リメイク版『オリエント急行殺人事件』は風景が美しい。ストーリーを知っているからこそ、細かい点に気付ける!

今日のポイント
大事なのは事前の「勉強」。
事前に少し調べておくことで
理解が深まる!より楽しくなる!

 

先日、
『オリエント急行殺人事件』を観てきました。

あのジョニー・デップが
「殺される役」で出てきます。

もったいないキャストの使い方。
豪華な映画です。

 

この映画、
実はリメイクです。

 

小説版は読んでいませんが、
以前DVDで借りて観ていました。

 

今回のリメイク版も
観てきました。

☆以前のものは1974年です
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E6%80%A5%E8%A1%8C%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6_(1974%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)

 

基本的に、オープニングの部分と、
「謎解き後」以外はあまり
変化していません。

 

リメイクということは
「ストーリー」も「犯人」も、
観る前からわかっています。

 

でも、やっぱり
面白かったですね。

 

アガサ・クリスティーが考えたミステリーなので
細部にもこだわりが感じられます。

ただ、今回感じたのは
「ストーリー」以上に
「風景」です。

 

イスタンブールから
ユーゴスラビアの山間などを
汽車が走っていきます。

 

景色が、いちいち美しいんです。

 

 

印象深いのは
夕日です。

 

冒頭での
イスタンブール出発のときにも夕日が出ます。

最後の「謎解き」後のシーンにも
夕日が出てきます。

 

どちらも、
白い雲に夕日が照り映える感じが
最高でした。

 

 

この映画、
いわば夕日で始まり、
夕日で終わる映画と言えるでしょう。

 

旅行気分の感じられる映画でした。

 

ちょっと前まで、
映画はほぼ100%「ストーリー」
重視で観ていました。

 

が、最近、考えが変わりました。

 

「ストーリー」以上に
「風景」を観るようになったのです。

 

映画を観ると

「この場所、キレイだな〜。
行ってみたいな〜」

と思うことがあります。

 

実は映画って
「ストーリー」だけを追っていると
気づけないことがあるのです。

 

今回リメイク版の
『オリエント急行殺人事件』を観て
余計にそう感じました。

 

ポイントは
一度自分が「ストーリー」なり
中身なりについて知っているか否か、
でしょう。

 

典型的な例は
落語です。

「古典落語」のネタは
数百しかありません。

現在でも演じられているネタは
それこそ一部しかありません。

 

毎日のように落語を聴いていたら、
「知っている」ストーリーばかりになってしまいます。

 

でも、ストーリーを知っているからこそ
演者ごとの細かい違いに気付けるのです。

 

ストーリーだけを追っている状態は
まだまだ映画なり
落語なりを理解したことにはならないでしょう。

 

ストーリーも知った上で
それでも楽しめる映画なり落語こそ
いい作品なのだといえます。

このように
「ストーリー」を知っておくのは
「勉強」です。

 

今日のポイントはこちらです。

今日のポイント
大事なのは事前の「勉強」。
事前に少し調べておくことで
理解が深まる!より楽しくなる!

 

何かを行う前、
一度「勉強」してみることです。

 

すると、他の人とは違う点を
見つけることができます。

「勉強」というのが
大げさなら
「検索する」ともいえます。

オリエント急行殺人事件については
ネットで探せば「ネタバレ」は
死ぬほど載っています。

 

でも、今回のリメイク版、
ストーリーを知っていても
(知っているからこそ)
楽しめるものとなっています。

 

ぜひ映画を観る際、
落語を聴く際、
なにかを行う際、
ちょっと「勉強」してみる、
ちょっと「検索」してみる習慣を付けてみてください。

 

そのほうがより理解が深まります。
より楽しめるようになるのです。

ではまた!


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