こんにちは、
作文・論文アドバイザーの
藤本研一です。
いま私は札幌から戻り、
兵庫の実家に戻っています。
子どもの頃から過ごしていた場所に戻ると、
昔の記憶がよみがえってきます。
子どもの頃の懐かしい思い出と
嫌な思い出が
一緒くたになって戻ってくるのです。
なかなか、
不思議な感覚です。
でも、
この感覚にひたれるのは
帰省しているときだけ。
精一杯楽しみたいと思っています。
私は札幌で仕事をしています。
故郷を離れて仕事をしていると、
「生まれ故郷」でずっと生活している人の
思いがわからなくなります。
そのため私は、
「生まれ育ったところにずっといたい」
という思いをあまり感じずに来ていました。
地方に行くと、
「地方を出たい」という人と
「地方を出たくない」という人に別れます。
これ、一体
何が分かれ目なのだろうと思います。
ただ、一つ言えるのは、
「地方を出る」からこそ出来ることがあるのです。
逆に、
「地方に残る」からこそ出来ることもあります。
地方に残る人も、
地方を出た人も、
それぞれの立場でしかできないことがあります。
だから
「地方にしかいれない」とか、
「地方に残りたいけど外にでざるを得ない」
というのではもったいないと思います。
地方にいても
いなくても、
それぞれの立場でしか
見れないことがあります。
私は札幌で
「外から」来たからこそ
見える視点を提供していきたいと思っています。
関西人という視点であったり、
東京で大学・大学院生活を送った視点であったり。
・・・というのも、
先日に会った方から次の話を聞いたからです。
「家にお金がないから
大学に受かっていたけど、
大学に行きたいと言い出せず、
地元の公立の看護学校に進学することにしたんです。本当は地元を出て
東京に行きたかったんだけど・・・」
そういう話を聞くと、
地元を出ることができた人間としての
責任を感じます。
地方を出たいと思っていても、
地元に残らざるをえない人もいます。
かといえば、
本当は地元にいたいのに
地元を離れざるを得ない人がいます。
だからこそ、
「今の自分でしかできないことは何か」
「今の自分でしか提供できない価値は何か」
考えていきたいのです。
見方によっては
私は地元を捨てた人間でもあります。
見方を変えれば
札幌まで稼ぎに来ている人間でもあります。
でも。
だからこそ出来ることがある。
だからこそ提供できる価値がある。
それを信じています。
自分に当てはまるだけでなく、
あなたにも当てはまることだと思っています。
自分でなければ
提供できない価値がある。
多くの方に出会うにつれ
それを感じるようになりました。
いま自分に自信が無い方もある方も、
「自分でなければ提供できない価値は何か」
考えていきましょう。
すると
今年2017年がもっと素晴らしいものになるはずです。
ではまた!
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