そうすると
自分しかできない「強み」を
出せるからです。

 

自分の強みを掛け合わそう!

 

あなたの「強み」、
何でしょうか?

その強みは
何と掛け合わせることが
できるでしょうか?

 

ぜひ考えてみてくださいね!

 

毎日ブログを書くのも「強み」になる!

 

ちなみに書いていて思い出しましたが、
「毎日ブログを更新している」
というのも「強み」の一つです。

 

なぜかというと、
北海道にも「文章指導をしている人」は
たくさんいますが、そのうち
「毎日ブログを更新している」人は
私しかいないからです。

 

私も引き続き
「毎日ブログを更新している」し
「Youtubeチャンネルももっている」し、
「企業研修もやっている」し、
「慶應義塾大学小論文添削で合格者を出している」講師として
独自の価値を出していきたいと思います!

アクセス・お問い合わせ

 

ではまた!


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