まずは「体系的廃棄」から!
何かを行うには、
何かをやめるのが先決!
最近、
反省していることがあります。
それは、
本来私がやるべきでないことばかり、
注力してきたことです。
以前も書きましたが、
私、読書会やらイベントやら
多数開催しています。
それなりに人も来ています。
でも。
その読書会やイベントの開催と準備のために、
本来自分がやるべき「文章講義」を
断るようになってしまっていたのです。
「その日は●●というイベントなので、
空いていないんですよ」
こういう断り方を何人にも
していました。
当時は「しかたない」と思っていました。
でも、
よく考えれば「本末転倒」だったことに気づいたのです。
1/21に参加した、
経営コンサルタント・千田さんの経営セミナーで
実感したのがこの点です。
私は多くの読書会・イベントを行ってきました。
それは、
「うちの塾を知ってもらいたい」
「本を読む楽しさを伝えていきたい」
そういう思いから
開催してきたわけです。
ただ、あまりに数を増やしすぎました。
それに、イベントをしなくても
ネットから集客をできるようになりました。
にもかかわらず、
一度始めた読書会やイベントを
ずっとダラダラ続けていたんです。
そう、本来やるべき事業を
ほっぽりだして。
その結果、
イベント開催とその準備に時間がかかり、
本来やるべき講義を
断らないといけなくなっていたのです。
ホント、
本末転倒です。
その上、
読書会イベントって
そんなに利益になりません。
利益にならないものばかりに注力するあまり、
本来やるべき本業を削ってしまっていたのです。
…これは「ヤバイ」ことです。
そのため、
2019年度から
私がやっているイベントの
「事業仕分け」をしていきます。
ファンとして来てくださっている人には
申し訳ないのですが、
私以外の人がやっても
構わないようなイベントは
無くす方向で考えています。
私以外の人のほうが
もっとうまく・もっと価値的に
やっていらっしゃるものも多いことでしょう。
他の人でもできそうなイベントをやるのって、
あまり価値的とは言えません。
むしろ私がやるべきは、
「慶應に入るための小論文の力をつけたい!」
「文章力をアップさせたい!」
「本を出したい!」
といった
「私しかお力になれない人」への
応援でしょう。
これらに、さらに時間を使っていくべきだと
実感しているのです。
経営学者・ドラッカーも「体系的廃棄」という言葉を
言っています。
なにか新しいことをする前には、
まず全事業を見直しましょう、
ということです。
そして、
あまり意味のないものは「廃棄」していくのです。
つまり、
「やめる」ということです。
イベントをやる人間にとってツライのは、
人が来ているイベントを中止すること。
もはや人が来なくなったイベントを
やめるのはカンタンですが、
そこそこ人が来ているイベントを
やめるには勇気がいります。
でも、これをやらないと
時間を作れません。
このままだと、
より価値的なことに
挑戦することが
困難になるのです。
今日のポイントです。
まずは「体系的廃棄」から!
何かを行うには、
何かをやめるのが先決!
・・・・・・・・・・・・・・・
意味なくダラダラ続いている習慣、
無いでしょうか?
「なんとなく」はじめて
「なんとなく」続いているものは
無いでしょうか?
新たな前進のためには、
まずは自分のやっていることを
「本当に必要だろうか?」
と問い直すことです。
あまり意味のないものは
思い切って「廃止」するのも
重要なことです。
私自身がさらに
多くの方のお役に立つためにも、
2019年度からのイベント「精査」に
取り組みたいと思います。
ではまた!
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