朋(友)有り遠方より来たるって、単なる「友達」のことじゃないよ!

不思議!前の職場の件で相談が来ます!

 

こんにちは、
作文・論文アドバイザーの
藤本研一です。

 

最近、ふしぎな事があります。

 

なぜか、
「前の職場」のことについて、
やたら聞かれるのです。

 

「前の職場」はある私立の通信制高校でした。

 

「うちの子どもを行かせようと思っているんですが、
どんな学校なのか教えていただけますか?」

 

異業種交流会で出会った方からの
相談のほか、

「作文教室ゆう」受講生の方からも
相談を受けます。

 

ふしぎなのは、
その高校の教員として働いていたときよりも、
私個人に直接来る相談の数が
増えた、ということなのです。

相談にいらっしゃった際にも、
いろいろ詳しくお話を伺い、
場合によってはそのまま
「前の職場」に電話をすることもあります。

「体験授業」の予約とかです。

 

 

これ、
よく考えると不思議ですね。

 

 

 

やめてからも、
その学校の「集客」に
貢献しているわけですから・・・。

 

 

ただ、
「辞めてしまった」側だからこそ、
客観的なアドバイスを差し上げることも
できます。

 

相談する側にとっては
「ちょうどいい」ポジションなのだと思います。

 

 

・・・そんなわけで、
「通信制高校」関係の相談も
なぜかうちで承っているわけです。

 

 

辞めてからのほうが、視野は広くなる。

 

さてさて。

 

今回のように
「やめてからの方が、
学校の相談を受けるようになった」
ということを、

ある知り合いの方にお話しました。

 

その方も塾の経営者です。

 

 

 

その方はこう言っていました。

 

「藤本さん、
それは辞めてからのほうが
視野が広くなるからですよ」

 

 

この発言、
ちょっとうれしいものでした。

 

 

確かに前の職場にいた際に比べ、
いまの方が視野が広くなった気がします。

 

「組織」や「学校」にとらわれずに
考えられるようになった気もするからです。

 

独立してからのほうが、
より様々なタイプの方と
お会いするようになりました。

 

それまでは
生徒・職員・保護者と、
交流会で出会う地域の方
くらいの関わりだったからです。

 

それから、急に

 

・塾仲間の経営者
・イベントを一緒にする方々
・イベント/セミナーで顔なじみになった方
・異業種交流会でのつながり
・商工会議所関連
・ブログ仲間

・・・と、
出会う方々が増えたのです。

 

独立すると、
会う人の数・種類が増えます。

 

視野が広くなっているのなら、
それはすごく嬉しいことです。

 

え、違うの?「友有り遠方より来たる・・・」の本当の意味

 

実は2/6(月)も、
東京のセミナーで知り合った方が
わざわざ札幌まで来てくださいました。

ご自宅は滋賀県。

 

わざわざ来てくださったのです!

 

「さっぽろ雪まつりの時期に合わせ、
藤本さんの作文の講座をぜひ受けに来たいです!」

 

そう言ってくださいました。

 

そうおっしゃっていたのが
昨年11月のイベント終了時。

 

それを社交辞令にせず、
本当に来てくださったのです。

 

 

そして、私の文章の講座を
受講してくださいました。

 

ありがたいことだと思います。

 

 

「友有り遠方より来たる、
また喜ばしからずや」(論語)

 

という言葉を思い出します。

この孔子の『論語』の言葉の意味を、
私はこんな意味だと思っていました。

 

「友だちが遠くから来てくれて
うれしい」

 

それくらいの意味に思っていましたが、
実は違うのです。

 

この「友」とは、
「師匠を同じくする弟子」
(「同門の友」)
のことだそうです。

 

森信三先生の『修身教授録』に
出ていました(71ページ)。

 

 

今回札幌に来てくださった方とは
セミナー仲間なので

「師匠を同じくする弟子」と
言えますね!

 

友情の最も深く感ぜられるのは、
何と言っても道を同じくし、
師を共にする同門の友との間柄でしょう。

というのも、その時そこで語り合う問題は、
決して単なる世間話ではなくて、
常に人生の問題であり、
道の問題だからであります。

したがってまたそうした友人と会うことは、
自分の生き方の上にも、
常に新たなる刺激と力とを与えられるわけであります。
(『修身教授録』72ページ)

 

森信三先生は
やっぱり「深い」ですね〜。

 

 

ただ。

 

 

『論語』の

「友有り遠方より来たる・・・」
を学校で学んだ際には
「師匠を同じくする弟子」という
意味合いは出ていませんでした。

 

この部分を知ることで、
さらに理解が深まるように思います。

 

単に遠くから友だちが来たよ、
という意味ではなく、

「かつて一緒に学びあった仲間が、
わざわざやってきた」

というニュアンスのほうが、
「深い」感じがしますよね!!!

 

 

私には、
こんな「同門の友」とも言える仲間が
様々います。

 

ブログのセミナーの仲間もそうですし、
わざわざ来てくださった東京のセミナーの
仲間もそうです。

 

単に仲がいいだけでなく、
同じく「学んでいこう」という仲間なのです。

 

 

 

こういうつながりって、
大人になるとなかなかありません。

 

長時間のセミナーに参加する
メリットには、

こういう「同門の友」と出会えるという
メリットがあるのです。

 

 

 

だからこそ、
自分から意識して作っていきたいと思います。

 

なぜなら、
社会人になると、
意識しなければ「勉強」
しなくなるからです。

 

その分、
「成長」しなくなります。

 

 

だからこそ。

 

 

いっしょに
「勉強」し、
「成長」していこうという
「仲間」(「同門の友」)の
存在が重要になるわけです。

 

こういう仲間がいれば、
自分が挫折しかかっても、
「仲間がいるから頑張ろう!」
と思えるようになります。

 

 

「同門の友」を大切に!

 

これを意識したいと思います!

 

 

なお。

講座後は、
札幌の街の観光に出ましたよ!!!

 

お越し下さり、ありがとうございます!

 

 

☆余談ですが、ここに出ていた
『修身教授録』の読書会を毎月行っています。

今月は今週2/9(木)の
10:00-12:00、作文教室ゆうで行ないます。
詳細はこちら。

FBイベントhttps://www.facebook.com/events/638738393001494/

http://nomad-edu.main.jp/www.school-edu.net/morishinzou

 

 


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