文章を書く際は
「誰に」「何を」伝えて、
「どういう」行動を取って欲しいかを
明確にせよ!
「らしくない」お店に、
行ってきました。
ちょうど私、いま東京出張中なのですが
その合間に
嫁と表参道のカフェに行ってきたんです。
行ったのは
Q-pot Cafe(キューポットカフェ)表参道本店。
(お店写真は公式サイトから)
☆公式サイト
https://www.q-pot.jp/shop/cafe/
嫁と一緒じゃないと
なかなか行けないお店です。
このお店、
もともと「スイーツ」を
モチーフにした「Q-pot」という
アクセサリーショップが
もとになっています。
美味しそうでなおかつ
カワイイ。
そんなアクセサリーを作った所、
女性に大人気のお店になったのですね。
Q-potでアクセサリーを
実際に再現したのが
このカフェなのです。
カワイイスイーツが出迎えてくれます。
(写真は公式サイトから)
店内はスイーツの柄の壁紙が。
いまはバレンタインデー期間に入り、
ハートも飛び交っています。
来ているお客は9割女性。
ワイワイにぎわっています。
…私、けっこう場ちがいです 笑
嫁と一緒じゃないと
絶対こないお店ですね。
明確に、
来るお客を選ぶお店です。
私のような男性・社会人は
ほとんど入りにくい場所です。
実はこれって、経営上
大事な視点です。
Q-pot cafe表参道本店は
お客を明確に絞り込んでいます。
だからこそ、
女性で賑わうお店になっているのです。
しかも、単価はけっこう高いです。
紅茶とスイーツのセットで
1,500円くらいします。
それでもお店がやっていけるのは、
明確にお客を絞り込んでいるからですね。
実は
「みんなに来てほしい」
というお店って、
結局誰からも来てもらえないのです。
Q-POT cafe本店って、
ホント男性1人では
行きにくいでしょう。
明確にお客を絞り込むからこそ、
相手にメッセージを伝えられるのです。
お客を絞り込むからこそ、
金額が高くても
買ってもらえるのです。
文章を書く際も「絞り込み」が大事!
実は文章を書く際も
「誰に」書くか、というのが
重要なのです。
これ、
「戦略ドメイン」という
フレームワークです。
企業が「お客」を絞り込む際に
使える方法です。
戦略ドメインとは
次の3項目を考えることを
意味します。
Who?(誰に)
What?(何を)
How?(どのように)
この3つ、
すごく基礎的な内容に見えますが、
とっても役立ちます。
Q-Pot Cafeの本店の
戦略ドメインはどのようなものでしょうか?
私なりに考えてみました。
Who?(誰に)
カワイイものが好きな、若い女性
(特にQ-Potのアクセサリーを持っている人)
What?(何を)
カワイイ スイーツいっぱいのカフェ
How?(どのように)
女友達と来やすい空間に、
オシャレなスイーツ・食器を用意する
Q-Potの場合は
このように絞り込んでいるのですね。
表参道という
流行の先端地域に出店していることも
重要なポイントです。
これらが明確だからこそ、
尖った魅力を発揮できるのです。
私が行くと
「場違い」感があるというのが、
尖っている証拠だと言えるでしょう。
Q-pot Cafeも、
尖っているからこそ
対象とするお客に
「このカフェ、私向けのカフェだ!」
と気づいてもらえるのです。
現に、うちの嫁はそんな一人。
高校生のころに
雑誌でQ-pot Cafeの紹介記事を
読んだそうです。
「いつか、東京に行ったら行きたい…」
そう思ったそうです。
この夢が10年越しで
ようやく実現したそうです。
嫁の心にそれだけ強い印象を与えられたのは
まさに「戦略ドメイン」の
「Who」を明確にしていたからなのです。
でも、ほとんどのカフェは
「みんな」に来てほしい、と言っています。
だからこそ、
ダサくなり、
誰も来なくなってしまうのです。
文章を書く際も「戦略ドメイン」を使え!
文章も同じです。
文章も、書く前に
「戦略ドメイン」を
考えてみたほうが良いのです。
つまり、
次の3つを自問する、
ということです。
この3つが特に役立つのは チラシや宣伝文で 「みんな」に向けた宣伝文って、 「みんな、来てね!」 そうではなく、 例えば、こんな感じに↓ 「札幌駅そばの会社で働いていて、 こういうふうに 「え、オレのこと?」 と気づいてもらえるのです。 その上、絞り込むほど 現に、このキャッチコピーを 「これって、私も近いんじゃないかな…」 絞り込むからこそ、 そんなわけで、 今日のポイントです。 お役に立てば幸いです! ☆さらに詳しく聞きたいという方は ではまた!
Who?(誰に向けて書くか・誰が読むか)
What?(何を伝えるか)
How?(読み終えたあと、
どのように行動してほしいか)
「チラシ」や宣伝文を書く場合です。
一番ダメなのは
「みんな」に来てもらおう、
とすることです。
ホントつまらないですよ。
「お誘い合わせの上、
皆さんでお越しください」
なんて言われると、
誰かれ構わず声をかけているようで
ちょっと行く気がなくなるのです。
明確に絞り込んだ相手に
伝えるほうが
相手の心の響くのです。
年収1,000万円を目指して
ハッピーになりたい方、必見です!」
絞り込んだほうが
相手に響きます。
「そうじゃない」人にも
響くようになるのです。
使ってみると、
「大通駅そばの会社」で働いる人にも、
また「年収700万円」を目指す人にも
響くんです。
「私もいきたいな・・・」
そう思ってもらえるのですね!
「戦略ドメイン」を考えてから
文章を書くと、いいですよ!今日のポイント!
文章を書く際は
「誰に」「何を」伝えて、
「どういう」行動を取って欲しいかを
明確にせよ!
・・・・・・・・・・・・・・・
こちらからお気軽にどうぞ!
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